開講学期/Course Start | 2019年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 水/Wed 10,水/Wed 11 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 情報電子工学系学科 夜間主コース |
対象学年/Year | 2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar |
講義科目 |
授業科目名/Course Title | 電磁気学Ⅱ/Electromagnetics Ⅱ |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 川口秀樹 |
時間割コード/Registration Code | C8601 |
連絡先/Contact | 川口秀樹(F207, 0143-46-5510, kawa@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 川口秀樹(水曜日 16:00 - 17:00, 18:00-19:00) |
実務経験/Work experience | 川口秀樹(通信事業を扱う企業での通信機器の回路設計・開発経験を有する) |
更新日/Date of renewal | 2019/09/27 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
時間的に変化しない電流(定常電流)のまわりに生じる磁界の性質について理解する.時間的に変化する電磁場は電磁誘導や変位電流を引き起こし,マクスウエルの方程式へと導かれていくことを理解する. |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
次の項目の習得を目標とする. 1. 電磁気学に関する基礎的事項を説明し,問題に適用することができる.(知識力,40%) 2. 電流と磁界の関係について理解する.(理解力,20%) 3. 電磁誘導とファラデーの電磁誘導の法則を理解する.(理解力,20%) 4. マクスウェルの方程式と電磁波の性質を理解する.(理解力,20%) |
授業計画 /Course Schedule |
/Course Schedule 総授業時間数;22.5時間 1週目 シラバスの説明,静電場の復習 2週目 定常電流(電流・抵抗,オームの法則,電流の電子論,電流密度) 3週目 電流と磁界(磁気力・磁界の法則,ビオ・サバールの法則) 4週目 電流と磁界(ビオ・サバールの法則の具体例) 5週目 電流と磁界(磁場のガウスの法則,アンペールの法則) 6週目 電流と磁界(アンペールの法則の応用例) 7週目 電流と磁界(磁界中の電流に働く力,ローレンツ力) 8週目 電流と磁界(微小円電流と磁気双極子,磁化,磁性体,BH曲線) 9週目 中間試験 10週目 電磁誘導(ファラディーの電磁誘導則) 11週目 電磁誘導(運動する回路内で発生する起電力) 12週目 電磁誘導(インダクタンス,相互誘導) 13週目 電磁誘導(マクスウェルの方程式の微分形,渦電流現象) 14週目 電磁波(変位電流,アンペール・マクスウェルの法則,電磁波の伝播) 15週目 電磁波(波動方程式,ヘルムホルツ方程式,平面波) |
教科書 /Required Text |
斉藤幸喜、宮代彰一、高橋清著「新版 電磁気学の基礎」森北出版(ISBN:9784627734128) |
参考書等 /Required Materials |
長岡洋介著「電磁気学Ⅱ(変動する電磁場)」 岩波書店(ISBN:4000076442)
長岡洋介・丹慶勝市著「例解 電磁気学演習」岩波書店(ISBN:4000077929) 山田直平原著・桂井誠著「電磁気学(電気学会大学講座・3版改訂)」電気学会・オーム社(発売元オーム社)((ISBN:4886862314) 山口昌一郎著「基礎電磁気学 改訂版」 山口昌一郎著 電気学会・オーム社(ISBN:4886862292) |
教科書・参考書に関する備考 |
[教科書] 斉藤幸喜、宮代彰一、高橋清著「新版 電磁気学の基礎」森北出版(ISBN978-4-627-73412-8)2,400円 [参考書] (1)長岡洋介著「電磁気学Ⅱ(変動する電磁場)」 岩波書店(ISBN4-00-007644-2) 1900円 (2)長岡洋介・丹慶勝市著「例解 電磁気学演習」岩波書店(ISBN4-00-007792-9) 2800円 (3)山田直平原著・桂井誠著「電磁気学(電気学会大学講座・3版改訂)」電気学会・オーム社(発売元オーム社)(ISBN4-88686-231-4) 2800円 (4)山口昌一郎著「基礎電磁気学 改訂版」 山口昌一郎著 電気学会・オーム社(ISBN4-88686-229-2)2600円 [備 考] |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
各到達度目標の評価方法は,レポート・小テストおよび定期試験において論述問題と計算問題を出題し,達成度を評価する. 100点満点で期末試験45点,中間試験35点,レポート(小テスト)20点の割合で評価する.合計点で60点以上のものを合格とする. |
履修上の注意 /Notices |
①知識力,理解力の向上を目指すために,できるだけ毎回,レポート(又は小テスト)を課す予定です. ②電磁気学Iを修得していることが望ましい. ③再試験は原則として行わない. ④不合格者は再履修すること. |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
電磁気学は知識の積み重ねです。項目ごとの知識の定着に努めましょう。電磁気に於いては、「定期試験直前に一気呵成に勉強する」と豪語して、達成できた人は未だいません。理解できない場合には,オフィスアワーなどを活用して質問に来てください。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
自然現象を理解するための基礎知識と専門分野の実践的な知識ならびに技術者としての基礎技能を育成する. |
関連科目 /Related course |
電磁気学I(必修),電子物性(選択),半導体工学(選択) |
実務経験のある教員による授業科目 /Course by professor with work experience |
1.関連した実務経験を有している教員が担当する科目 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
毎回レポート課題 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%未満 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
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Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
コンピュータによる可視化を用いた説明 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%未満 |