開講学期/Course Start | 2019年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 水/Wed 5,水/Wed 6 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 授業時間割参照 |
対象学年/Year | 3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 副専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 環境法制/Environment Law |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 清末 愛砂,平川 全機 |
時間割コード/Registration Code | T6319 |
連絡先/Contact |
清末 愛砂(メール:akiyosue@mmm.muroran-it.ac.jp、居室:Q510 mail: akiyosue@mmm.muroran-it.ac.jp, Room: Q510) |
オフィスアワー/Office hours |
清末 愛砂(水曜日:10:30-11:30 事前に必ずアポをとってください。 Wednesday, from 10:30 am to 11:30 am, please make an appointment in advance.) |
実務経験/Work experience |
更新日/Date of renewal | 2019/02/13 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
本講義は、環境や自然に関する問題に対して法律と制度という観点から検討することを目的とする。 自然保護や公害など環境問題の解決に法律や制度、裁判という仕組みは一定程度有効である。しかし、それだけで全ての問題が解決されるわけでもない。しばしば法律から抜け落ちている点が問題となったり、そもそもどのような法律や制度が有効かが焦点となる。具体的な問題が発生している社会と環境法制との関係を考える必要がある。 本講義では、環境と自然をめぐる具体的な問題に対して環境法制を媒介としながら人文社会科学的な視点から考える。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.人文社会科学的な視角から環境問題を考える必要性を理解する。(理解力) 2.現代社会において、環境問題と法制がどのような関係にあるのか、具体的な事例を通じて理解する。(解釈力) 3.上記二点について、自分の言葉で論述できる。(論述力) |
授業計画 /Course Schedule |
総時間数=22.5時間 1、ガイダンス 2、木は法廷に立てるのか?①:権利拡張の歴史 3、木は法廷に立てるのか?②:アマミノクロウサギ訴訟 4、木は法廷に立てるのか?③:グループディスカッション 5、自然の価値はいくらか?①:環境経済学的手法 6、自然の価値はいくらか?②:生態系サービスと課税 7、自然の価値はいくらか?③:グループディスカッション 8、予防原則か疑わしきは罰せずか?①水俣病の教訓 9、予防原則か疑わしきは罰せずか?②不確実性下の意思決定 10、予防原則か疑わしきは罰せずか?③:グループディスカッション 11、ダム事業は止められるか?①:公共事業の問題点 12、ダム事業は止められるか?②:地元の生活 13、ダム事業は止められるか?③:グループディスカッション 14、法で捉えられることと捉えられないこと 15、まとめ 講義内容の理解に際しては、現代社会に対する関心が重要となる。したがって、環境についてのニュースや新聞記事をチェックする等の自己学習を必ずしたうえで授業に臨むこと。 |
教科書・参考書に関する備考 | 特定の教科書は使用しない。授業の際に必要な資料は適時配布する。その他の参考書は授業時間内に紹介する。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
100点満点中60点以上が合格点である。 到達度目標の全項目について、毎回講義時に提出する小課題60点、期末レポート40点の割合で評価する。 なお、期末レポートの提出のない者、正当な理由なく規定の出席回数(2/3以上)に満たない者の評価は行なわない。 |
履修上の注意 /Notices |
(1)小課題やグループディスカッションを毎週課されることを理解した上で受講すること。漠然と講義を聞くだけではなく、自ら考え発言する積極性が求められる。 (2)授業内容に関する質問は、授業中や授業前後の教室で受け付ける。 毎回の小課題内にも記入欄を設けるので適宜記入すること。 (3)遅刻早退および授業中の私語は厳禁。 (4)再試験は行なわない。 (5)不合格者は再履修となる。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
講義の内容を自分の専門や身近な問題に置き換えて考えることによって、環境法制への関心と理解を深めてほしい。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
建築社会基盤系学科 建築学コース・土木工学コース: (B) 良識ある人間性、倫理性、福祉への感性と健全なる心身の形成 機械航空創造系学科 機械システム工学コース: (A) 多面的考察力の修得 機械航空創造系学科 航空宇宙システム工学コース: (D)(E)(F) 語学力一般教養の修得 機械航空創造系学科 材料工学コース: (A) 多面的思考能力の修得 応用理化学系学科 応用化学コース・バイオシステムコース: 対応なし 応用理化学系学科 応用物理コース: (A) 科学技術倫理・多面的思考能力の修得 情報電子工学系学科 電気電子工学コース・情報通信システムコース: (H)技術者倫理の修得 情報電子工学系学科 情報システム学コース・コンピュータ知能学コース: (人) [社会的視点] 社会的・国際的視点に立って考える能力を身につける JABEE基準 1(1)(a) 地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養 1(1)(b) 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者が社会に対して負っている責任に関する理解 1(1)(f) のうち、日本語による論理的な記述力 |
関連科目 /Related course |
副専門「環境と社会」コースの全科目。 |
備考 /Notes |
授業内容・計画は受講生の理解や関心などによって変更することもある。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
講義内容の理解には現実の環境問題への理解が不可欠である。関連する日々のニュースや新聞記事などを自主的に参照すること。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%未満 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
各テーマごとに1回のグループディスカッションを行う。 |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
グループディスカッションには具体的な問題の解決策を探究することも含まれる。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%未満 |