授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2019年度/Academic Year  前期/First
開講曜限/Class period 火/Tue 12,火/Tue 13
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 情報電子工学系学科 夜間主コース
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 線形システム論(情電・夜)/Linear Systems
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 水上 雅人
時間割コード/Registration Code B7307B
連絡先/Contact 水上 雅人(B314,m-mizukami@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 水上 雅人(木曜日:16:30 - 17:30)
実務経験/Work experience 水上 雅人(通信事業を扱う企業でのロボット機構を含む光通信用自動化装置の開発経験を有する)
更新日/Date of renewal 2019/09/27
授業のねらい
/Learning Objectives
線形システムの挙動を記述するための数学手法の基本的事項を理解する.
機械システムと電気システムのアナロジーの概念を踏まえ,線形システムのモデリング手法について理解し,線形システムを分析するための強力な手法の一つであるフーリエ変換を理解・習得する.
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.線形システムの挙動を表現できる数式を理解し,線形システムについて例を挙げて説明できる.(30%)
2.線形システムのモデリング手法と機械-電機等価回路の考え方を理解する(35%)
3.フーリエ級数,フーリエ変換について理解する.(35%)
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間)は15週間で,22.5時間.
第1週 シラバス説明・線形システムとは
第2週 線形システムで必要な数学復習 三角関数・指数関数
第3週 〃 正弦波・複素正弦波
第4週 線形回路(電気回路・機械振動など)
第5週 線形システムのモデリング
第6週 機械-電機等価回路
第7週 周波数応答・ボード線図(ゲイン・位相)
第8週 中間試験
第9週 フーリエ級数(三角関数)
第10週 フーリエ級数(複素数)
第11週 フーリエ変換
第12週 離散時間線形システムの基礎 サンプリング定理
第13週 離散フーリエ変換
第14週 高速フーリエ変換
第15週 後半まとめ・復習
(第16週 定期試験)
・毎回講義の最後にレポート演習や,定期的に小テストを課すので,予習復習をすること.
教科書
/Required Text
線形システム論 山下幸彦著 朝倉書店 2013(ISBN:9784254205251)
参考書等
/Required Materials
例題で学ぶ現代制御の基礎 鈴木隆, 板宮敬悦共著 森北出版 2011(ISBN:9784627920910)
メカトロニクス概論 古田勝久編著 ; 石川潤 [ほか] 執筆 オーム社 2015(ISBN:9784274217845)
信号処理入門 佐藤幸男著 オーム社 1999(ISBN:9784270000000)
教科書・参考書に関する備考 ・授業では講義内容をまとめたプリントを配布する.
・参考書については,必要に応じ,授業中に紹介する.
成績評価方法
/Grading Guidelines
・演習課題・小テスト30%,中間試験 30%,期末試験40%に配分した計100点満点で評価
し,60点以上を合格とする.
目標1,2は,中間試験において論述問題・計算問題を出題して到達度を評価する.
目標3は,定期試験において,論述問題・計算問題を出題して到達度を評価する.
履修上の注意
/Notices
・80%以上出席していないものは,定期試験の受験資格を失うので注意すること.
・20分以上の遅刻は欠席とみなすので注意すること.
・再試験は行わないため,不合格者は再履修のこと.
・授業の変更や緊急時の連絡は,授業中または掲示板て゛通知をする.
教員メッセージ
/Message from Lecturer
線形システム論は線形システムのモデル化, モデル化によって得られる微分方程式の性質を学ぶことによって,実際のシステムの挙動を解析したり, 好ましい挙動を得るためのシステム設計の基本を習得する授業科目である.
授業の復習を必ず毎回行うこと.また,課された課題については必ずレポート提出すること.
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
情報電子技術者:[情報電子基礎] 数学と自然科学の基礎知識を身につける。
関連科目
/Related course
ディジタル信号処理,確率・統計,解析A,解析B,線形代数,制御工学,システム制御工学
実務経験のある教員による授業科目
/Course by professor with work experience
1.関連した実務経験を有している教員が担当する科目
備考
/Notes
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
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