授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2020年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 水/Wed 5,水/Wed 6
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department システム理化学科
対象学年/Year 2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 システム理化学科
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 統計的データ分析(Aクラス)
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 澤口直哉
時間割コード/Registration Code J4030
連絡先/Contact 澤口直哉(Y607 / 0143-46-5673 / nasawa(at mark)mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 澤口直哉(月曜日 14:40-17:45 / 木曜日 13:00-14:25)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2020/09/12
授業のねらい
/Learning Objectives
理学的専門分野で必要となる統計処理の基礎を体得し、概念を理解した上でその応用として該当分野における使い方を学ぶ。授業を修めた時にはそれぞれの専門領域におけるデータ処理や解析において統計的な考え方、手法を的確に適用できるようになる。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1 データの分布、平均、分散を理解できる。
2 統計的推測を説明できる。
3 データを統計的に処理できる。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間): 22.5時間
1回: ガイダンス、有効数字の意味
2回: 物理物質分野におけるデータとその特徴
3回: 箱ひげ図とヒストグラム
4回: 平均の意味と分散
5回: 多変量解析における相関関係と散布図
6回: 共分散と相関係数
7回: 最小2乗法による回帰係数の導出と残差
8回: データ分布、相関関係のまとめと到達度考査
9回: 統計的推測
10回: 母集団と標本
11回: 区間推定
12回: t分布と区間推定
13回: 正規分布と有意水準
14回: 標本平均の分散
15回: 統計的推測、検定、標本平均のまとめと到達度考査

新型コロナウイルス感染症の感染状況に応じ、履修生へ十分周知の上で授業計画・授業実施方法を変更することがある。
参考書等
/Required Materials
計測における誤差解析入門 John R. Taylor著 ; 林茂雄, 馬場凉訳  東京化学同人 2000(ISBN:9784807905218)
統計学入門 東京大学教養学部統計学教室編  東京大学出版会 1991(ISBN:9784130420655)
挫折しない統計学入門 : 数学苦手意識を克服する 浅野晃著  オーム社 2017(ISBN:9784274220128)
教科書・参考書に関する備考 必要に応じて資料を配付する。
成績評価方法
/Grading Guidelines
目標1については、8回目に実施する考査により到達度を測る。
目標2については、15回目に実施する考査により到達度を測る。
目標3については、14回の後に提出するレポートにより到達度を測る。
考査2回(30点満点x2)とレポート(40点満点)の総合で60%以上を合格とする。
不合格者は再履修すること。

新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。
履修上の注意
/Notices
2年生前期に履修する確率論の内容を十分に理解しておくこと。
 
教員メッセージ
/Message from Lecturer
統計学と誤差論を起点に、物理物質コースで求められるデータ分析の基礎を講義する予定である。当科目を学修後は、誤差や平均値をそれらの意味を理解した上で扱えるようになることが1つの目的である。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照
関連科目
/Related course
データサイエンス入門、プログラミング入門、確率論、線形代数、微分積分、
理工学情報演習、統計力学
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
小テーマごとの復習が重要であり考査や振り返りで確認する
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
なし
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
数学的知識を応用し,統計に必要な概念を理解する
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満