開講学期/Course Start | 2020年度/Academic Year 後期/Second |
---|---|
開講曜限/Class period | 水/Wed 1,水/Wed 2 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 情報電子工学系学科 |
対象学年/Year | 3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 送配電工学/Electric Power Transmission and |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 佐藤孝紀 |
時間割コード/Registration Code | C4708 |
連絡先/Contact | 佐藤孝紀(F309-1, 0143-46-5506, ksatoh@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 佐藤孝紀(水・金曜日(12:00~12:40)) |
実務経験/Work experience |
更新日/Date of renewal | 2020/08/20 |
---|---|
授業のねらい /Learning Objectives |
電気エネルギー伝送路を構成する送配電ネットワーク、送配電・変電機器、およびこれらの制御や運転について学び、電気エネルギー伝送技術の基本を理解する。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.送配電システムの構成、使用される機器とその運転・制御について学ぶ(理解力60%)。 2.送配電システムの解析について学ぶ(理解力20%、計算力20%)。 |
授業計画 /Course Schedule |
総時間数:1.5時間×15回=22.5時間 第1週 ガイダンス,電力系統と送電・配電1(電気エネルギー,技術史) 第2週 電力系統と送電・配電2(系統の基本構成,送電電圧) 第3週 電力系統と送電・配電3(交流送電,直流送電,送電網) 第4週 送配電線路1(送電網,架空送電線路) 第5週 送配電線路2(架空送電線路,地中送電線路) 第6週 変電所(役割,構成,機器,機能) 第7週 変電所(変成器,運転・制御,事故対応,交直変換所) 電力の伝送特性1(等価回路,電圧降下,電圧変動率) 第8週 電力の伝送特性2(電圧降下,電圧変動率,フェランチ効果,電力損失) 第9週 電力の伝送特性3(送電電圧と送電電力、力率改善) 故障計算1(故障,単位法,単相回路) 第10週 故障計算(故障、三相交流と対象座標法) 第11週 故障計算(対象座標法による故障計算の実例)、安定度(定態安定度) 第12週 安定度と送電容量(過渡安定度、送電容量) サージと絶縁(雷サージ、開閉サージ、絶縁対策、絶縁協調) 第13週 保護継電方式(保護継電器、送電線の保護、母線の保護、変圧器の保護、発電機の保護) 直流送電(仕組みと方式、変換器、運転と制御) 第14週 送配電事業の実際(1月22日) 第15週 誘導と電波障害(静電誘導、電磁誘導、コロナ、電波障害) 配電(負荷と設備計画、事故対策、高調波障害) まとめと将来展望 ・シラバスに沿って教科書の該当部分を予め理解した上で授業に参加すること。 ・授業時間内に小テストを実施するので、準備すること 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。 |
教科書 /Required Text |
送電・配電 道上勉執筆 電気学会 2001(ISBN:4886862284) |
参考書等 /Required Materials |
電気エネルギー伝送工学 松浦虔士編著 オーム社 1999(ISBN:4274131831) |
教科書・参考書に関する備考 | 必要な資料を授業中に適宜配布する。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
定期試験および4回の小テストの結果を総合し、100点満点中60点以上を合格とする。なお、定期試験と小テストの割合は、それぞれ60%および40%である。再試験は行わない。目標1.小テスト,定期試験において論述問題を出題し評価する. 目標2.小テスト,定期試験において論述問題と計算問題を出題し評価する. 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。 |
履修上の注意 /Notices |
第1週目の授業で説明する。 理工系国立大学生としてのモラルを再認識して、授業に参加する。(私語をしない。遅刻・早退は原則として認めない。予習・復習を行い、積極的に授業に参加する) 小テストおよび定期試験において関数電卓の使用を認める。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
電気主任技術者の資格に関係する科目であるので、予習と復習を十分に行って理解を深めるよう心がけて頂きたい。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
学習目的のうち (B)「電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を修得する」 に関連する。 |
関連科目 /Related course |
電気回路Ⅰ~Ⅲ、高電圧工学、電力発生工学、電磁エネルギー変換工学、電気機器学 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
Moodleで授業の資料及び演習問題(解答付)を提示するとともに、4回の小テストを実施し、自己学習をすすめる。 |
---|---|
Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%未満 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
該当なし |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
該当なし |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |