授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2019年度/Academic Year  前期/First
開講曜限/Class period 火/Tue 3,火/Tue 4
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 授業時間割参照
対象学年/Year 4年
授業科目区分/Category 教育課程 副専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 演習科目
授業科目名/Course Title ゼミナール「人間と文化」/Seminar on Human and Culture
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 松本ますみ,阿知良 洋平
時間割コード/Registration Code T6407
連絡先/Contact 松本ますみ(Q509 0143-46-5817, m-matsumoto@mmm.muroran-it.ac.jp)
阿知良 洋平(achiray@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 松本ますみ(オフィスアワー 火曜日5.6限)
阿知良 洋平(金曜日11時から12時。事前にメールいただけると確実です。その他の時間でも在室していればいつでもお訪ねください。)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2019/02/14
授業のねらい
/Learning Objectives
人文社会科学に関する新書を読みながら、自分の問題として平和、豊かさ、自由について考え、倫理的な生き方ができるようにする。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
近現代史、時事問題、科学の効用と問題点に関心を持ちつつ、現実に対して的確な判断力を持つことができるようにする。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間)=22.5時間
第1回 授業の進行の進め方
第2回 文系と理系はいつどのように分かれたか
第3回 日本の近代化と文系・理系
第4回 産業界と文系・理系
第5回 ジェンダーと文系・理系
第6回 研究の「学際化」と文系・理系
第7回 現代の新自由主義と、グローバル化の中で「平和」を考える
第8回 室蘭工業大学の成り立ちと、戦後を考える
第9回 後半のオリエンテーション
第10回 若尾政希『百姓一揆』第1章・第2章
第11回 若尾政希『百姓一揆』第3章・第4章
第12回 若尾政希『百姓一揆』第5章・第6章
第13回 デモ・街宣の政治文化と現代の私たち
第14回 異議申し立ての現代的再構成
第15回 まとめ

社会に関して鋭敏な感覚を研ぎ澄ますため、一週間のニュースのまとめを授業中に提出してもらう。それも予習に含まれる。各回の予習に1.5時間、まとめに1.5時間かかるものと考えられる。さらには、ニュースで伝えられていることと自分や仲間、家族との関係について、ディスカッションする。
教科書
/Required Text
隠岐さや香『文系と理系はなぜ分かれたか』星海社2018(ISBN:978406523843)
ノーマ・フィールド『いま,〈平和〉を本気で語るには』岩波ブックレット(ISBN:4002709906)
若尾政希『百姓一揆』岩波新書、2018(ISBN:9784004317500)
参考書等
/Required Materials
清末愛砂・松本ますみ編『北海道で生きるということ』法律文化社、2016(ISBN:9784589038159)
教科書・参考書に関する備考 [備 考]
授業中指示する。
成績評価方法
/Grading Guidelines
到達度目標は、ゼミナールへの参加度と学期末レポートで評価する。100点満点中60点以上を合格とする。松本担当分50点、阿知良担当分50点で満点で100点である。
履修上の注意
/Notices
ディスカッション中心の授業である。積極的な問題提起と発言を求める。理系と文系を明確に分けてものを考える日本の教育・産業システムの問題点と課題を見つめなおすことができるようにする。学生の主体的な参加を求める。
後半部分について、テキスト等、受講生で相談してから最終決定します。上記の本が難しいとなれば、現代の若者論を直接扱った本へ変更します。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
「学際化」。耳慣れない言葉かもしれません。でも、今、世界では急速に他分野と融合して学問分野を開く、ということが普通となっています。例えば、各国の情報分野が行っている、デジタル・アーカイブは、理系と文系の融合です。求められるのは、それらデジタル・アーカイブ
後半部分の目的は、デモ・街宣等の政治文化と受講生や教員を含む私たちとのあいだの共感・距離感・違和感などを率直に出し合い、誰もに保証されている政治参加の権利について、若者の意識構造およびその形成の観点から、考えることにあります。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
JABEE基準1(1)「(a)地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養」および「(f)前半:日本語による論理的な記述力、口頭発表力、討議等のコミュニケーション能力」に対応

電気電子工学コース・情報通信システム工学コースの学習・教育目標 「(H) 電気電子工学分野の技術が社会や環境に与える影響を考える能力を修得する。」に対応している。
関連科目
/Related course
日本の憲法、現代の社会A, 現代の社会B、哲学入門A、哲学入門B、日本近現代史A,日本近現代史B
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
毎週関心を持ったニュースを持ち寄る。それを発表する
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
ゼミの仲間、歴史の証言者、文字・映像史料と対話する。グループ学習を行い、発表を行う。
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
ステレオタイプ的なものの考え方の解きほぐしを通じて、二分法的思考を超える。
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%