開講学期/Course Start | 2019年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 金/Fri 7,金/Fri 8,金/Fri 9,金/Fri 10 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 創造工学科 |
対象学年/Year | 1年,2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 創造工学科 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 実験科目 |
授業科目名/Course Title | 工業物理基礎実験(Dクラス) |
単位数/Number of Credits | 1.0 |
担当教員名/Lecturer | 飯島 徹,桃野直樹,金沢 新哲 |
時間割コード/Registration Code | J3004 |
連絡先/Contact |
桃野直樹(教育・研究2号館Q206室(内線5656))
金沢 新哲(K409, 0143-46-5650, shintetsu_kanazawa@muroran-it.ac.jp) 飯島 徹(飯島 徹(N302 0143-46-5996 iijima@mmm.muroran-it.ac.jp) ) |
オフィスアワー/Office hours |
桃野直樹(金曜日:16時~18時(この他、月・火・水:12時~13時で在室していればOK))
金沢 新哲(月、金 10:30~11:30(在室の場合のみ可能です。)) 飯島 徹(飯島 徹(月曜日16:00-17:00 Monday 16:00-17:00 ) |
実務経験/Work experience |
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更新日/Date of renewal | 2019/09/10 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
本科目では、具体的な物理現象を通して、工学の基礎となる物理の知識・理解を深めるとともに、基本的な測定技術、技能を習得する。さらに、実験データをコンピュータを用いて整理・解析し、基礎的なデータ処理能力を培う。グループ内での役割分担を考えて主体的に実験を遂行するとともに、得られた実験結果やその問題点を論理的に考察し、表現する能力を培う。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.物理の知識を応用して、工学の基礎となる物理現象の仕組み、原理を理解できる。 2.基本的な測定原理を理解し、正しい手順で主体的に実験を遂行できる。 3.測定精度を正しく把握し、適切な有効数字で測定結果を表すことができる。 4.実験データをコンピュータを用いて整理・解析し、適切な表やグラフを用いて表現できる。 5.得られた実験結果を論理的に考察し、レポートにまとめることができる。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間):24時間 第1回目 物理実験のガイダンス、および、実験レポート・実験計画書の書き方 第2回目 キャリパーおよびマイクロメーターを用いた測定と実験誤差に関する講義・演習 第3回目 テーマ(a) ※左記は1例である。各グループの実験テーマは第2回目の後、掲示される。 第4回目 テーマ(b) 第5回目 テーマ(c) 第6回目 テーマ(e) 第7回目 テーマ(f) 第8回目 テーマ(g) 以下のテーマから毎回1テーマ(異なるテーマを計6テーマ)について実験を行う。 (a)ボルダの振り子による重力加速度 (b)Ewingの装置によるヤング率 (c)固体の線膨張率 (d)顕微鏡による屈折率 (e)プリズム分光計 (f)熱の仕事当量 (g)比電荷 (h)熱電対 (i)地球磁場の水平成分および磁石の磁気モーメント (j)放射線の吸収 (放射線の遮蔽の視点から) (k)光電効果 (l)超伝導体の電気抵抗測定 (m)サーミスタの電気抵抗の温度依存性 (n)オシロスコープで見る電気信号 (o)弦の振動 (p)光交流法によるNiの比熱 (高感度測定技術の一つとして) 第8回目には授業評価アンケートを実施する。 実験に取り組むにあたり、十分な自己学習を行うこと。 |
教科書 /Required Text |
第2版物理学実験2019 室蘭工業大学物理学実験担当グループ編(ISBN:9784780607550) |
参考書等 /Required Materials |
理科年表 東京天文台編纂/丸善(ISBN:9784621087398) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
成績は、「基礎測定レポート」(第2回目に提出)、「実験計画書」(第3回目以降、毎回提出)、「実験レポート」(第3回目以降、毎回提出)により、到達度目標1~5を総合的に評価して決める。詳細は以下のとおりである。 1.基礎測定レポートは、0点または1点で評価する(基礎測定レポート点)。 2.実験計画書は、-1点または0点で評価する。未提出の場合には-2点とする(実験計画書点)。 3.実験レポートは、-5~+4点で評価する。欠席及び未提出の場合には-6点とする(レポート点)。 4.基礎点を75点とし、これに上述の基礎測定レポート点(1回分)、実験計画書点(6回分)、レポート点(6回分)を加えて成績評価点とする。最終的な成績評価点が100点満点中60点以上を合格とする。 5.ガイダンスを含め、4回以上の欠席がある者については履修と認めず、再履修とする。 |
履修上の注意 /Notices |
・本授業に関する連絡事項は、基本的にN棟4階物理学実験掲示板に掲示する。 ・第1回目および第2回目の教室は、事前に掲示(ピロティ,N棟4階物理学実験室およびQ棟2階掲示板)にて知らせる。 ・第3回目以降の実験は物理学実験室において原則2または3名1グループで行う。グループ分けおよび実験スケジュール、各回の実験テーマは第2回目の授業のあと掲示する。 ・第2回目では、授業の最後に「基礎測定レポート」を提出すること。 ・第3回目~第8回目では、授業に先立ち、「実験計画書」を提出すること。提出先および締切りはガイダンス時に指示する。 ・第3回目~第8回目では、各グループが授業中に「実験レポート」を1部作成し、教員へ直接提出すること。 ・実験レポートは、原則授業時間内に提出する。授業時間内に提出できない場合は教員の指示に従うこと。 ・不合格者は次年度以降に再履修すること。 ・実験室は土足厳禁、飲食禁止である。 ・実験テーマ毎に教室や教員が異なるので、よく確認すること。 ・物理学実験専用の実験ノートを準備すること。ルーズリーフ等の切り離せたりバラバラになるものは不可。 ・レポート用紙は,A4のものを各自用意すること。 ・パソコンは実験室に何台か備え付けられているが、台数に限りがあるので自分のノートパソコンを持ち込んでも構わない。 ・プリンタは、実験室にあるので実験データのプリントアウトに使用してもよい。ただし、自分のパソコンから印刷を行うときは、実験室内のみで使用可能なUSBメモリにデータをコピーし、実験室内のパソコンからプリントアウトを行う。 ・私物のUSBメモリを実験室内のパソコンに接続することは認めない。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
1.各自が実験前にしっかり予習すること。 2.実験計画書を作成する際には教科書をよく読み,実験の重要なポイントを要約して記述すること。初めて行う実験なので,装置や方法のイメージは難しいのは当然だが,実験の目的を十分に理解し,何をしなければならないのかをよく考えて実験計画書の作成に臨むこと。 3.教科書の各実験テーマに書かれている『実験上の注意』は,必ず前もって良く読んでおくこと。 4.実験テーマによっては,テキストに実験に関連した問が用意されている場合があるので,どのようなことが問われているのかしっかり確認すること。また,実験結果を利用しなくても解答できる問についてはあらかじめ予習しておくことを薦める。 5.実験は原則として2または3名1組で行うが,他人まかせにせず積極的に実験に関わることを期待する。 6.第3週目以降の実験では,授業開始時刻になったら自ら進んで実験を始めること。 7.正規の授業終了時刻までに実験を終了させることが望ましい。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
2019年度版学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照 |
関連科目 /Related course |
物理学A、物理学B、物理学C |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
本授業(第3回目~第8回目)では、授業に先立ち、実験内容の自己学習を行い、その内容を「実験計画書」として提出することが必須である。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
本授業(第3回目~第8回目)では、実験はグループごとに実施する。実験の遂行および実験レポートの作成はグループ内で協働して行う。 |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
本授業では、物理学、数学(線形代数、微分積分、確率基礎)、情報リテラシー科目の知識を総合して活用し、実験に取り組むことになる。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |