開講学期/Course Start | 2019年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 金/Fri 5,金/Fri 6 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 情報電子工学系学科 |
対象学年/Year | 2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | オペレーティングシステム(後半8週)/Operating System |
単位数/Number of Credits | 1.0 |
担当教員名/Lecturer | 岡田吉史 |
時間割コード/Registration Code | C4609 |
連絡先/Contact |
岡田吉史(教員室:V402 okada@csse.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 岡田吉史(木曜日 16:00-17:00 (V402室) ) |
実務経験/Work experience |
更新日/Date of renewal | 2019/02/15 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
・オペレーティングシステムは、コンピュータシステムを構成するハードウェア資源とソフトウェア資源を管理して使用効率を上げ、利用者に対しては使いやすいユーザインタフェースを提供する最も基本的で重要なソフトウェアである。従って、この授業の履修は情報工学を学ぶ学生にとって必要不可欠のものである。 ・この授業では、オペレーティングシステムの役割と構成・動作原理等について、UNIX系オペレーティングシステムを中心にして説明する。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
<2016年度以降入学者> 1. オペレーティングシステムの役割と構成について理解し、役割と構成の基本について簡単に説明することができる。 2. オペレーティングシステムの動作原理について理解し、動作原理の基本について簡単に説明することができる。 <2015年度以前入学者> 1. オペレーティングシステムの役割について理解し、説明することができる。 2. オペレーティングシステムの構成について理解し、説明することができる。 3. オペレーティングシステムの動作原理について理解し、説明することができる。 |
授業計画 /Course Schedule |
<2016年度以降入学者> 総授業時間数(実時間) 720分 (90分×8回) 1週目 ガイダンス、オペレーティングシステム(OS)とは何か? 2週目 OSの構成と役割、UNIX系OSのコマンド 3週目 ファイル管理概要、プロセス管理概要 4週目 メモリ管理概要1:主記憶・キャッシュメモリ 5週目 メモリ管理概要2:仮想記憶 6週目 入出力制御概要1:割込み、バス 7週目 入出力制御概要2:ハードディスク 8週目 オペレーティングシステムのまとめ、定期試験 <2015年度以前入学者> 総授業時間数(実時間) 1350分 (90分×15回) <2016年度入学者>の内容に加えて、残りの7週分を以下の通り実施する。 (実施形態についての詳細は別途連絡する) 9週目 オペレーティングシステムの開発・歴史 10週目 ファイル管理 11週目 プロセス管理 12週目 メモリ管理 13週目 入出力管理 14週目 ネットワーク制御 15週目 オペレーティングシステムのまとめ ※ 第8週の定期試験を受けた者に限り、第9週目~第15週目を受講できるものとする。 |
教科書 /Required Text |
内田啓一郎、小柳 滋、「IT Text コンピュータアーキテクチャ」オーム社、2800円 (2年前期の「計算機システム」で使用した教科書をそのまま使用する。) |
参考書等 /Required Materials |
オペレーティングシステム 谷口秀夫著 昭晃堂 1995(ISBN:4785620439)
デスクトップLinuxで学ぶコンピュータ・リテラシー 九州工業大学情報科学センター編 朝倉書店 2013(ISBN:9784254121964) |
教科書・参考書に関する備考 |
新たに購入すべき教科書はない。2年前期の「計算機システム」で使用した「IT Text コンピュータアーキテクチャ」を教科書として使用する。また、参考書として、1年前期の「情報リテラシー演習」で使用した「デスクトップLinuxで学ぶコンピュータ・リテラシー」があるとよい。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
・定期試験により成績をつける。100点満点で60点以上を合格とする。 ・各到達度目標の評価方法は、次のように行う。 ・目標1. 定期試験においてオペレーティングシステムの役割と構成について理解を問う問題を出題し、達成度を評価する。 ・目標2. 定期試験においてオペレーティングシステムの動作原理について理解を問う問題を出題し、達成度を評価する。 |
履修上の注意 /Notices |
(1) 授業は、毎回必ず出席すること。 (2) 講義資料を各自で印刷して持参すること(ただし演習室など学内での印刷は不可)。 (3) 授業中に演習問題を課すことがある。 (4) 不合格者は再履修すること。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
・「オペレーティングシステム」はコンピュータシステムの基本的な構成要素であり、情報工学を学ぶ学生にとっては必ず理解すべき重要な科目です。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
・この授業科目は情報電子工学系学科 情報システム学コース・コンピュータ知能学コースの学習目標の以下の項目に対応している。 情報技術者[情報システム]情報システムの基礎知識と構築・運用能力を身につける。 |
関連科目 /Related course |
・この科目の履修にあたっては、1年次前期開講の「情報リテラシー演習」および2年次前期開講の「計算機システム」を履修しておくことが望ましい。 ・この科目の関連科目は、「ソフトウェア工学」、「ファイルとデータベース」、および「組込みシステム」などである。 |
備考 /Notes |
教科書の演習問題は、本授業受講者の自己学習に適している「学習課題」になると私は考えています。これを参考に、「自己学習」に励んで下さい。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
ほぼ毎回小テストを行う。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
N/A |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
N/A |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |