授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2019年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 火/Tue 3,火/Tue 4
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 応用理化学系学科
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 細胞生物学/Cellular Biology
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 日比野政裕
時間割コード/Registration Code C3727
連絡先/Contact 日比野政裕(教員室番号 Y301 / Tel: 0143-46-5771 / E-mail: hibino(アットマーク)mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 日比野政裕(月・火曜日 9:00-10:00)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2019/08/22
授業のねらい
/Learning Objectives
現在では、生命現象を理解するには細胞に注目する必要があると認識されている。われわれ自身が細胞でできているのだし、食べ物も細胞である。さらには、この世界を住める場所にしているのも細胞である。細胞の生物学の理解は、自分自身を理解し、自分の健康に気を配り、食糧供給を管理し、絶滅寸前の生態系を守るために必要な知識の一つである。本講義では、生命の単位である細胞の基本原則についての理解を深める。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.膜構造について理解する。(25%)
2.膜輸送について理解する。(25%)
3.代謝について理解する。(25%)
4.細胞小器官と細胞の情報伝達について理解する。(25%)
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間):22.5時間
第1週 はじめに/細胞とは(1章)
第2週 細胞の化学成分(2章)
第3週 膜の構造:脂質二重層(11章)
第4週 膜の構造:膜タンパク(11章)
第5週 膜輸送:原理とその機能(12章)
第6週 膜輸送:イオンチャネルとシグナル伝達(12章)
第7週 細胞とエネルギー:糖と脂肪の分解と利用(13章)
第8週 細胞とエネルギー:代謝の調節(13章)
第9週 ミトコンドリア(14章)
第10週 葉緑体(14章)
第11週 細胞内区画(15章)
第12週 細胞内輸送(15章)
第13週 細胞の情報伝達:Gタンパク共役受容体(16章)
第14週 細胞の情報伝達:酵素共役型受容体(16章)
第15週 細胞骨格(17章)
第16週 定期試験
・適宜、演習等を実施するので予習・復習を心がけること。
教科書
/Required Text
Essential細胞生物学 Bruce Alberts [ほか] 著 ; 青山聖子 [ほか] 訳  南江堂 2016(ISBN:9784524261994)
参考書等
/Required Materials
細胞の分子生物学 Bruce Alberts [ほか] 著 ; 青山聖子 [ほか] 翻訳 ニュートンプレス 2010(ISBN:9784315518672)
生体膜の分子機構 : リピッドワールドが先導する生命科学 梅田真郷編 化学同人 2014(ISBN:9784759815160)
1分子生物学 原田慶恵, 石渡信一編 化学同人 2014(ISBN:9784759815184)
メカノバイオロジー : 細胞が力を感じ応答する仕組み 曽我部正博編 化学同人 2015(ISBN:9784759817218)
光合成のエネルギー変換と物質変換 : 人工光合成をめざして 杉浦美羽, 伊藤繁, 南後守編 化学同人 2015(ISBN:9784759817201)
揺らぎ・ダイナミクスと生体機能 : 物理化学的視点から見た生体分子 寺嶋正秀編 化学同人 2013(ISBN:9784759815108)
レーニンジャーの新生化学(上) レーニンジャー, ネルソン, コックス [著] ; 中山和久編集 廣川書店 2015(ISBN:9784567244060)
レーニンジャーの新生化学(下) レーニンジャー, ネルソン, コックス [著] ; 中山和久編集 廣川書店 2015(ISBN:9784567244077)
分子脳科学 : 分子から脳機能と心に迫る 三品昌美編 化学同人 2015(ISBN:9784759815191)
成績評価方法
/Grading Guidelines
100 点満点中60 点以上が合格点である。100 点満点で定期試験70点、レポート課題30点の割合で評価する。各到達度目標は定期試験とレポート課題において論述問題を出題し,達成度を評価する。各到達度目標は定期試験において論述問題を出題し,達成度を評価する。
履修上の注意
/Notices
講義の進行時期や項目内容等は教科内容の習熟度合い等により変更する場合がある。
不合格の場合再履修すること。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
質問があれば、気軽に研究室を訪ねてください。全ての教科は講義だけでなく予習と復習が行われることを想定しています。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
この授業の単位修得は、応用化学・生物工学プログラムの学習・教育到達目標の(B2):化学または生物分野の技術課題に対応して専門性を発揮できるように、理論と実験において応用化学あるいは生物工学に関する専門知識を習得する(2・3・4年)、に対応している。
JABEE基準1の(d):当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力、に対応している。
関連科目
/Related course
基礎化学、生命科学、生化学A、生化学B
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
講義毎に毎回課題を出すので、十分な復習を行うこと。
授業時間の関係で生化学については詳解できないので、自主的に復習を行うこと。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
生化学A,Bで学んだことを基礎とし、総合的な学習を行う。
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満