開講学期/Course Start | 2020年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 月/Mon 3,月/Mon 4 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 建築社会基盤系学科 |
対象学年/Year | 3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 技術者倫理(土木)/Engineering Ethics |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 吉田英樹 |
時間割コード/Registration Code | B1302 |
連絡先/Contact | 吉田英樹(D307,0143-46-5278,gomigomi@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 吉田英樹(月曜 12:00-12:50 火曜 12:00-12:50) |
実務経験/Work experience |
更新日/Date of renewal | 2020/06/26 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
技術者倫理の基本概念を理解し、技術者として身につけなければならない基礎的な技術者倫理に関する知識を獲得する。その上で具体的な事例をとおして、技術者の判断が社会や環境に与える影響を理解し,倫理的ジレンマの解決方法を多様な価値観を踏まえ考察する。本授業では,講義、グループ討論、調査、分析、発表などを総合して技術者倫理を修得する。 なお,技術者倫理には広い意味で研究者倫理を含める。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.技術および技術者の判断が社会や環境に与える影響や効果を認識し、技術者の専門職としての責任を理解することができる。【技術と社会・環境】(知識・理解)30% 2.多岐にわたる分野にかかわる技術者倫理を総合的に理解することができる。【専門性と総合性】(知識・理解)20% 3.技術や技術者がかかわる倫理的な問題について,その解決をするために重視すべき価値や技術者としての態度を,個人はもとよりグループで認識することができる。【価値の多様性】(価値・態度) 20% 4.技術や技術者がかかわる倫理的な問題に対し、倫理的手法を用いて解決する道筋を選択することができる。【判断力・問題解決能力】(エンジニアリングデザイン能力)30% |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数:22.5時間 1週目 シラバスの説明、技術者、技術者倫理とはなにか J107 2週目 倫理とは(外部講師 崔 昌鳳 先生) 教室変更 3週目 技術者と自律 J107 4週目 内部告発 J107 5週目 企業倫理とはなにか(外部講師 ) 教室変更 6週目 土木技術者が遭遇する倫理的問題(事故発生前) J107 7週目 土木技術者が遭遇する倫理的問題(事故発生後) J107 8週目 危機管理 J107 9週目 ヒューマンエラー J107 10週目 グループ討論の方法 J107 11週目 グループ討論1 J107 12週目 グループ討論2 J107 13週目 グループ討論3 J107 14週目 発表会1 J107 15週目 発表会2 J107 16週目 定期試験 *外部講師の都合で開講週が変更になることがあります。 *本授業では,技術者倫理と研究倫理は個別に扱うものではなく,多くの事項は共有するものとして取り扱う。例:環境・生命への配慮,安全保障への対応,ガイドライン・倫理規定 *授業前に教科書の該当する章を読み,あらかじめ理解をすること。 *授業時間外では,社会情勢の情報を得る努力,学修する事例の背景調査,グループ内での討論など,自己学修をするように努力すること。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。 |
教科書 /Required Text |
オムニバス技術者倫理 第2版 オムニバス技術者倫理研究会編(ISBN:9784320071964) |
参考書等 /Required Materials |
土木学会編「技術は人なり -プロフェッショナルと技術者倫理-」土木学会(ISBN:9784810605303)
土木学会編「土木技術者の倫理 -事例分析を中心として-」土木学会(ISBN:9784810604498) 土木学会編「土木技術者倫理問題 -考え方と事例解説-」土木学会 (ISBN:9784810609394) |
教科書・参考書に関する備考 |
土木学会編「技術は人なり -プロフェッショナルと技術者倫理-」土木学会 2005 (ISBN: 4-8106-0530-2) 土木学会編「土木技術者の倫理 -事例分析を中心として-」土木学会 2003 (ISBN: 4810604497) 土木学会編「土木技術者倫理問題 -考え方と事例解説-」土木学会 2005 (ISBN: 4810605310) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
100点満点で60%以上を合格とする。 レポート40%、グループ討論および発表40%および定期試験20%を総合して評価する。 各到達度目標の評価方法は次のように行う。 目標1について:レポート(関連した事項の論述)25%および定期試験5%(専門用語の知識と短文による論述形式)により評価する。 目標2について:レポート(関連した事項の論述)15%および定期試験5%(専門用語の知識と短文による論述形式)により評価する。 目標3について:グループ討論(討論成果物および参加意識)および発表会(発表内容,ピアレビュ,質疑応答の総合評価)20%により評価する。 目標4について:グループ討論(討論成果物および参加意識),発表会(発表内容,ピアレビュ,質疑応答の総合評価)20%、および定期試験20%(専門用語の知識と短文による論述形式)により評価する。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。 |
履修上の注意 /Notices |
建築社会基盤系学科土木工学コース学生に限る。 インターネット、パソコンの基本技術が必要です。 履修には出席率(=出席回数/講義回数)80%以上が必要。 不合格または出席率80%未満の者は次年度以降に再履修とする。 再試験は行わない。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
講義に加えて調査、研究、討論、発表を行います。 授業中の質問は大歓迎。オフィスアワーなどでの質問も適宜受け付ける。 見やすいレポート(文字や書き方)を心がけること。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
JABEE基準(基準1(2))との対応 (共通・変更なし) (b)技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、及び技術者が社会に対して負っている責任に関する理解 土木工学コース ◎ (B)人間性 〇 (G)自然調和(エンジニアリングデザイン能力) |
関連科目 /Related course |
この「技術者倫理」を学習する上で、「土木工学概論」を始めとする土木工学に関する授業を通して、土木工学と社会および環境との関わりについて理解しておくことが重要です。この授業以後の関連する科目は「卒業研究」です。 |
実務経験のある教員による授業科目 /Course by professor with work experience |
2.企業等から講師を招いて指導を行う科目 |
備考 /Notes |
外部講師紹介 崔 昌鳳(チェ チャンボン)(北海道大学・文学研究院・専門研究員) 須藤 亜紀(大塚製薬株式会社 コンプライアンス部長) |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
講義形式授業では毎週レポートを課す。 事例調査について、自主的に学習を行い理解を深めること。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
事例調査,討論,発表はグループで協働的に取り組む。 |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
事例研究では,これまでに学んできた各種科目および異分野科目の知識を総合し,倫理的な行動案の提案が求められる。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |