開講学期/Course Start | 2020年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 金/Fri 1,金/Fri 2 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | システム理化学科 |
対象学年/Year | 2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 システム理化学科 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 振動・波動論(Bクラス)/Vibration and Wave |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 柴山義行 |
時間割コード/Registration Code | J4017 |
連絡先/Contact | 柴山義行(K210,yshibaya@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours |
柴山義行(前期:毎週火曜日:13:00~14:00 (この時間帯以外でも,ご連絡くだされば時間調整いたします) 後期:毎週月曜日:10:30~12:30 (この時間帯以外でも,ご連絡くだされば時間調整いたします)) |
実務経験/Work experience |
更新日/Date of renewal | 2020/04/17 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
一定の状態で同一の状態を繰り返す現象を振動といい、この振動状態が時間とともに物質や空間中を伝わる現象を波動という。我々の身の回りや自然界に見られる振動や波動を起こす原因は多様であるが、数学的には同じ形式で表されているものが多い。振動や波動の数学的表現を学び、その意味を理解することを目的とする。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1. 異なる系で見られる単振動が共通の数学的表現で表されることを理解する。(15%) 2. 単振動のもつ基本的な性質を数式で表し、理解することができる。(10%) 3. 単振動や減衰振動の運動方程式を解き、物理的に意味のある解を導くことができる。(40%) 4. 強制振動と共鳴の基本的な性質が理解できる。(5%) 5. 波動方程式を用いて波の性質、特に重ね合わせの原理とその解の性質が理解できる。(10%) 6. 波の固定端および自由端での反射を図を用いて説明できる。(10%) 7. 正弦波の基本的な性質を説明できる。(10%) 8. 解いた結果から何が言えるかを考える習慣を身につける。 |
授業計画 /Course Schedule |
新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法を変更する可能性があります。 総授業時間数(実時間):22.5時間 第1回:ガイダンス(授業の進め方と成績評価方法等の説明)、数学的な準備1(演習問題によるこれから利用する数学の確認) 第2回:数学的な準備2(複素数と複素平面)、いろいろな単振動1(バネの振動) 第3回:いろいろな単振動2(振り子[単振り子と実体振り子]の運動、LC回路の電気振動) 第4回:いろいろな単振動3(極小を持つポテンシャル中の微小振動、等速円運動する質点の正射影の運動) 第5回:単振動(運動方程式の解法、周期とエネルギー) 第6回:単振動の合成とうなり 第7回:減衰振動(運動方程式の解法) 第8回:強制振動と共鳴 第9回:連結振動 第10回:波と波動方程式(用語の定義、波の基本的な性質、波動方程式の導出) 第11回:波の反射(固定端と自由端) 第12回:正弦波、平面波と球面波 第13回:波の干渉と定常波 第14回:平面波の複素数表示 第15回:まとめ(「学生による授業評価」を含む) 定期試験 この科目では,Moodleで提供する各種教材による予習,復習を必要とする。 |
教科書 /Required Text |
物理学 三訂版(小出昭一郎著、裳華房)(ISBN:9784785320744) |
参考書等 /Required Materials |
振動・波動(小杉正男著、裳華房)(ISBN:9784785320881)
振動・波動演習(有山正孝編、裳華房)(ISBN:9784785321291) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法を変更する可能性があります。 ・定期試験及び小テストまたはレポートで評価し、100点満点で60点以上を合格とする。 ・目標1~7の達成度評価は、定期試験及び小テストまたはレポートで出題される問題によって行う。 ・目標8は努力目標とし、成績評価には含めない。 ・不合格者に対する再試験は実施しない。 |
履修上の注意 /Notices |
・新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法、成績評価方法、履修上の注意を変更する可能性がある。 ・この科目では授業の出席(含 遠隔(オンライン)講義)を必要とする。 ・授業に関する連絡は,授業中で行うとともに,必要に応じてMoodleにも掲載する。 ・不合格者は次年度以降に、再履修すること。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照 |
関連科目 /Related course |
物理学A、物理学B、物理学C、物理数学(物理物質コース科目) |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
本授業では、E-learnigシステムMoodleで提供される教材による、自己学習を必要とする。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
取り上げた課題に対して、Think-Pair-Shareによるグループ学習を実施する予定であったが、新型コロナウイルス感染症の感染予防のため,グループ学習は実施しない。 |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
物理学A、物理学B、物理学Cで学んだ振動や波動分野の知識と結びつけた総合的な学習を行う。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |