開講学期/Course Start | 2019年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 水/Wed 9,水/Wed 10 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 情報電子工学系学科 |
対象学年/Year | 3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar |
講義科目 |
授業科目名/Course Title | 言語処理系論/Language Processor |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 須藤秀紹 |
時間割コード/Registration Code | C4614 |
連絡先/Contact |
須藤秀紹(V307 suto@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 須藤秀紹(水曜日13時30分〜14時30分) |
実務経験/Work experience | 須藤秀紹(ソフトウェア開発会社での各種アプリケーションプログラム及びミドルウェアの開発経験及びIT企業の主任システムエンジニアとして、地域企業のニーズ把握及び設計への反映、顧客へのプレゼンテーションに携わった在職経験を有する) |
更新日/Date of renewal | 2019/09/30 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
オートマトンの仕組みと基本的な理論について学ぶ. |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1. 有限オートマトン,プッシュダウンオートマトン,チューリングマシンの基本構造を理解する(50%) 2. 有限オートマトン,プッシュダウンオートマトン,チューリングマシンの特性の違いについて説明できる(25%) 3. 基本的な言語を受理するオートマトンの状態遷移グラフが描ける(25%) |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間;22.5時間 1週目:ガイダンス,講義の目的・概略 2週目:プログラミング言語とその処理,オートマトンの概略 3週目:数学的な知識の確認(本講義で必要になる集合やグラフといった数学の知識の確認),形式言語,正規表現 4週目:有限オートマトン1(決定性有限オートマトン) 5週目:有限オートマトン2(非決定性有限オートマトン,空動作をもつ有限オートマトン) 6週目:有限オートマトン3(決定性有限オートマトンと非決定性有限オートマトンの関係) 7週目:プッシュダウン・オートマトン1(基本的な考え方) 8週目:プッシュダウン・オートマトン2(応用) 9週目:プッシュダウン・オートマトン3(練習) 10週目:チューリング機械1(基本的な考え方) 11週目:チューリング機械2(練習) 12週目:形式言語1(基本的な考え方) 13週目:形式言語2(正規文法,文脈自由文法,句構造文法) 14週目:形式言語3(練習) 15週目: 講義のまとめ,定期試験 授業中に演習問題を出しますので各自授業時間外に解くようにしてください. 授業中に理解しきれなかった項目については,授業時間外に復習して,つぎの講義までに理解するようにしてください. 授業中に演習時間をとります.この時間は隣や前後の席の学生と相談して解答してもかまいません. |
教科書 /Required Text |
コンピュータ情報処理の基礎と応用 馬場則夫 [ほか] 著 共立出版 2010(ISBN:9784320122499) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
定期試験(60%),小テスト(30%),レポート(10%)によって評価する.合計100%中60%以上の者を合格とする。 到達度目標1:定期試験,小テスト(選択式) 到達度目標2:定期試験,小テスト(選択式) 到達度目標3:定期試験,小テスト(選択式),レポート |
履修上の注意 /Notices |
・C言語,Javaなど、なんらかのプログラミング言語を理解していること. ・集合の基本的な考え方を理解していること. ・不合格者は再履修してください. |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
・予習→確認テスト→演習 という反転学習を基本とします.かならず予習をして授業に臨んでください. ・みなさんの理解を深めるために,たくさんの例題を用意しています.しかし,授業時間の関係上,全ての問題の解答を授業時間中に示すことはできません.基本的には,授業を聞いていれば解ける問題ばかりですが,もし分からない問題がある場合は,授業中に質問するか,オフィスアワーに質問にきてください. |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
・この授業科目は情報電子工学系学科の情報システム学コースとコンピュータ知能学コースの学習目標のうち以下の項目に対応している. 情報技術者[コンピュータサイエンス]情報工学の基礎知識と応用能力を身につける. |
関連科目 /Related course |
・「プログラミングA」,「情報工学演習B」, 「情報工学演習C」,「データ構造とアルゴリズム」,「計算機システム」など. |
実務経験のある教員による授業科目 /Course by professor with work experience |
1.関連した実務経験を有している教員が担当する科目 |
備考 /Notes |
本講義は夜間主コースの学生の受講は受け付けません. |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
反転学習を基本とします.基本的に毎回,授業開始時に小テストを実施します.予習をして望んでください. |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
授業中に演習時間をとります.このとき,必要に応じて,隣や前後の受講生と相談して解答してください. |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
数学(特に集合)との関係性を学びます.しっかりと復習しておいてください. |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%未満 |