開講学期/Course Start | 2020年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 金/Fri 7,金/Fri 8 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 機械航空創造系学科 |
対象学年/Year | 3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 材料科学B/Materials Science B |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 亀川 厚則 |
時間割コード/Registration Code | B2325 |
連絡先/Contact |
安藤 哲也(K-612 / 0143-46-5647 / ando@mmm.muroran-it.ac.jp)
齋藤英之(K-702 / 0143-46-5654 / saitoh@mmm.muroran-it.ac.jp) 岸本弘立(K-511 / 0143-46-5615 / hkishi@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours |
安藤 哲也(月曜日 13:30〜15:00)
齋藤英之(火曜日 16:30~17:30) 岸本弘立(月曜日12:00~13:00) |
実務経験/Work experience |
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更新日/Date of renewal | 2020/03/04 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
材料科学Aで学んだ状態図を基礎にして,結晶格子中の原子が,温度や外力などの外部条件に合わせていろいろ異なるや集合状態微細構造を構築する様子を学び,そのような微視的な構造と変化が物質のトータルな性質にどのように関連し,身の周りの材料にどのように利用されているかを理解する。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1 固体中の原子の拡散を理解する。 2 拡散が関与した相変態現象と実用材料への応用との関係を理解する。 3 固体における拡散の応用例についての知識を習得する。 4 専門用語を英語で知る。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間(実時間:24時間) (第1回) ガイダンスと材料の相平衡 (第2回) 金属材料の強化機構 (第3回) 拡散の基礎とアレニウスの式 (第4回) 拡散方程式の解と各種拡散 (第5回) 拡散変態(1) 拡散変態とスピノーダル分解 (第6回) 拡散変態(2) 核生成ー核成長 (第7回) 拡散変態(3) 核成長と粗大化 (第8回) 共析変態など各種拡散変態 (第9回) マルテンサイト変態 (第10回) 回復と再結晶(1) 金属の加工と回復 (第11回) 回復と再結晶(2) 再結晶と集合組織 (第12回) 金属材料の熱処理と組織 (第13回) 材料の機能と組織設計(1) (第14回) 材料の機能と組織設計(2) (第15回) まとめ (第16回) 最終試験 ・小テストの実施および宿題(レポート)の課題あり。 ・中間試験を2〜3回程度実施する。 ・計画の進捗が多少前後することもある。 |
教科書 /Required Text |
材料組織学 杉本孝一 [ほか] 著 朝倉書店 1991(ISBN:4254240112) |
参考書等 /Required Materials |
金属物理 : 材料科学の基礎 藤田英一著 アグネ技術センター 2001(ISBN:4900041467)
金属組織学 須藤一, 田村今男, 西澤泰二共著 丸善 2004(ISBN:9784621082430) |
教科書・参考書に関する備考 |
講義資料を以下のURLに適宜アップロードする。 パスワードは授業中に周知する。 http://www3.muroran-it.ac.jp/hydrogen/lec.html 教科書「材料組織学(杉本ほか)」は予習、復習用に用い、講義での内容を増補するかたちで使用する。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
試験で80%、小テストと宿題レポートで20%として評価する。 100点満点中60点以上を合格とする。 各到達度目標の評価は各試験の点数と小テストおよび宿題レポートの評価点の総合点で評価する。 再試験は行わない。不合格者は次年度以降に、再履修すること。 |
履修上の注意 /Notices |
学生便覧 「第1部の2教育課程と履修方法(3)単位」の部分をよく理解して授業に講義に望むこと(これは他の講義でも同様である) 十分な予習と復習を前提に講義を進める。 講義内容はこれまでより専門性が増すので,内容をより理解するために教科書などで十分な予習の上,授業に臨むこと。 特に2年次に履修した関連科目についての下地があることを前提に講義は進めるので,本科目と関連科目の知識を随時リンクさせながら予習, 復習を行うこと。 不合格者は再履修すること。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
この講義は材料学の基礎となる内容ですので,これまで習得した関連科目のさらなる理解を得られるだけでなく,今後の専門科目を理解するための下地になります。また材料を扱う技術者・開発者として必須の知識となりますので合否だけに拘らず,興味を持ったところは自分から調べるなど十分な理解をするよう心がけてください。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
材料工学コースの学習目標の(D)に対応 JABEE教育プログラムの学習教育到達目標の(d)に対応 |
関連科目 /Related course |
材料科学A (2年次前期) 実用材料学 (2年次前期) 材料科学A演習 (2年次後期) 金属材料学A (3年次前期) |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
予習、復習に係る宿題レポート課題を出題する。また授業時間後半には、理解度を量るための小テストを実施する。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
特になし |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
特になし |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |