授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2019年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 水/Wed 3,水/Wed 4
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 授業時間割参照
対象学年/Year 1年,2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 副専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 外国文学(再履修特設クラス)/World Literature
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 松本ますみ
時間割コード/Registration Code T6708Az
連絡先/Contact 松本ますみ(Q509 0143-46-5817, m-matsumoto@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 松本ますみ(オフィスアワー 火曜日5.6限)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2019/03/07
授業のねらい
/Learning Objectives
中国の人びとの暮らしや物の考え方について、文学や映像資料などを通して理解を深める。また、中国の様々な事情に照らして、自分や日本人について思索を深める。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
・教科書の内容を基本として、授業で提示された情報をそれと関連付けて理解することができる。
・学習内容や作品の梗概、資料の要点を簡潔にまとめることができる。
・自分の興味や疑問に沿って関連資料を探し、それを読んで思索を深めることができる。
・自分の意見について、他人の意見と区別したうえで、分かりやすい日本語を用いて記すことができる。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数は22.5時間です。

1週目:シラバスの説明、履修上の注意事項の確認、導論
2週目:第1章 食べる―中国料理の世界
3週目:第2章 着る―チャイナドレス、人民服、ファッション
4週目:第3章 住む―農密な人間模様を包む空間
5週目:第4章 聞く―爆竹・コオロギ・物売りの声
6週目:第5章 見る―寝ころんで覗く中国
7週目:第6章 話す―驚くほど豊かな言語文化
8週目:第7章 生まれ、生き、死ぬ―冠婚葬祭
9週目:第8章 学ぶ―可能性をひらく
10週目:第9章 働く―労働者はつらいよ
11週目:第10章 飲む―ちょっと一服 お茶でもいかが
12週目:第11章 つきあう―面子の立て方 つぶし方
13週目:第12章 旅する―東西南北の風土、心の地図を開く
14週目:第13章 つながる―SF世界とIT世界
15週目:小テスト、まとめと補足

各回で取り上げる予定の教科書の該当部分について、あらかじめ読んで理解したうえで授業に臨むこと。毎回の授業は、章の内容を大まかに説明し、それを土台として、関連する文学作品などを取り上げます。
コメントペーパーは毎週提出してもらいます。
教科書
/Required Text
中華生活文化誌 中国モダニズム研究会著 関西学院大学出版会 2018(ISBN:9784862832696)
参考書等
/Required Materials
中国文化55のキーワード 武田雅哉, 加部勇一郎, 田村容子編著 ミネルヴァ書房 2016(ISBN:9784623076536)
中国現代文化14講 中国モダニズム研究会著 関西学院大学出版会 2014(ISBN:9784862831675)
中華文化スター列伝 中国モダニズム研究会著 関西学院大学出版会 2016(ISBN:9784862832276)
現代中国を知るための40章 高井潔司, 藤野彰, 曽根康雄編著 明石書店 2012(ISBN:9784750335674)
教科書・参考書に関する備考 関連資料についてはプリントの形で適宜授業中に配布します。
成績評価方法
/Grading Guidelines
100 点満点中60 点以上を合格とする。
成績評価は、授業時のコメントペーパー(20点)、小レポート(20点)、記述式の小テスト(20点)、期末レポート(40点)を材料とする。なお、期末レポートを未提出の場合は評価対象外とする。

コメントペーパー:毎回の授業の終わりに、授業中に出した課題への回答、あるいは疑問点などを、時間内に記す。
小レポート:教科書から項目を自由に選んで論じる(11週目に提出)。
記述式の小テスト:授業中に取り上げた中国文化に関する主要な概念について説明する。なお、出題内容については事前に告知する。
期末レポート:授業の内容を踏まえつつ、自分の興味に沿ったテーマを設定して論じる。その際、教科書以外の作品や資料にあたることが望ましい。(16週目に提出)
履修上の注意
/Notices
授業に関する資料およびレポートや試験に関する通知は授業中に配布するので注意すること。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
テレビやインターネットから得られる中国の情報は、ごく一部です。教科書ももちろん例外ではありませんが、この授業では、人びとの日常的な習慣を手掛かりとして中国の社会や文化に接近し、ひいては日本についても考えるきっかけにできればと思います。中国は日本と比べて、なにが、どのように、なぜ異なるのか。気になる点は、きっと人それぞれだと思います。自分にとっての「引っかかるポイント」を大事にしてください。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
JABEE基準の達成に寄与する。
1(1)(a) 地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養
1(1)(b) 技術者が社会に対して負っている責任に関する理解

建築社会基盤系学科土木工学コース
〇(B) 良識ある人間性,倫理性,福祉への感性と健全なる心身を形成する(人間性)
〇(C) 未来に対する深い洞察力をもって高い視点から問題に対処し,将来にわたって豊かな能力を身につける(将来能力)
機械システム工学コース
(A) 多面的考察力の修得
情報電子工学系学科電気電子工学コース・情報通信システム工学コース
(H) 多面的思考と科学技術倫理:電気電子工学分野の技術に対する社会の要請を理解し、社会や環境に与える影響について考えることができる能力を修得する
応用化学コース・バイオシステムコース(応用化学・生物工学プログラム)
(E)地域と広く世界に情報を求め、科学技術が人と自然に影響を及ぼすことを理解し、両者の調和を考えた科学技術の展開を考えることができる。

に対応する。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
・授業で取り扱う教科書の該当項目には必ず目を通したうえで授業に参加すること。
・授業の終わりに課すコメントペーパーには、授業を通して得られた気づきや疑問について記すること。
・二度のレポート提出を必須とし、それらを授業と連動させることで思索を深めること。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
該当なし
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
該当なし
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし