開講学期/Course Start | 2019年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 水/Wed 3,水/Wed 4 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 授業時間割参照 |
対象学年/Year | 2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 副専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar |
講義科目 |
授業科目名/Course Title | キャリア・デザイン(機航)/Career Design |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 丸山 秀人 |
時間割コード/Registration Code | T6639 |
連絡先/Contact | 丸山 秀人(キャリアサポートセンター,Q503 marusun@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours |
丸山 秀人(毎週月曜日・火曜日の16:00~17:30 事前予約も可能。必要な場合は、キャリアサポートセンターの申込書を記入して下さい。) |
実務経験/Work experience | 丸山 秀人(産学官で25年以上の管理職経験と、千名以上の採用・学生進路指導実績を有する) |
更新日/Date of renewal | 2019/10/01 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
「キャリアデザイン」とは、自分の人生を自分らしく生きていくための、人生設計を描くことである。 謂わば、「なりたい自分・ありたい姿」を描き、目標を立て、計画を練り、実行し、振返って点検し、理想と現実のギャップを埋めていく挑戦を繰り返し、生き方そのものを探究していく、一連の学問がキャリアデザイン論だと言える。故に、人生論や幸福論にもリンクしてくるであろう。 しかし、ここでは哲学的な切口ではなく、出来るだけエビデンスに基づいた、科学的なアプローチによる、課題解決力向上に向けた「コンピテンス能力の修養」を目標としている。 学生諸君の多くが、大学や大学院で学修したことを広く社会に発揮し、自立した社会人としてスタートすることを「最初のキャリアデザイン目標」としているのではないだろうか。 そこで、本授業では、「社会人になるということ」「働くということ」とは何か、といった、生きていくうえで最も重要な根幹を確認しながら、「職業」を選択していくプロセスを学修していく。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.「働く意義・目的」を理解し、「社会の一員となり、社会の役割の一端を担う」ことを自覚できる 2.就職活動への円滑な移行ができる「リテラシー」を修得する 3.就職活動への主体的な行動を起こせる「コンピテンシー」を修得する 4.卒業・修了後のキャリアデザインを描くことが出来る 5.12週の講義受講後、エントリーシート(室工大オリジナル履歴書)を作成出来る状態にある |
授業計画 /Course Schedule |
1週目:「直近の就職実績と今年の就職環境」を理解する 2週目:「大学生のキャリアデザインとは何か」本学の進路状況から考察する 3週目:「各界著名人のキャリアデザイン事例」を考察する 4週目:「働く目的・仕事とは何か」「将来ビジョンの考え方」を考察する 5週目:「社会人として働く心構え」をOBOGから学ぶ 6週目:「職業選択方法」を理解する(求人票・合同会社説明会・就業体験・企業見学等) 7週目:「企業研究方法」を考察する(求人票の掲載情報から企業の経営状況を洞察する) 8週目:「インターンシップの活用方法」を理解する 9週目:「業界研究セミナー①」(学科に関連する業種・職種の企業人に学ぶ) 10週目:「業界研究セミナー②」(学科に関連する業種・職種の企業人に学ぶ) 11週目:「公務員・教員の仕事」について理解する 12週目:面接の3大質問「志望動機・自己PR・学生時代に力を入れたこと」を理解する 13週目:「先輩のES」と「企業の採用視点」の事例を学ぶ 14週目:「面接試験」の本質を学ぶ(個別面接・集団面接・グループディスカッション等) 15週目:「適性検査」と「労働基準法の概要」について理解する (16週目):「定期試験」 ※注意 ①授業はパワーポイントで講義するので「筆写」すること。ノートと筆記用具は必携。 書き写すことで講義内容を理解し、授業の中で、1週ごとの単元を修得すること。 ②講義では、グループワークや発表も取り入れる。自ら積極的に授業に参画すること。 ③中間テストは、問題をスクリーン画面に映すので、授業同様、筆写にて回答すること。 尚、総授業時間は、90分授業×15回=22.5時間である。 |
教科書・参考書に関する備考 | 特に教科書は指定しない。エビデンスとして省庁の公報や新聞記事、事例紹介として市販の書籍や雑誌を取り上げることがある。講義内容やパワーポイントの内容を、自ら書き止め、理解していくことが重要となる。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
100点満点中60点以上を合格点とし、その内訳は、定期試験50%、中間テスト30%、課題レポート20%の割合で評価する。尚、毎回出欠をとり、5分の3以上の出席を必須とする。 目標1及び2 : 記述式問題を出題し、理解度を評価する(全て講義内容から出題する) 目標3及び4 : 論述問題を課し、志や実行計画等の具現性について評価する |
履修上の注意 /Notices |
1. 授業中の質問は歓迎するので、挙手の上、発言の許可を待つこと (マナーの修得も兼ねる)。 2. 授業内容の性質上、ノート・筆記用具を持参しない学生の受講は認めない。 3. 再試験、再レポートは行わない。不合格者は、再履修とする。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
「働く目的と社会の一員となる意義」をしっかりと理解したうえで、自ら描いたキャリアデザインの第一歩を、「主体的に行動していくこと」が必要である。 また、正解だけを追い求めるのではなく、自分自身にとっての「最適解」や「納得解」を探求していくことが重要である。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
機械システム工学コースの学習目標 A. 多面的考察力の修得 人文社会科学的な視点も含めて、地球的規模で総合的にものごとを考えることができる。 航空宇宙システム工学コースの学習目標 C.多様な要素を統合して、高度なものづくりを目指すシステム指向の工学的センスと、新たな問題点を見つけ、研究の目的・計画を立案し、研究を的確に遂行・評価するための応用力・問題解決能力を修得する。 材料工学コースの学習目標 A. 多面的思考能力 材料工学に関する産業およびその産業技術と接する機会を通じ,それらの現状,問題点,あるいは社会の要求について地球的観点から多面的に考える能力を修得する。 |
実務経験のある教員による授業科目 /Course by professor with work experience |
1.関連した実務経験を有している教員が担当する科目 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
講義の進行に応じて、小テストやレポートの作成を課す。講義を受け学修したことから、自らの行動にどう繋げていくのか、常に考察しておくことが重要となる。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
提出されたレポートの好事例を紹介し、諸君の意見を聴いたり、質問したりすることがあるので、コンピテンス能力向上を自ら意識し、積極的に授業参加に取り組むこと。 |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
新卒の就職活動とはキャリアデザインの入口にあたり、最初の関門とも言える。決して、独りよがりな私望動機に基づくシューカツなどではない。社会に貢献できる自らの「提供価値」とは何なのか、客観的なセルフアセスメント能力も必要となる。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |