開講学期/Course Start | 2020年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 金/Fri 1,金/Fri 2 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 情報電子工学系学科 |
対象学年/Year | 3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 電磁エネルギー変換工学/Conversion Engineering for |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 佐藤孝紀 |
時間割コード/Registration Code | B4308A |
連絡先/Contact | 佐藤孝紀(F309-1, 0143-46-5506, ksatoh@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 佐藤孝紀(水・金曜日(12:00~12:40)) |
実務経験/Work experience |
更新日/Date of renewal | 2020/04/17 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
電気エネルギーは,輸送が容易であるとともに、効率良く変換・制御できる特長を有し、広く用いられている。この授業では、電気エネルギー変換機器として、変圧器および直流機を対象とし、原理、特性およびそれに係る基本的な物理則を理解する。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.変圧器および直流機の理論とそれに係る物理則、特性を理解している。(知識力 40%) 2.1.に基づき,効率や特性の計算ができる。(計算力 30%) 3.変圧器および直流機の構造を理解している。(知識力 30%) |
授業計画 /Course Schedule |
総時間数:1.5時間×15回=22.5時間 授業計画 第 1 週 電磁エネルギー変換の基本法則 第 2 週 変圧器 (理想変圧器器:自己インダクタンス、励磁電流と磁束、励磁電流と磁束) 第 3 週 変圧器 (理想変圧器:一次・二次誘導起電力、ベクトル図、負荷接続) 第 4 週 変圧器 (実際の変圧器:漏れリアクタンス、励磁電流と鉄損、励磁アドミタンス) 第 5 週 変圧器 (実際の変圧器:ベクトル図、一変換および二次変換等価回路、無負荷・短絡試験) 第 6 週 変圧器 (構造、定格、特性:百分率電圧降下) 第 7 週 変圧器 (特性:電圧変動率、効率、無負荷損、負荷損) 第 8 週 変圧器 (極性、三相結線)、直流機 (発電機・電動機の原理) 第 9 週 直流機 (発電機・電動機の構造、整流、励磁方式、構造:界磁、電機子、ブラシ) 第10週 直流機 (電機子反作用、補償巻線、誘導起電力) 第11週 直流機 (トルク、電気−機械エネルギー変換、電動機の種類と特性 ) 第12週 直流機 (電動機の始動、電動機の運転、制動) 第13週 直流機 (直流機の損失・効率) 第14週 直流機 (発電機の種類と特性、電圧確立) 第15週 直流機 (電圧調整、運転方式) 第16週 定期試験 ・シラバスに沿って教科書の該当部分を予め理解した上で授業に参加すること。 ・授業時間内に小テストを実施するので、準備すること ※新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。 |
教科書 /Required Text |
電気機械工学 天野寛徳, 常広譲執筆委員 ; 電気学会通信教育会 [編] 電気学会 1985(ISBN:4886861628) |
参考書等 /Required Materials |
エネルギー変換工学 柴田岩夫, 三澤茂共著 森北出版 1990(ISBN:4627705700)
演習エネルギー変換工学 柴田岩夫, 三澤茂共著 森北出版 2002(ISBN:4627711417) |
教科書・参考書に関する備考 | 必要な資料を授業中に適宜配布する。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
定期試験(またはレポート)および4回の小テスト(またはレポート)の結果を合わせて,100点満点中60点以上を合格とする。なお,定期試験(またはレポート)および小テスト(またはレポート)の割合は,それぞれ60%および40%である。また、授業で課された演習問題を期限内に全て提出した者を評価対象者とする。 各到達度目標の評価方法は,次のように行う. 目標1.小テスト,定期試験において論述問題を出題し評価する. 目標2.小テスト,定期試験において計算問題を出題し評価する. 目標3.小テスト,定期試験において論述問題を出題し評価する. 再試験について 評価点が50~59点のものについて,再試験を実施する。ただし,与えられた課題を全て解答し,期限内に提出することが受験の条件である(提出されたものがコピーと判断される場合には受験資格を失う)。なお、再試験によって合格したものの評価点は60点とする。 評価点が50点未満のもの、および再試験で不合格となったものは再履修すること。 ※新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。 |
履修上の注意 /Notices |
前から詰めて着席する。1列あたりの人数差は1名以内。 出席確認:授業開始前にICカードリーダーにタッチすること。 理工系国立大学生としてのモラルを再認識して、授業に参加する。(私語をしない。遅刻・早退は原則として認めない。予習・復習を行い、積極的に授業に参加する) 小テストおよび定期試験において関数電卓の使用を認める。 ※授業で使用するスライド、演習問題等をMoodleを用いて配布する。 ※遠隔授業の出席確認はガイダンスで説明する。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
電気主任技術者の資格に関係する科目であるので、予習と復習を十分に行って理解を深めるよう心がけて頂きたい。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
「電気電子工学科の学習目標」との関連(◎:密接に関与、○:付随的に関与) A.自然現象を理解するための基礎となる数学・物理学の知識を習得する ○B.電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を習得する C.習得した知識を種々の問題に適用し、その結果を検討・評価する能力を修得する D.与えられた問題を解決するための実験を計画・遂行する能力を修得する E.自分の意見を論理的に整理し、他者に説明する能力を修得する F.他者と議論・協力して目標を達成する能力を修得する G.物事を自主的・継続的に学習する能力を修得する H.電気電子工学分野の技術が社会や環境に与える影響を考える能力を修得する |
関連科目 /Related course |
この科目の履修にあたっては、基礎電気回路、電気回路Ⅰ・Ⅱ、電磁気学Ⅰ・Ⅱを履修し、十分に理解していることが望ましい。また、この授業は電気機器学に関連する。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
Moodleで授業の資料及び演習問題(解答付)を提示するとともに、4回の小テストを実施し、自己学習をすすめる。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%未満 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
該当なし |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
該当なし |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |