授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2020年度/Academic Year  前期/First
開講曜限/Class period 月/Mon 2,月/Mon 3,月/Mon 4
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 建築社会基盤系学科
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 鋼構造学/Design of Steel Structure
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 小室雅人
時間割コード/Registration Code C1719
連絡先/Contact 小室雅人(居室:教育研究1号棟・D210
内線:5228
E-mail: komuro@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 小室雅人(月・水曜日:12:10-12:45)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2020/04/13
授業のねらい
/Learning Objectives
土木構造物に用いられる鋼材の性質を理解し,接合,引張と圧縮部材,曲げ材,梁-柱部材の耐荷性状とその設計方法の基本を修得する。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.鋼材の基本的な性質を理解し,説明できる。
2.接合,引張と圧縮部材,曲げ材,梁-柱部材の耐荷性状とその設計方法を理解し,実際に簡単な設計及びその照査ができる。
授業計画
/Course Schedule
新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い,
学生への十分な周知のもと,授業計画・授業実施方法を変更する場合があります。

総授業時間数(実時間);35.25時間
1週目:鋼構造物の概要
2週目:構造材料としての鋼材,鋼材の力学的性質
(材料の力学と関連,応力,ひずみについて復習してくること)
3週目:鋼材の接合(溶接)
4週目:鋼材の接合(高力ボルト)(1)
5週目:鋼材の接合(高力ボルト)(2)
6週目:部材の種類,引張材の耐荷性状,圧縮材の耐荷性状(1)
(構造力学Ⅱと関連,弾性座屈を復習してくること)
7週目:圧縮材の耐荷性状(2)
(微分方程式を復習してくること)
8週目:圧縮材の耐荷性状(3)
9週目:圧縮材の耐荷性状(4)
10週目:局部座屈,圧縮材の設計法
11週目:曲げ材の耐荷性状(1)
(構造力学Ⅰと関連,曲げモーメントと直応力について復習してくること)
12週目:曲げ材の耐荷性状(2)
13週目:曲げ材の設計
14週目:梁-柱部材の耐荷性状
15週目:全体の復習
(16週目:定期試験)

事前学習として,上記シラバスを参考に予め予習をしてから講義に参加すること.
事後学習として,小テストをほぼ毎回実施するので,その内容を含めて講義の復習すること.
教科書
/Required Text
鋼構造学 伊藤學著 コロナ社 2011(ISBN:9784339055504)
参考書等
/Required Materials
鋼構造 三木千壽著 共立出版 2000(ISBN:4320073916)
成績評価方法
/Grading Guidelines
60点以上を合格とする.その成績は,定期試験80%,レポート20%の割合で評価する.
各到達度目標の評価方法は,次のように行う.
目標1.レポート,定期試験において論述問題を出題し,達成度を評価する.
目標2.レポート,定期試験において論述問題および計算問題を出題し,達成度を評価する.

ただし,新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い,
学生への十分な周知のもと,成績評価方法を変更する場合があります。
履修上の注意
/Notices
講義に関連する全てのアナウンスはmoodle2017を介して行う。
材料の力学,構造力学Iをきちんと理解していることが前提である。
80%以上の出席が必要である。
定期試験の素点で20点未満の者は再履修とする。
(再試験の受験資格はないので注意すること)
必要に応じて一度のみ再試験を実施する。
不合格者は最履修すること。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
鋼構造物の設計に関する基礎的な部分を教授します。
しっかりした態度で授業に臨むこと。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
○ (C)未来に対する深い洞察力をもって高い視点から問題に対処し,将来にわたって豊かな能力を身につける,
◎ (D)ジェネラルコントラクター(総合建設業)・コンサルタント(設計会社)・官公庁などで働く技術者に必要とされる工学基礎の習得,
○ (E)実験・実習・演習や,現地視察・実務に携わる人々からの講義などを重視した実践力の習得,
○ (F)環境保全・防災に関わる技術の習得
関連科目
/Related course
材料の力学(建築社会基盤系学科1年後期・必修)

土木構造力学I(建築社会基盤系学科土木工学コース2年前期・必修)

土木構造力学II(建築社会基盤系学科土木工学コース2年後期・必修)

土木鋼構造学I(建築社会基盤系学科土木工学コース3年前期・必修)

土木鋼構造学II(建築社会基盤系学科土木工学コース3年後期・選択)
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
事前学習として,シラバスを参考に予習をしてから講義に参加すること.特に応力とひずみや弾性座屈については,講義内では時間が取れないことから,自主的に学習をしておくこと.
事後学習として,小テストをほぼ毎回実施するので,その内容を含めて講義の復習すること.
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし