授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2019年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 水/Wed 14,水/Wed 15
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 創造工学科 夜間主コース
対象学年/Year 1年,2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 創造工学科
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 物理学B(前半8週)
単位数/Number of Credits 1.0
担当教員名/Lecturer 田湯善章
時間割コード/Registration Code J8406
連絡先/Contact 田湯善章(K707 / 0143-46-5641 / tayu@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 田湯善章(水曜日 / 16:30 - 17:30)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2019/10/09
授業のねらい
/Learning Objectives
現実の物体は広がりを持っており、複雑な運動を行う。物理学Bでは最初に広がりを持つ質点系の運動を概観し、質点の運動との相違点とその特徴を理解する。次に、変形のない剛体の運動の具体例を学習する。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.質点系の重心運動と相対運動について理解し、代表的な問題を解くことができる(10%)。
2. 運動量保存則と角運動量保存則について理解し、代表的な問題を解くことができる(20%)。
3. 固定軸のまわりの剛体の運動について理解し、代表的な問題を解くことができる(40%)。
4. 簡単な系の慣性モーメントを計算できる(30%)。
5. 解いた結果から何が言えるかを考える習慣を身につける。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間):12時間
第1回:ガイダンス(授業計画,成績評価方法),2体問題の復習
第2回:質点系の重心運動(重心の並進運動と回転運動)
第3回:剛体とそのつり合い(力のモーメント[ベクトルの外積の導入])
第4回:固定軸のまわりの剛体の運動(回転の運動方程式と慣性モーメント)
第5回:慣性モーメントに関する定理と計算(離散集合体の場合)
第6回:慣性モーメントの計算(連続体の場合)
第7回:剛体の平面運動(実体振り子と斜面を転がる物体),学生による授業評価
第8回:まとめと定期試験

本授業では、E-learnigシステムMoodleで提供される教材による自己学習を必要とする。
教科書
/Required Text
物理学 3訂版(小出昭一郎、裳華房)(ISBN:9784785320744)
参考書等
/Required Materials
基礎的な参考書:数学と一緒に学ぶ力学(原康夫著、学術図書出版社)(ISBN:9784780600735)
アドバンスな参考書:一般力学(山内恭彦著、岩波書店)(ISBN:4000050206)
成績評価方法
/Grading Guidelines
・定期試験で評価し、100点満点で60点以上を合格とする。
・目標1~4の達成度評価は、定期試験で出題される問題によって行う。
・目標5は努力目標とし、成績評価には含めない。
・不合格者には再試験を1回のみ実施し、60点以上(100点満点)の成績をもって合格とする。
履修上の注意
/Notices
不合格者は次年度以降に、再履修すること。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
2019年度版学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照
関連科目
/Related course
物理学A、物理学C、工業物理基礎実験
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
本授業では、E-learnigシステムMoodleで提供される教材による自己学習を必要とする。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
授業中に課題を設定し、Think-Pair-Shareによるグループ学習を実施する。
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
本授業で扱う数学は高校数学を基礎としており、物理現象(物体の運動)を数学を用いて理解する総合的な学習を行う。
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超