授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2020年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 金/Fri 3,金/Fri 4
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 応用理化学系学科
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 磁性(後半8週)/Magnetism
単位数/Number of Credits 1.0
担当教員名/Lecturer 戎  修二
時間割コード/Registration Code C3722
連絡先/Contact 戎 修二(K402 ebisu@mmm.muroran-it.ac.jp 0143-46-5620)
オフィスアワー/Office hours 戎 修二(金曜日 16:00-18:00;時間外でも都合がつけば対応します)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2020/08/20
授業のねらい
/Learning Objectives
磁石をはじめとして,私たちの身の回りには多くの「磁性体」が使われている。
本授業では、「磁性」の起源とその応用例を学ぶ。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
(1)前半は磁性の基礎について学ぶ。磁性の起源を理解し、「鉄やニッケルは磁石に付くが、銅やアルミニウムは付かないのはなぜか」を説明できるようになる。
(2)後半は磁気異方性,磁化過程,磁性の応用などを学び、身の回りの製品にどのような性質か使われているか例を挙げて説明できるようになる。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間);11.25時間
第1週 はじめに(授業概要、シラバス説明)
第2週 序論(磁性概説、角運動量と磁気モーメント)
第3週 序論(原子・分子の磁性、固体の磁性)
第4週 常磁性(キュリー常磁性、パウリ常磁性)
第5週 反磁性(ラーモア反磁性、ランダウ反磁性)
第6週 秩序磁性と磁気相転移(強磁性、フェリ磁性、反強磁性)
第7週 磁気異方性、磁化過程、応用磁気
第8週 まとめとテスト

上記はおおよその目安であり、授業の進捗具合により内容と実施週がずれる場合がある。
配布予定の簡易製本教科書や各自で見つけた参考書等で予習・復習すること。


新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。
教科書・参考書に関する備考 [教科書]:簡易製本の教科書を配布する。
[参考書]:図書館に「磁性」の参考書は多数所蔵されています。
自分にあった本を見つけて下さい。
成績評価方法
/Grading Guidelines
複数回(3-4回程度以上)の小テストと第8週に行うテスト、およびレポート課題により評価し、60点以上を合格とする。不合格となった者でこの科目の単位修得を希望する者は再履修すること。
到達度目標1-2については、課題およびテストにおいて論述問題および計算問題を出題して評価する。

新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
身近にある磁石について、誰しも一度は不思議に思ったことでしょう。しかし、慣れすぎてその感覚は薄れているかもしれません。なぜ、鉄は磁石に付くけど鉄どうしはくっつかないのか、そもそも磁石に付くものって何なのかから考えてみましょう。金属が磁石に付くものだなんて大きな勘違いをしていませんか?
身の回りで磁性体を利用した物に、モーターや磁石(電磁石)、電子レンジ、スピーカー、パソコンのHDDなどがあります.これらがどのような仕組みになっているのか、「磁性材料」とその応用例について後半で学びましょう。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
本授業は,応用理化学系学科応用物理コースの学習・教育目標(F)応用物理専門能力の達成に寄与する。
また,JABEE基準1(2)の(d) 当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力に対応する。
関連科目
/Related course
電磁気学A・B, 量子論, 量子力学, 統計熱力学
備考
/Notes
Moodleで、資料等を公開します。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
自ら主体的学修の成果を測れるように、毎回振り返りの時間を設ける。
複数回の小テストを行う。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし