授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2019年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 火/Tue 10,火/Tue 11
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 機械航空創造系学科 夜間主コース
対象学年/Year 3年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 機械システム設計学/Design of Mechanical Systems
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 風間俊治
時間割コード/Registration Code C7704
連絡先/Contact 風間俊治(T. Kazama,5349,kazama@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 風間俊治(T. Kazama,B319,Mon.16:30-17:30 in 1st semester [1st & 2nd quarters] / Tue.16:00-17:00 in 2nd semester [3rd & 4th quarters])
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2019/08/05
授業のねらい
/Learning Objectives
多種多様な機械および機械システムを設計する際には、その用途や分野に応じた部品や設計法が求められる。しかし、機械の全体あるいはその主要部は、基盤となる工学知識に基づき設計され、代表的な機械要素で構成される。本授業では、力学系基礎の応用や機械要素技術の理解を通して、機械設計の基礎を学ぶ。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.機械システムの結合系、回転軸系、動力伝達系に用いられる各構成要素の基礎を理解できる(理解力)。
2.機械システムの結合系、回転軸系、動力伝達系に用いられる機械要素やその規格を把握できる(知識)。
3.静的あるいは定常的な特性評価および基礎的な設計計算ができる(計算力)。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間):22.5時間
週 単元 教科書ページ
第1週 授業ガイダンス
第2週 概要(機械設計、生産技術、単位) 1~3、281~305
第3週 小まとめ
第4週 基礎(強度設計、許容応力、安全率)3~23
第5週 基礎(はめあい)23~28(表面性状・粗さ)29~32
第6週 結合系(ねじ)33~60(リベット,溶接)61~87
第7週 回転系(軸)88~100
第8週 回転系(キー)100~104
第9週 AL1(特別講義)[課題]★
第10週 回転系(軸継手)104~117
第11週 回転系(すべり軸受)117~132 (転がり軸受)132~145 (シール)145~154
第12週 伝達系(歯車)155~185
第13週 伝達系(クラッチ、ブレーキ)185~205(ベルト)205~230
第14週 AL2(エンジニアリング・デザイン)[課題]★
第15週 総まとめ
第16週 定期試験
※諸事情により、一部、変更する場合がある(特に★)。特別講義は調整中。
※ほぼ毎回の授業にて練習問題や宿題等を課す。予復習等の自己学習に努めること。
教科書
/Required Text
機械要素設計 和田稲苗編著 実教出版 1984(ISBN:4407022477)
参考書等
/Required Materials
機械工学便覧 日本機械学会編 日本機械学会 2007(ISBN:488898171X)
機械要素のシステム設計 伊藤美光著 日刊工業新聞社 1996(ISBN:4526039489)
機械設計の基礎知識 : はじめて設計をする人へ 実際の設計研究会監修 ; 米山猛著 日刊工業新聞社 1993(ISBN:4526032832)
機械設計の考え方と方法 畑村洋太郎編著 ; 実際の設計研究会著 日刊工業新聞社 2014(ISBN:4526073407)
教科書・参考書に関する備考 参考書の欄に記載の書籍は、関連資料のごく一部です。
成績評価方法
/Grading Guidelines
成績は、定期試験60点満点+課題(AL1+AL2、グループワーク等を含む)40点満点の合計100点満点で採点し、60点以上を合格とする。不合格者は再履修。完成度の低いレポートや課題の提出遅延は減点対象。各到達度目標の評価方法は以下の通り。
目標1.考察問題を出題し、達成度を評価する。
目標2.知識問題を出題し、達成度を評価する。
目標3.計算問題を出題し、達成度を評価する。
履修上の注意
/Notices
すべての課題を指定の期日に提出し、かつ定期試験を受験すること。(特別の理由がない限り)再試験は実施しません(不合格者は再履修)。授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
毎回の出席が原則です。授業中、簡単な演習問題を多く解いて頂きます。課題の取り組み状況を記録し、最後に申告票を提出して下さい。教科書、ノート、筆記用具(赤ペンを含む)、関数電卓を常に用意して下さい。受験の際は、学生証、筆記用具、関数電卓(電池切れに注意)を必ず持ってきて下さい。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
機械航空創造系学科夜間主コースの学習・教育到達目標との対応
C.工学専門知識
・機械工学、航空宇宙工学、材料工学に関する専門知識を修得し、活用できる。
関連科目
/Related course
機構学、機械製図、材料力学、機械力学
備考
/Notes
「授業計画」欄中の★は、自主的な取り組みを求める授業(アクティブ・ラーニング、グループワーク、エンジニアリング・デザイン実習、特別講義、調べ学習等を含む)を行う予定です。内容やスケジュール等の詳細は授業中に伝えます。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
・本授業では特に材料力学や機械製図の知識が必要となるので、十分に見直しをおこなっておくこと。
・ほぼ毎回、練習問題を配布するので、次回までに自力で解き、自学自習に努めること。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
エンジニアリングデザインの要素を単元として取り入れる。数名のグループを組み、簡単な成果発表も行う。その中で各自の役割を十分に担うこと。
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
外部講師を招き、授業に関連する内容の特別講義を実施する予定である。これまでに学んだ知識を基礎とし、関連技術の調査ならびに総合的な考察を行うこと。
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満