開講学期/Course Start | 2020年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 水/Wed 3,水/Wed 4 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 創造工学科 |
対象学年/Year | 1年,2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 創造工学科 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 物理学B(前半8週・Aクラス) |
単位数/Number of Credits | 1.0 |
担当教員名/Lecturer | 高野英明 |
時間割コード/Registration Code | J2021 |
連絡先/Contact |
高野英明(居室:教育・研究2号館Q棟Q205室, Tel: 0413-46-5617, E-mail: takano@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 高野英明(火曜日16:00-18:00 (居室にいるときは対応可能です)) |
実務経験/Work experience |
更新日/Date of renewal | 2020/09/02 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
現実の物体は広がりを持っており、複雑な運動を行う。物理学Bでは最初に広がりを持つ質点系の運動を概観し、質点の運動との相違点とその特徴を理解する。次に、変形のない剛体の運動の具体例を学習する。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.質点系の重心運動と相対運動について理解し、代表的な問題を解くことができる(10%)。 2. 運動量保存則と角運動量保存則について理解し、代表的な問題を解くことができる(20%)。 3. 固定軸のまわりの剛体の運動について理解し、代表的な問題を解くことができる(40%)。 4. 簡単な系の慣性モーメントを計算できる(30%)。 5. 解いた結果から何が言えるかを考える習慣を身につける。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間):12時間 第1回:ガイダンス(授業計画,成績評価方法),2体問題の復習 第2回:質点系の重心運動(重心の並進運動と回転運動) 第3回:剛体とそのつり合い(力のモーメント[ベクトルの外積の導入]) 第4回:固定軸のまわりの剛体の運動(回転の運動方程式と慣性モーメント) 第5回:慣性モーメントに関する定理と計算(離散集合体の場合) 第6回:慣性モーメントの計算(連続体の場合) 第7回:剛体の平面運動(実体振り子と斜面を転がる物体) 第8回:まとめ(「学生による授業評価」を含む) 定期試験 ※授業で学んだ事柄について、その日のうちに自己学習により復習すること。 本授業では、E-learnigシステムMoodleで提供される教材による自己学習を必要とする。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。 |
教科書 /Required Text |
物理学 3訂版(小出昭一郎著、裳華房)(ISBN:9784785320744) |
参考書等 /Required Materials |
基礎的な参考書:数学と一緒に学ぶ力学(原康夫著、学術図書出版社)(ISBN:9784780600735)
アドバンスな参考書:一般力学(山内恭彦著、岩波書店)(ISBN:9784000050203) |
教科書・参考書に関する備考 | 特になし |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
・定期試験で評価し、100点満点で60点以上を合格とする。 ・目標1~4の達成度評価は、定期試験で出題される問題によって行う。 ・目標5は努力目標とし、成績評価には含めない。 ・不合格者には再試験を1回のみ実施し、60点以上(100点満点)の成績をもって合格とする。 ・再試験で合格の場合の成績は60点とする。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。 |
履修上の注意 /Notices |
不合格者は次年度以降に、再履修すること。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
多くの理工系大学では、専門分野によらず大学1年次の物理学は必修になっています。これは物理学での見方・考え方が普遍的に重要だからです。大学で学ぶ微積分をベースとした物理学は、高校での物理学と勝手が異なり、勉強が大変ですが、時間をかけてじっくり学ぶ価値があるものです。 物理学Bでは、多数の質点の運動や剛体の運動について学びますが、これにより私たちの周りにある物体の運動をより正確に理解・記述できるようになります。また、物理学Aで学んだ質点の運動の理解もより深まります。 物理学は授業を聞いただけでは理解は深まりません。皆さんの主体的な自学・自習が不可欠です。また、私自身の経験から、最初からすぐ理解できたというよりは、友人や教員にきいてようやく理解できたことが数多くありました。分からないことは遠慮なく質問して下さい。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照 |
関連科目 /Related course |
物理学A、物理学C、工業物理基礎実験 |
備考 /Notes |
特になし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
本授業では、E-learnigシステムMoodleで提供される教材による自己学習を必要とする。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
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Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
本授業で扱う数学は高校数学を基礎としており、物理現象(物体の運動)を数学を用いて理解する総合的な学習を行う。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |