授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2020年度/Academic Year  前期/First
開講曜限/Class period 他/Oth.
授業区分/Regular or Intensive 集中講義
対象学科/Department 情報電子工学系学科
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 卒業要件外科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 演習科目
授業科目名/Course Title ユーザセンタードデザイン演習
単位数/Number of Credits 1.0
担当教員名/Lecturer 木塚 あゆみ,佐藤和彦
時間割コード/Registration Code B4336
連絡先/Contact 佐藤和彦(教員室:V502 連絡先E-mail: kazu[at]mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 佐藤和彦(水曜日 10:25~11:55 )
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2020/04/16
授業のねらい
/Learning Objectives
ソフトウェアや情報システムの開発において,それが使われる環境やユーザを
意識した視点をもち,インターフェースや仕様に関するニーズ・要求・制限等に
注意を払ってデザインを行える能力を養う。

他大学の学生と合同で演習課題に取り組むことで,自分たちには無い視点や
考え方を知り,より広い視野を持って考える力を養う。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
目標1.フィールド調査やインタビューなどにより,実際のユーザからニーズや要求を収集することができる。

目標2.ユーザ視点に立ったニーズ調査,要求分析を行うことができる。

目標3.自身で行った調査や分析の結果をもとに,ユーザ視点でのデザインを行うことができる。

目標4.グループの一員として協力しながら課題に取り組むことができる。
授業計画
/Course Schedule
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新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、
授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。
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本演習は他大学と合同で実施される合宿形式の集中講義です。参加大学の学生が参加し,一緒にグループを組んで課題に取り組みます。

【合同夏合宿の日程(予定)】
1日目:8月30日(日) ユーザセンタードデザイン演習 第1回~第5回
2日目:8月31日(月) ユーザセンタードデザイン演習 第6回~第10回
3日目:9月1日(火) ユーザセンタードデザイン演習 第11回~第15回
4日目:9月2日(水) ビジネスシステムデザイン基礎演習 第1回~第5回
5日目:9月3日(木) ビジネスシステムデザイン基礎演習 第6回~第10回
6日目:9月4日(金) ビジネスシステムデザイン基礎演習 第11回~第15回

【ユーザセンタードデザイン授業計画】
総授業時間数(実時間):22時間30分
第1回 ガイダンス,課題説明,グループ作成,アイスブレーク
第2回~第5回 フィールド調査
第6回~第8回 要求分析,グループディスカッション,アイデア設計
第9回~第13回 アイデア具体化(シナリオ/ジオラマ作成),プレゼン準備
第14回~第15回 成果発表,ふり返り

本演習では,大学を出てのフィールドワークなども予定しています。

成果発表ではフィールドワークなどの「調査結果」,グループで検討した「提案内容」,具体化された成果物の「デモンストレーション」,そしてメンバーの「役割分担・貢献」について発表してもらいます。
教科書・参考書に関する備考 本演習に必要となる教材や資料は,演習の中で適宜配布します。
成績評価方法
/Grading Guidelines
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新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のも
と、成績評価方法は変更する可能性があります。
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最終日に行う成果報告会での発表内容により評価する。100点満点中60点以上を合格点とする。

目標1は,成果発表の「調査結果」によってユーザ視点での情報収集が行われているかを評価する。
目標2は,成果発表の「提案内容」によって想定ユーザの視点から分析が行われているかを評価する。
目標3は,デザインされた成果物の「デモンストレーション」によって評価する。
目標4は,成果発表の「役割分担・貢献」によって評価する。
履修上の注意
/Notices
この演習はenPiT教育プログラム専用の科目です。履修するためにはプログラムへの参加申し込みが必要です。
enPiT教育プログラムは3年生以上を対象に,4月初旬に参加募集説明会を実施します。

【履修条件】
(1)enPiT教育プログラムは「コンピュータ知能学実験」の履修条件を満たした者が対象となります。従って,本科目の履修を希望する場合も,この要件を満たしている必要があります。
(2)本演習を履修するものは,別に開講される「ビジネスシステムデザイン基礎演習」も併せて履修すること。原則として一方のみの履修は認めない。
(3)その他,参加にかかる要件が別にある場合は,説明会及び掲示にて詳しく説明する。

不合格の場合は再履修すること。再履修する場合は,正規学年の学生と同様に出席すること。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
enPiTは,全国の40大学が連携大学としてそれぞれ独自のプログラムを開講して実施される大きな事業です。40の大学の下には,それに参加する参加大学がさらに存在します。最終的には全国100を越える大学の学生がenPiTを履修し,夏合宿やPBL演習などを通して実践的なスキルを修得します。
他大学の学生と,協力や競争をしながら目に見える形で学習できる貴重な機会ですので,ぜひチャレンジしてください。皆さんの参加をお待ちしています。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
この授業科目は情報電子工学系科(情報システム学コース・コンピュータ知能学コース)の学習目標の以下の項目に対応している。
・人[チームワーク力]他者と共同して仕事を進める能力を身につける。
・情報技術者「コンピュータサイエンス」情報工学の基礎知識と応用能力を身につける。
関連科目
/Related course
「ソフトウェア工学」「ビジネスシステムデザイン基礎演習」「情報システム学実験(enPiT課題)」
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
チームで協力しながら,ユーザ要求の収集と分析,それに基づいたユーザ視点でのアイデアデザインなどを進めていくことが求められる.
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
チームにより,与えられた課題の解決方法を探り,自分達で計画を立てて作業を進めていくProject-based Learningな演習である.
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%