授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2019年度/Academic Year  前期/First
開講曜限/Class period 火/Tue 10,火/Tue 11
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 機械航空創造系学科 夜間主コース、情報電子工学系学科 夜間主コース
対象学年/Year 1年,2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 副専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 日本文学(再履修特設クラス)/Japanese Literature
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 上村浩信,佐々木 寛
時間割コード/Registration Code T9104z
連絡先/Contact 上村浩信(Q601
kami@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 上村浩信( 水曜日 16:30から17:00)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2019/02/14
授業のねらい
/Learning Objectives
近代日本文学の古典的な作品二編を扱う。作品の精細な読解を通じて、事象や感情の発
見の喜び、もしくは確認の喜びが得られれば幸いである。それが、文学全般により深く親
しむ入り口になるだろうと期待するからである。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
文学史の概観的知識を持つ。また、文学作品の標準的な読解力、鑑賞力、批評力を養う。
授業計画
/Course Schedule
1週目:日本文学史概観1(古代~近世)
2週目:日本文学史概観2(近代)
3週目:中島敦『狐憑』読解1
4週目:中島敦『狐憑』読解2
5週目:中島敦『狐憑』読解3
6週目:中島敦『狐憑』読解4
7週目:中島敦『狐憑』まとめ
8週目:芥川龍之介『奉教人の死』読解1
9週目:芥川龍之介『奉教人の死』読解2
10週目:芥川龍之介『奉教人の死』読解3
11週目:芥川龍之介『奉教人の死』読解4
12週目:芥川龍之介『奉教人の死』読解5
13週目:芥川龍之介『奉教人の死』読解6
14週目:芥川龍之介『奉教人の死』まとめ1
15週目:芥川龍之介『奉教人の死』まとめ2

授業時間= 22.5 時間

授業の進行はほぼ予測がつくはずであるから、たとえば分からない語句は事前に調べておいたり、辞書を持参したりするなど、英語科目のような準備をして授業に臨んでほしい。
教科書
/Required Text
東郷克美・高橋広満編『〈異界〉文学を読む』(鼎書房)(定価2000円+税)(ISBN:9784907282)
教科書・参考書に関する備考 [参考書
]扱う対象は著名作家ばかりなので、参考書は多数あり、そのうちの何種類かは図書館に
も所蔵されているはずである。『鑑賞○○講座』や『○○アルバム』『○○の世界』『○○
読本』などと名の付く入門書で、その作家の全体像をある程度把握しておくことは有意義
である。
[備考]
教科書のほか、必要な資料は適宜プリントとして配布する。
成績評価方法
/Grading Guidelines
到達度目標に示した文学作品の標準的な読解力、鑑賞力、批評力に対して総合的に評価
する。出席率75 %以上のものを対象とし、授業の内容に関する試験(選択式・論述式問
題等)を行う。また、国語的な能力が基本なので、提出された答案の、漢字語句のひらが
な表記や誤字脱字の有無、文字・文章表記の丁寧さ・正確さなどの度合いも、当然、評価
に関係する。100 点満点中60 点以上を合格とする。
履修上の注意
/Notices
不合格者には再試験を1回課すが、対象作品を読んでいないことや授業を聞いていない
ことなどが明らかな、40 点以下の極端な低得点者は評価の対象外にする。評価の対象外
とされた者、また再試験によっても不合格だった者は、単位取得のためには再履修しなけ
ればならない。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
日本の近・現代文学の作品を読む授業ではあるが、受講者に当てて読ませると、テキス
トそのものが正確に読めない者が多いのはまことに嘆かわしい。スロー・リーディング
(slow reading)の授業なので、進行はほぼ予測がつくはずである。分からない語句は事
前に調べておいたり、辞書を持参したりするなど、外国語科目のような準備をして授業に
臨んでほしい。
この「スロー・リーディング」は、一回限りのいわば「消費型読書」から、繰り返し読
む「生産型読書」へと至る第一歩であり、得られるものは大きい。授業が、それぞれの愛
読書や愛読作家を見いだす契機になればとも願っている。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
「JABEE(a):地球的視点から多面的に物事を考える能力」に対応する。

機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応
(A) 多面的考察力の修得

応用化学コース・バイオシステムコース(応用化学・生物工学プログラム)の学習・教育目標の「(E)地域と広く世界に情報を求め、科学技術が人と自然に影響を及ぼすことを理解し、両者の調和を考えた科学技術の展開を考えることができる。」に対応している。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
スロー・リーディングの授業なので進行はほぼ予測がつくはずである。たとえば分からな
い語句は事前に調べておいたり、辞書を持参したりするなど、外国語科目のような準備を
して授業に臨んでほしい。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし