授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2020年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 木/Thu 5,木/Thu 6
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 建築社会基盤系学科
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 建築鉄筋コンクリート構造演習/Practice for Reinforced Concrete
単位数/Number of Credits 1.0
担当教員名/Lecturer 髙瀬 裕也
時間割コード/Registration Code C1707
連絡先/Contact 髙瀬 裕也(D323 0143-46-5202 y.takase@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 髙瀬 裕也(火曜日 12:00 ~ 12:30
水曜日 12:00 ~ 12:30)
実務経験/Work experience 髙瀬 裕也(建設会社において構造設計に携わった在職経験を有する)
更新日/Date of renewal 2020/09/10
授業のねらい
/Learning Objectives
建築鉄筋コンクリート構造で修得した構成材料の力学的性質や,鉄筋コンクリート構造に関する基本的理論を基礎にして,許容応力度設計法に基づく各種鉄筋コンクリート部材の断面設計法を修得する。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.構造設計に関する基本的な用語を理解し,使用することができる。
2.材料の定数や許容応力度,構造規定等を理解し,設計に応用することができる。
3.せん断挙動を理解し,梁および柱の設計をすることができる。
4.各種鉄筋コンクリート部材の断面を設計することができる。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間);22.5時間

1週目 ガイダンスおよびせん断力を受ける部材
2週目 梁および柱のせん断設計(1)
3週目 梁および柱のせん断設計(2)
4週目 梁および柱のせん断設計(3)
5週目 演習課題(1)梁および柱のせん断の構造設計課題
6週目 柱梁接合部の設計(1)
7週目 付着,定着および継手の設計(1)
8週目 付着,定着および継手の設計(2)
9週目 スラブの設計(1)
10週目 演習課題(2)柱梁接合部,付着,スラブの構造設計課題
11週目 基礎の設計(1)
12週目 耐震壁の設計(1)
13週目 耐震壁の設計(2)
14週目 構造設計と耐震基準の概要
15週目 演習課題(3)基礎,耐震壁,構造設計の構造設計課題

上記授業計画に記載されている教科書の該当部分を予め理解した上で講義に参加すること。また,適宜,演習課題を配布するので授業中に板書したノートの該当部分を復習すること。

新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。
教科書
/Required Text
新しい鉄筋コンクリート構造 嶋津孝之 [ほか] 著 森北出版 2011新しい鉄筋コンクリート構造 嶋津孝之 [ほか] 著 森北出版 2002新しい鉄筋コンクリート構造 嶋津孝之 [ほか] 著 森北出版 2009(ISBN:9784627550018)
参考書等
/Required Materials
鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説 日本建築学会編 日本建築学会 2010(ISBN:9784818905917)
教科書・参考書に関する備考 [教科書]
「新しい鉄筋コンクリート構造」島津孝之他著,森北出版
[参考書]
「鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説」 日本建築学会
[備 考]
他に授業に使用する必要な資料は適宜プリントとして配付する。
成績評価方法
/Grading Guidelines
設計課題(1)~(3)により評価する。合計100点満点で評価し,60点以上を合格とする。基本知識・用語の確認(25%),設計演習課題(75%)

各達成度目標の評価方法は,次のように行う。
目標1.各構造設計課題において用語の説明問題を出題し,達成度を評価する。
目標2.各構造設計課題において計算問題を出題し,達成度を評価する。
目標3.各構造設計課題において設計問題を出題し,達成度を評価する。

出席は,カードリーダーまたは小テスト等によって確認する。80%以上出席すること。なお,受講人数によって,対面授業になるか遠隔授業になるか判断するため,掲示板,Moodleを確認すること。

新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。
履修上の注意
/Notices
①授業中の質問は歓迎する。質問も適宜受け付ける。
②授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。
③再試験は行わない。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
質問は歓迎するが,先ず自分で何が解らないかを整理すること。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
この授業の単位修得は,学科(建築学コース)の学習・教育目標の,(C):未来に対する深い洞察力をもって高い視点から問題に対処し,将来にわたって豊かな能力を身につける,(G):構造演習や実験を重視した教育により,建築の構造に関する基礎的知識と応用力を修得する,に対応している。
関連科目
/Related course
ここの科目の履修にあたっては,1学年開講の材料の力学と2学年開講の建築構造力学Ⅰ,建築構造力学Ⅱおよび3学年開講の建築鉄筋コンクリート構造を修得しておくこと。今後の関連科目は建築構造設計演習である。
実務経験のある教員による授業科目
/Course by professor with work experience
1.関連した実務経験を有している教員が担当する科目
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
単元毎に小テストを実施する。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし