開講学期/Course Start | 2019年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 金/Fri 5,金/Fri 6 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 応用理化学系学科 |
対象学年/Year | 2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 物理化学B(バイオコース)/Physical Chemistry B |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 中野英之,高瀬 舞 |
時間割コード/Registration Code | C3603 |
連絡先/Contact | 中野英之(教員室:H409, 電話番号: 0143-46-5753, E-mail: nakano(at)mmm.muroran-it.ac.jp (at)は@に置き換えてください) |
オフィスアワー/Office hours | 中野英之(火曜日9:00-10:00,その他在室時は随時OK) |
実務経験/Work experience |
更新日/Date of renewal | 2019/02/08 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
前半では、化学および化学工学など原子・分子やその集合体を扱う上で熱力学は重要かつ習得すべきスキルである。その現象がなぜ自発的に生じるのかあるいは生じ得るのかを予測することは化学研究の上で重要であることから、実験・研究へ応用できる熱力学を習得する。また後半では、統計熱力学の概念を理解するとともに、関連する基礎的な関数の意味を理解し、さらに高分子が関わる物理化学的現象についても理解する。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.熱力学の基本的な概念が理解でき、それらを扱うのに必要な物理量について基礎的な理解ができる。(20%) 2.熱力学第一法則および第二法則について、それぞれの法則とそのつながりおよび考え方が理解できる。(30%) 3.統計熱力学の概念を理解できる。(20%) 4.統計熱力学に関わる基礎的な関数の意味を理解し、応用できる。(20%) 5.高分子の分子量の概念やゴム弾性について理解できる。(10%) |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間);24時間 第1週 気体の性質(完全気体と実在気体) 第2週 熱力学第一法則(基本概念) 第3週 熱力学第一法則(熱化学と状態関数) 第4週 第1週~第3週の復習 第5週 熱力学第二法則(自発的変化) 第6週 熱力学第三法則 第7週 熱力学第一法則と第二法則 第8週 中間試験 第9週 分子状態の分布 第10週 分配関数 第11週 ボルツマン分布と分配関数 第12週 統計エントロピー 第13週 第9週~第12週の復習 第14週 高分子の分子量と分子量分布 第15週 高分子の弾性・ゴム弾性 第16週 期末試験 なお、適宜、演習等を実施するので日頃の予習・復習を心がけること |
教科書 /Required Text |
アトキンス 物理化学(上) 第10班 P. Atkins, J. de Paula著 ; 中野元裕ほか訳 東京化学同人 2017(ISBN:4807909087)
アトキンス 物理化学(下) 第10班 P. Atkins, J. de Paula著 ; 中野元裕ほか訳 東京化学同人 2017(ISBN:4807909094) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
2回の定期試験(中間試験および期末試験・合計100点満点)で評価する(60点以上を合格とする)。各定期試験において、それぞれの目標を確認できる論述問題および計算問題を出題し達成度を評価する。 |
履修上の注意 /Notices |
授業計画の進行は、内容の習熟度合い等により変更する場合がある。不合格者は次年度再履修となります。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
基礎的な数学(微分、積分)を理解しておくこと |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
この授業の単位修得は、応用化学・生物工学プログラムの学習・教育到達目標の、 (B1):応用化学および生物工学に共通して活用できる専門基礎知識を体系的に修得する(1・2年)、に対応している。 JABEE基準1の「(d)当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力」に対応している。 |
関連科目 /Related course |
物理化学A、物理化学C、反応速度論、量子化学、分子分光学 |
備考 /Notes |
授業中に行なう演習問題で計算を行なうため、指数計算、対数計算などができる計算機を持参すること。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
・毎回復習のクイズを実施するので、予習・復習を行うこと。 ・区切りごとに問題演習を実施するので十分復習しておくこと。さらに、演習問題の回答例を公表するので、しっかり反復復習しておくこと。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
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Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
- |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |