授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2020年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 水/Wed 3,水/Wed 4
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department システム理化学科化学生物システムコース
対象学年/Year 2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 システム理化学科
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 物理化学B/Physical Chemistry B
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 中野英之
時間割コード/Registration Code J4058
連絡先/Contact 中野英之(教員室:H409, 電話番号: 0143-46-5753, E-mail: nakano(at)mmm.muroran-it.ac.jp  (at)は@に置き換えてください)
オフィスアワー/Office hours 中野英之(火曜日9:00-10:00,その他在室時は随時OK)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2020/09/11
授業のねらい
/Learning Objectives
幅広い物理化学分野のなかで、情報理論とも深い関わりをもつ分野である統計力学の基礎を理解する。さらに、分子間相互作用、固体、および多成分系の相図についても理解する。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.分子間相互作用を説明することができる。 (15%)
2.固体の結合および結晶に関わる基礎的な事項を説明することができる。(20%)
3.統計熱力学の概念を理解できる。(20%)
4.統計熱力学に関わる基礎的な関数の意味を理解し、応用できる。(30%)
5.混合物の相図を説明することができる。(15%)
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間):22.5時間
第1回:分子間相互作用(1):分子の電気的性質
第2回:分子間相互作用(2):分子にはたらく相互作用
第3回:固体(1):周期的な結晶格子、格子面の同定
第4回:固体(2):X線結晶学
第5回:固体(3):固体の結合
第6回:第1週~第5週の復習
第7回:運動の量子論:並進、振動運動、回転運動
第8回:統計熱力学(1):ボルツマン分布、配置と重み
第9回:統計熱力学(2):ボルツマン分布の導出
第10回:統計熱力学(3):分子分配関数
第11回:統計熱力学(4):分子のエネルギー
第12回:統計熱力学(5):正準アンサンブル
第13回:統計熱力学(6):内部エネルギーとエントロピー
第14回:単純な混合物(1):2成分系の相図
第15回:単純な混合物(2):3成分系の相図
定期試験

新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。
教科書
/Required Text
アトキンス 物理化学(上)(Peter Atkins・Julio de Paula (著)、中野元裕・上田貴洋・奥村光隆・北河康隆(訳)、東京化学同人?)(ISBN:9784807909087)
アトキンス 物理化学(下)(Peter Atkins・Julio de Paula (著)、中野元裕・上田貴洋・奥村光隆・北河康隆(訳)、東京化学同人?)(ISBN:9784807909094)
成績評価方法
/Grading Guidelines
100点満点の定期試験で評価する。60点以上を合格とする。
各到達度目標は、定期試験において論述問題および計算問題を出題し達成度を評価する。

新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。
履修上の注意
/Notices
講義の進行時期および順序は教科内容の習熟度合いや内容充実などのために変更する場合がある。
不合格の場合は再履修となる。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照
関連科目
/Related course
物質変換論、物理化学A、物理化学C、物理化学D
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
・本講義を効率良く理解するためには予習を行うことが必要である。
・講義後には教科書の演習問題を解いて、理解を確認すること。
・適宜演習問題を与えるので、講義内容を復習して各自問題に取り組むこと。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
該当なし
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
該当なし
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし