開講学期/Course Start | 2020年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 他/Oth. |
授業区分/Regular or Intensive | 集中講義 |
対象学科/Department | 建築社会基盤系学科 |
対象学年/Year | 4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | 演習科目 |
授業科目名/Course Title | 工業経済論/Theory of Engineering Economics |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | ,前田 潤 |
時間割コード/Registration Code | C1802A |
連絡先/Contact | 前田 潤(前田潤:maedaj@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 前田 潤(前田潤:(水)13:00−14:00) |
実務経験/Work experience | 前田 潤(医療、教育機関で精神疾患、その他身体疾患患者、小中高生、保護者教員への心理学的専門知識・技能の提供を行う経験を有する) |
更新日/Date of renewal | 2020/09/12 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
卒業後,技術職で活躍するとしても,社会に対して無関心ではいられなくなる。今まで以上に,新聞やニュースの報道に耳目を傾けることになるだろうが,それらの内容を理解するには,基礎的な知識や考え方の習得が欠かせない。「工業経済論」という講義ゆえにモノづくりに焦点を当てるが,その理解を深めるうえで不可欠な事項についても,きちんと整理しながら丁寧に話を進めていく。これにより,受講者に経済学の基礎的な考え方を身につけてもらう。 具体的には,日本の製造業の対外事業展開,およびそれによって形成されてきたアジアとの関係を理解することに重点を置く。日本企業のモノづくりにおいて,アジアは無視できない存在であり続けている。将来モノづくりに従事する工学部の学生が,アジアへの理解と関心を高めることは,きわめて有意義であると考える。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.新聞やニュースの報道内容について,自分なりの解釈をするための 「視角」を得ることができる。 2.高校の社会で学んだ知識を,より深く理解し直すことができる。 3.工業が社会発展に果たす役割について理解することで,自分の人生に新しい意義を見出すことができる。 |
授業計画 /Course Schedule |
総時間数:22.5時間 1. 経済学の基礎的考え方 2. 日本企業の国際事業展開の現状 3. 企業の国際事業展開の歴史 4. アジアの工業化と日本企業のアジア展開の関係 5. 貿易理論 6. 対外事業展開の理論 7. ゼミ形式の演習(日本のモノづくりとアジアとの関係の変化,アジアの社会的変化と今後の課題など) 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。 |
教科書 /Required Text |
①担当者作成の資料(メール添付の形で,受講者へ配布する)。
②遠藤環・伊藤亜聖ほか編(2018)『現代アジア経済論』有斐閣 |
参考書等 /Required Materials |
越後修(2014)『企業はなぜ海外へ出てゆくのか』日本経済評論社※授業の理解度促進のためのものである。 |
教科書・参考書に関する備考 |
1.受講者には,講義開始前までに資料を配布する。配布方法は,メール添付を予定している。 2.受講者には,遠藤環・伊藤亜聖ほか編『現代アジア経済論』の報告資料の作成・提出が事前に求められるので,同書をなるべく早く入手しておくこと。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
・100点満点で60点以上を合格とする。 ・評価は,以下に基づいて下される。 1. 最終日に実施する試験(40%) 2. 受講者が作成・提出した報告資料,報告の仕方,討論への参加姿勢(60%)。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。 |
履修上の注意 /Notices |
2020年12月23,24日,2021年1月5,6日の4日間で集中講義を行う。受講に関する重要事項を記した紙が掲示板にあるので,必ず確認すること。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
日本およびアジアの工業にかんする新聞・テレビニュース報道をチェックし,本講義で得た知識を使って考えることを繰り返し実践してほしい。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
本講義は、科学技術の受益者或いは運用者としての人間の特性を認知面から理解することを促進することを目標としている。 <JABEEの学習・教育目標との関連> 該当する分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力 "土木工学コースの学習・教育達成目標との対応 ◎(B) 良識ある人間性,倫理性,福祉への感性と健全なる心身を形成する(人間性) ○(C) 未来に対する深い洞察力をもって高い視点から問題に対処し,将来にわたって豊かな能力を身につける(将来能力)" |
備考 /Notes |
・ 授業形式は「講義」と「ゼミ」を合わせたものとなる。 ・「ゼミ形式」とは,指定テキストの報告および討論である。 ・ 受講希望者は,「室蘭工大が定める所定の履修手続き」をする以外に, 「2020年11月14日」までに「oechigo@hgu.jp」メールアドレスへ 「受講意思を表明するメール」を「必ず」送ること。 ・ 受講希望者から受けたメールをもとに,テキスト(遠藤ほか編)の分担箇所を こちらで決定し,メールで知らせる。 ・ 分担箇所については,「A4版で最低2枚」の要約資料を作成してもらう。この資料は,「2020年12月13日」までにメール添付の形で提出してもらう。テキストが無いと資料を作成することができないので,できるだけ早く購入すること。 ・ この資料の提出をもって「正規履修者」とみなすので注意すること。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
講義内容を調査したうえで,レポートを作成して,自分の理解した内容の振り返りを行うとともに,さらに自らの能力を向上させるのに必要な課題を明らかにする。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
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Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
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Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |