授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2019年度/Academic Year  前期/First
開講曜限/Class period 水/Wed 3,水/Wed 4
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 応用理化学系学科
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 応用光学/Applied Optics
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 矢野隆治
時間割コード/Registration Code B3319
連絡先/Contact 矢野隆治(6号棟 K202  電話:5613
メール:ryie1(@)mmm.muroran-it.ac.jp (@)を@にかえる)
オフィスアワー/Office hours 矢野隆治(火曜日 16:00~17:00)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2019/03/08
授業のねらい
/Learning Objectives
電磁気学的扱いにより、光の性質、物質の光学意的性質の理解を深める。
光の波としての性質を、まず理解する。その後Maxwell方程式を復習し、電磁波の基本的な性質を理解する。さらに、電磁気学の範囲で、物質の光学的性質を理解する。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1 光学に関する一般的な基礎知識を習得する.(知識力)
2 光の波動としての性質、電磁波としての性質を理解する.(理解力)
3 干渉・回折に関する簡単な計算ができる.(計算力)
4 物質の光学的性質を、電磁気学の立場から理解する(理解力)
授業計画
/Course Schedule
講義時間 1.5時間/週x15週=22.5時間

前もって講義に使用するPDFファイルを印刷してください。
場所は、
応用理化学系学科 応用物理コース ホームページ
応用物理コース紹介 光 矢野隆治 授業関係のページにあります。
http://www.muroran-it.ac.jp/rikagaku/ap/zyuken/labo/lesson_yano.html
第2週目以降は、そのファイルを元に講義します。

第1-2週 シラバスの説明 幾何光学 波動
第3-6週 Maxwell方程式の復習 波動方程式とその解
第7週 ポインティングベクトル 電磁波のエネルギー
第8-10週 物質中の電磁波の基本的性質
第11-12週 物質の光学的性質
第14週 結晶中での電磁波の伝播
第15週 光学的異方性 複屈折 物質の時間応答
第15週 定期試験
第16週 試験問題の解説

不定期で授業時間に数回小テストを実施する予定(6回程度)なので、それに備えて講義内容の復習をする事。
参考書等
/Required Materials
小出昭一郎 「物理学」4章 裳華房 (ISBN:4785320745)
砂川重信 電磁気学の考え方 岩波書店(ISBN:4000078925)
教科書・参考書に関する備考 授業計画のところにあるように、PDFファイルを教科書として用います。2週目以降は、このテキストに沿った説明をするでで、忘れずに用意してください。なお、テキストの最後に書かれている「局所電場補正」と「クラマース-クロニッヒの関係式」は、授業では扱いません。興味のある学生の自主的な勉強を期待しています。
成績評価方法
/Grading Guidelines
授業中に複数回行う小テスト(30点満点)と定期試験(70点満点)により、合否を決める。
小テスト:
・講義内容の理解を確かめる問題
・計算能力を維持・高める事を目的とした、 不等式、線形代数、微積分等の数学 (高校レベル程度)の出題
定期試験:
講義内容の範囲を出題する

小テストと定期試験の合計で、100点満点中60点以上を合格とする。

各到達度目標の評価方法は、次のように行なう。
目標1~4.小テスト、期末試験において計算問題を出し達成度を評価する。
なお、計算問題は、問題の正しい把握と論理的思考によって、
正しい答えが得られるように作成してあるため、知識力、理解力、および計算力を
問う事になる。

履修上の注意
/Notices
再試験は行わないので、小テストと定期試験でしっかり点を取ってください。
なお、定期試験当日に試験を受けられなかった場合は、その事情を考慮する場合がある。
不合格の場合は、再履修する事。

電磁気学Bの講義の後半部分(Maxwell方程式の関連した項目)をあらかじめ復習していると、講義の理解に役立ちます。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
この授業の単位修得は、応用物理コースの学習・教育目標の(F)応用物理専門能力に対応する。
この授業の単位修得は、JABEE基準の(d)(2a)に対応する。
関連科目
/Related course
2年次後期開講の「電磁気学」(必修)を履修・理解していることが望ましい.
Maxwellの方程式を理解している事が望ましい。
3年次後期開講の「レーザー工学」(選択)および「光デバイス」(選択)を履修予定の学生は,この講義の単位を修得していることが望ましい.
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
講義内容の理解度を確認する小テストを、4回程度おこなう
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
該当なし
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
該当なし
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし