授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2020年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 水/Wed 5,水/Wed 6
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department システム理化学科
対象学年/Year 1年,2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 システム理化学科
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 微分積分B(Eクラス)
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 黒木場正城
時間割コード/Registration Code J2058
連絡先/Contact 黒木場正城(kurokiba@mmm.muroran-it.ac.jp(緊急時のみ))
オフィスアワー/Office hours 黒木場正城(木曜日11:00-12:40)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2020/04/20
授業のねらい
/Learning Objectives
●理工学部のどの課程でも必要となる数学の基礎知識の1つである微分積分学に関する内容を講義する。
●微分積分Bでは1変数関数の積分法および多変数関数の極限・連続性・偏微分法を理解することを目的とする。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1. 1変数関数の2つの積分、定積分・不定積分の概念と性質を理解し、計算することが出来る。
2. 置換積分法や部分積分法を用いて、与えられた関数に対して、定積分、不定積分を求めることが出来る。
3. 広義積分の概念を理解し、与えられた広義積分の収束・発散を調べることが出来る。
4. 多変数関数の極限や連続性について理解することが出来る。
5. 偏微分・全微分の概念を理解し、計算と応用が出来る。
6. 多変数関数の極値を求めることが出来る。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間):22.5時間

第1回:1変数関数の定積分の定義と性質
第2回:1変数関数の定積分の性質と存在性
第3回:1変数関数の不定積分の定義と微分積分学の基本定理
第4回:1変数関数の積分の計算1(置換積分法と部分積分法)
第5回:1変数関数の積分の計算2(有理関数の積分)
第6回:1変数関数の積分の計算3(有理関数の積分への帰着)
第7回:広義積分
第8回:1回から7回の講義内容の復習と中間試験
第9回:2変数関数の極限と連続性
第10回:偏導関数の定義と性質
第11回:全微分の定義と性質
第12回:連続・偏微分・全微分の関係
第13回:合成微分と高次導関数
第14回:Taylor展開とMaclaurin展開
第15回:極値問題
定期試験

・授業時間の関係で計算問題を解く時間が不足がちになる。計算力をつけるために教科書の例題、練習問題に取り組もう、不明な点はオフイスアワーの利用、受講者同士の議論を行って計算力をつけよう。
・新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性がある。
教科書
/Required Text
微分積分(高坂 良史・ 加藤 正和・黒木場 正城・高橋 雅朋 共著、学術図書出版社)(ISBN:9784780606447)
教科書・参考書に関する備考 授業中に適宜、参考書などを紹介する。
成績評価方法
/Grading Guidelines
・中間試験と定期試験を行う。
・中間試験40%、定期試験60%の割合で100点満点として評価する。そのうえで60点以上を合格とする。
・各到達度目標は中間試験、定期試験において定義、計算問題などを出題し達成度を評価する。
・新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性がある。
履修上の注意
/Notices
・中間試験の掲示には注意するようにしてください。
・不合格者に対し、再試験を行うことがある。
・最終的に不合格になった者は、再履修すること。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
講義での疑問点などは、そのままにせずに気軽に質問して下さい.
特にオフィスアワーのシステムを効果的に利用しよう.
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照
関連科目
/Related course
1年次前期の微分積分Aを学んでいることを前提として講義を行う。
2年次前期の微分積分Cにおいても微分積分A・Bを用いて重積分・微分方程式を学ぶ。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
・授業時間の関係で計算問題を解く時間が不足がちになる。計算力をつけるために教科書の例題、練習問題に取り組もう、不明な点はオフイスアワーの利用、受講者同士の議論を行って計算力をつけよう。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
講義中の質問を推奨する。
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
微分積分Aで学んだ知識や次年度の微分積分Cで学ぶ事項と関連させながら講義を行う。
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%