授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2020年度/Academic Year   前期/First
開講曜限/Class period 火/Tue 2 , 火/Tue 3 , 火/Tue 4
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 建築社会基盤系学科/Department of Civil Engineering and Architecture,建築社会基盤系学科建築社会基盤系学科/Department of Civil Engineering and ArchitectureDepartment of Civil Engineering and Architecture,建築社会基盤系学科建築学コース/Department of Civil Engineering and Architecture建築学コース,建築社会基盤系学科土木工学コース/Department of Civil Engineering and Architecture土木工学コース
対象学年/Year 3年 , 4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 応用構造力学/Applied Structural Mechanics
単位数/Number of Credits 2
担当教員名/Lecturer 小室雅人 (建築社会基盤系学科土木工学コース)
時間割コード/Registration Code C1717
連絡先/Contact 小室雅人(居室:教育研究1号棟・D210
内線:5228
E-mail: komuro@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 小室雅人(月・水曜日:12:10-12:45)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2020/04/13
授業のねらい
/Learning Objectives
エネルギー法の概念を梁の弾性変形問題,不静定梁を通して理解することをねらいとする.
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.ひずみエネルギーの考え方を理解し,各断面力によるひずみエネルギー式を求めることができる.
2.仮想仕事の原理を理解し,その原理を用いて剛体梁の反力を求めることができる.
3.内力に関する仮想仕事の原理を理解し,その原理を応用して弾性梁,トラスの変形量を算定できる.
4.カステリアーノの定理を理解し,その定理を応用して弾性梁,トラスの変形量を算定できる.
5.ばねの弾性エネルギーを理解し,梁とばねからなる複合構造の各部材に作用する内力を算定できる.
6.相反作用の原理を理解し,静定梁,不静定梁の断面力や変形に関する影響線を求めることができる.
授業計画
/Course Schedule
新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い,
学生への十分な周知のもと,授業計画・授業実施方法を変更する場合があります。

総授業時間数(実時間);33.75 時間
第1週:講義の概要説明,エネルギー(1)
第2週:エネルギー(2),仮想仕事の原理(1)
第3週:仮想仕事の原理(2),単位荷重法
第4週:仮想力の原理
第5週:温度変化による変位算定法
第6週:相反定理(1)
第7週:相反定理(2)および同定理を用いた影響線の求め方
第8週:カステリアーノの定理(1)
第9週:ひずみエネルギー最小の原理
第10週:カステリアーノの定理(2)
第11週:静定分解法
第12週:弾性方程式(1)
第13週:弾性方程式(2)
第14週:高次不静定構造の解法
第15週:全体の復習
(第16週:定期試験または補講日)

事前学習として,上記シラバスを参考に予め予習をしてから講義に参加すること.
事後学習として,小テストをほぼ毎回実施するので,その内容を含めて講義の復習すること.
教科書
/Required Text
構造力学 崎元達郎著  森北出版 2012(ISBN:4627425228)
成績評価方法
/Grading Guidelines
1) 演習は完全解答の提出で出席とする.
2) 60点以上で合格とする.
3) 20点以下の場合には,再履修とする.
4) 1回だけ再試験を実施する.

ただし,新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い,
学生への十分な周知のもと,成績評価方法を変更する場合があります。
履修上の注意
/Notices
1) 80%以上の出席が必要(未満の場合は非履修とする).
2) 単位修得には90%以上の演習出席を条件とする.
3) 知識力,理解力,計算力などの向上を目指すために,毎週演習を実施するので十分復習しておくこと.
4) 材料の力学,土木構造力学I,IIの内容を理解していることが必要である.
5) 授業中の質問は大歓迎,オフィスアワーなどでの質問も受け付ける.
6) 講義の変更や緊急時の連絡は講義中または掲示板で通知をする.
教員メッセージ
/Message from Lecturer
1) 演習の補助として TA(大学院生)を配置するので,TA を十分活用してほしい.
2) 答案用紙は,採点しやすいように見やすく書くこと.
3) 構造力学は,人の生き死に関わる学問であることより,十分に理解度を深めることが肝要である.
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
(C) 将来能力:◯
(D) 土木専門基礎:◎
(E) 実験実習:◯
(G) 自然調和:◯
関連科目
/Related course
この授業の履修にあたっては,2学年開講の材料の力学と建設構造力学,土木構造力学Ⅰ, Ⅱを履修しておくことが望ましい.
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
事前学習として,シラバスを参考に予習をしてから講義に参加すること.
土木構造力学ⅠならびにⅡの内容に関しては,講義内では十分な説明時間が取れないことから,自主的に学習をしておくこと.
事後学習として,小テストをほぼ毎回実施するので,その内容を含めて講義の復習すること.
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし