授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2020年度/Academic Year  前期/First
開講曜限/Class period 月/Mon 9,月/Mon 10
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 機械航空創造系学科
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 固体物性基礎論/Fundamentals of Solid State Physics
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 葛谷俊博
時間割コード/Registration Code C2725
連絡先/Contact 葛谷俊博(K503 / 0143-46-5639 / kuzuya@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 葛谷俊博(月曜日 午前中)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2020/04/20
授業のねらい
/Learning Objectives
結晶構造学、固体化学で学んだ固体構造、化学結合の基礎に立って、固体の多様な性質を習得する。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
目標1.結晶の電子状態を結晶構造や化学結合に基づいて理解し、具体的な例をあげて説明ができる。(理解力)
目標2.結晶の不定比性を理解し、固体の電気的性質に関する問題を解くことができる。(計算力)
目標3.固溶体を理解し、物質の生成と関連付けて正確に述べることができる。(知識力)
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間);24時間
1週目 シラバスの説明
2週目 結晶の格子欠陥と不定比性
3週目 固溶体
4週目 転位と結晶粒界
5週目 相図の解釈(1)
6週目 相図の解釈(2)
7週目 中間試験(予定)
8週目 電気的性質(1)半導体と金属
9週目 電気的性質(1)半導体と金属
10週目 電気的性質(2)超伝導
11週目 電気的性質(3)イオン導電性
12週目 電気的性質(3)イオン導電性
13週目 電気的性質(4)誘電体
14週目 磁気的性質および光学的性質
15週目 固体の結合様式と電子状態・物性の演習 プリント
16週目 定期試験(予定)
・授業時間冒頭に復習小テストを実施するので、準備すること。

注意
新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、
授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。
教科書
/Required Text
ウエスト固体化学基礎と応用 A.R. West著 ; 後藤孝 [ほか] 訳 講談社 2016(ISBN:9784061543904)
参考書等
/Required Materials
入門固体化学 L.Smart, E.Moore著 ; 河本邦仁, 平尾一之訳 化学同人 1996(ISBN:9784759807714)
固体と表面の理論化学 ホフマン [著] ; 小林宏, 海津洋行, 榎敏明共訳 丸善 1993(ISBN:4621043870)
教科書・参考書に関する備考 他に授業に使用する必要な資料は適宜プリントとして配付する。
成績評価方法
/Grading Guidelines
適宜行う小テストを全て受験し(受験できない場合はレポート課題を提出。)、かつ中間試験および定期試験のすべてを受験する。(目標1~3)
評価点は100点満点で評価し60点以上が合格、評価点の配分は小テストの配点を20点、中間試験を30点、定期試験を50点とする。

注意
新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、
授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。
履修上の注意
/Notices
・毎回、学生証を持参すること(学生証を使って出席をとります)
・11回以上の出席が必要(風邪、クラブ活動による休みを含めて2回の欠席は認めるがそれ以上の場合は、非履修とみなす。欠席により小テストを受けなかった場合は、レポート提出で代用する)。
・予習をしてから講義に臨むこと。
・関数電卓を持参すること。
・知識力、理解力などの向上を目指すために、適宜小テストを行うので十分復習をしておくこと。
・授業中外の質問は大歓迎。
・授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。
・必要に応じ、定期試験不合格者に再試験を実施することがある。
・ただし、再試験に不合格の場合には再履修すること。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
適宜演習を組み入れて講義をすすめるので、自分で理解度をチェックしながら学習目標の達成に努めること。
予習をしてから講義に臨むこと。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
材料工学コースの学習目標の(D)に対応
JABEE教育プログラムの学習教育到達目標の(d)に対応
関連科目
/Related course
この科目の履修にあたっては、1学年開講の「結晶構造学」及び3学年開講の「固体化学」を履修しておくことが望ましい。
今後の関連科目は、3学年開講の「表界面科学」「セラミックス材料学」である。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
小演習によって十分な復習を行っておくこと。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
特に課していない。
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
2年後期に学んだことを基礎とし、3年前期のこの教科で知識を深めること。
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%