開講学期/Course Start | 2020年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 火/Tue 1,火/Tue 2 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 情報電子工学系学科 |
対象学年/Year | 3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 技術者倫理(電電)/Engineering Ethics |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 青栁 学,長谷川弘治 |
時間割コード/Registration Code | B4301 |
連絡先/Contact |
青栁 学(居室 E305-1 Email: maoyagi@mmm.muroran-it.ac.jp) )
長谷川弘治(教員室:7号館4階 Y403 連絡事項がある場合は, オフィスアワーに来室してください. 電子メール:本人かどうか確認できないので,使用しないでください.Moodleの会話を利用してください. なお必須記載事項とのことですから,アドレスを記載します. khasegaw@大学共通アドレス ) |
オフィスアワー/Office hours |
青栁 学(情報電子工学系学科電気電子系コース掲示板のオフィスアワー一覧,または, http://www.muroran-it.ac.jp/ie/elec/electronics/elec/undergraduate/officehour.html を参照して下さい。 ) 長谷川弘治(Moodle のお知らせに記載しています. 情報電子工学系学科電気電子系掲示板のオフィスアワー一覧,または,http://www.muroranit.ac.jp/ie/elec/electronics/info/undergraduate/officehour.htmlを参照して下さい. ) |
実務経験/Work experience |
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更新日/Date of renewal | 2020/08/21 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
技術者倫理の基本概念を理解し、技術者として身につけなければならない基礎的な技術者倫理に関する知識を獲得する。そのうえで具体的な事例をとおして、技術者の判断が社会や環境に与える影響を理解し,倫理的ジレンマの解決方法を多様な価値観を踏まえ考察する。本授業では,講義、グループ討論、調査、分析、発表などを総合して技術者倫理を修得する。なお,技術者倫理には広い意味で研究者倫理を含める。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.技術および技術者の判断が社会や環境に与える影響や効果を認識し、技術者の専門職としての責任を理解することができる。【技術と社会・環境】(知識・理解)30% 2.多岐にわたる分野にかかわる技術者倫理を総合的に理解することができる。専門性と総合性】(知識・理解)20% 3.技術や技術者がかかわる倫理的な問題について,その解決をするために重視すべき価値や技術者としての態度を,個人はもとよりグループで認識することができる。【価値の多様性】(価値・態度) 20% 4.技術や技術者がかかわる倫理的な問題に対し、倫理的手法を用いて解決する道筋を選択することができる。判断力・問題解決能力】(能力・スキル)30% |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間):22.5時間 1. シラバスの説明、なぜ技術者倫理を学ぶのか 2. 各種事例を考える 3. 「倫理」とは(外部講師) 4. 内部告発を考える 5. 企業倫理とは何か(外部講師) 6. ヒューマンエラーと技術リスク 7. 事例研究(1)仮想事例 8. 技術者倫理の解決法 9. 事例研究(2)電気電子系の事例 10. グループ討論(1) 11. グループ討論(2) 12. 発表会(1) 13. グループ討論(3) 14. 発表会(2) 15. 発表会(3) (16. 定期試験) *本授業では,技術者倫理と研究倫理は個別に扱うものではなく,多くの事項は共有するものとして取り扱う。例:環境・生命への配慮,安全保障への対応,ガイドライン・倫理規定 *授業前に教科書の該当する章を読み,あらかじめ理解をすること。 *授業時間外では,社会情勢の情報を得る努力,学修する事例の背景調査,グループ内での討論など,自己学修をするように努力すること。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。 |
教科書 /Required Text |
「オムニバス技術者倫理 第2版」 オムニバス技術者倫理研究会編 共立出版 2015(ISBN:9784320071964) |
参考書等 /Required Materials |
新しい時代の技術者倫理 (放送大学教材) 札野順著 放送大学教育振興会 2015(ISBN:4595315708)
大学講義技術者の倫理入門 杉本泰治, 高城重厚著 丸善出版 2016(ISBN:9784621300169) 技術者による実践的工学倫理 : 先人の知恵と戦いから学ぶ 中村収三, 近畿化学協会工学倫理研究会共編著 化学同人 2013(ISBN:9784759815573) はじめて学ぶ技術倫理の教科書 今道友信, 札野順編 丸善 2008(ISBN:9784621079867) 技術倫理 : 日本の事例から学ぶ 佐伯昇, 杉本泰治編著 ; 科学技術倫理フォーラム編 丸善 2006(ISBN:4621077511) 誇り高い技術者になろう : 工学倫理ノススメ 黒田光太郎, 戸田山和久, 伊勢田哲治編 名古屋大学出版会 2012(ISBN:9784815807061) |
教科書・参考書に関する備考 |
[備 考] 講義中にプリント類を配布する |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
・ レポート40%,グループ討論および発表40%および定期試験20%を総合して評価する。 100点満点で60点以上を合格とする。 ・ 各到達度目標の評価方法は次のように行う。 目標1について:レポート(25%)および定期試験(5%)により評価する。 目標2について:レポート(15%)および定期試験(5%)により評価する。 目標3について:グループ討論および発表会(20%)により評価する。 目標4について:グループ討論、発表会(20%)および定期試験(10%)により評価する。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。 |
履修上の注意 /Notices |
・ 電気電子工学コース,情報通信システム工学コースの学生に限る。 ・ 履修には出席率(=出席回数/講義回数)80%以上が必要。 ・ 授業の変更や緊急時の連絡はMoodle,授業中または掲示板で通知する。 ・ 再試験は行わない。 ・ 授業は1クラス制(大教室:第1週から9週まで)と複数クラス制(中教室:第10週から15週まで)で実施します.掲示板ならびにMoodleに書き込みますので,使用教室の確認をしてください。 ・ 格または出席率80%未満の者は来年度以降に再履修とする。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
・ 講義に加えて調査、研究、討論、発表を行います。 ・ 授業中の質問は大歓迎。オフィスアワーなどでの質問も適宜受け付ける。 ・ 見やすいレポート(文字や書き方)を心がけること。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
○ JABEE学習・教育目標1(b) 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果,および技術者が社会に対して負っている責任に関する理解(技術者倫理)の達成に寄与する。 ○ 電気電子工学科の学習目標のH 「電気電子工学分野の技術が社会や環境に与える影響を考える能力を修得する」に主として寄与する。 また,E「自分の意見を論理的に整理し、英語を含めて他者に説明する能力を修得する」に従として寄与する。 |
関連科目 /Related course |
副専門科目一般 |
実務経験のある教員による授業科目 /Course by professor with work experience |
2.企業等から講師を招いて指導を行う科目 |
備考 /Notes |
外部講師紹介 ○ 崔 昌鳳(チェ チャンボン)(北海道大学・文学研究院・専門研究員) ○ 須藤亜紀(大塚製薬株式会社 Compliance&Ethics部部長) |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
講義形式授業では毎週レポートを課す。 事例調査について十分な予習をする。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
事例調査,討論,発表はグループで協働的に取り組む。 |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
事例研究では,これまでに学んできた各種科目および異分野科目の知識を総合し,倫理的な行動案の提案が求められる。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |