開講学期/Course Start | 2019年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 水/Wed 7,水/Wed 8 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 応用理化学系学科 |
対象学年/Year | 2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 演習科目 |
授業科目名/Course Title | 電磁気学演習/Exercises in Electromagnetics |
単位数/Number of Credits | 1.0 |
担当教員名/Lecturer | 佐藤 勉 |
時間割コード/Registration Code | B3216 |
連絡先/Contact |
佐藤 勉(K206 0143-46-5626 tsato@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours |
佐藤 勉(平日 12:10~12:50 他の時間も対応します.事前にEmail等で連絡をもらえると確実です.) |
実務経験/Work experience |
更新日/Date of renewal | 2019/03/16 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
電磁気学を学ぶにあたって、数学的表現の理解不足のために物理的な意味を十分に把握できないという問題が生じやすい。本授業では電磁気学に関する演習に取り組むことで、電磁気学で使用される数学的表現の物理的な意味を把握し問題を解く能力を修得するとともに、電磁気学の法則の理解を深めることを目的とする。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
(1)電磁気学で使用されるベクトル解析、ベクトル量の微分・積分等の数学的表現の意味を把握し、問題を解くことができる。 (2)電荷と電場の関係を理解し、ベクトル量の面積分とガウスの法則に関する問題を解くことができる。 (3)電場と静電ポテンシャルの関係を理解し、ベクトル場の微分に関する問題を解くことができる。 (4)電流と磁場の関係を理解し、ベクトル量の線積分、アンペールの法則・ビオサバールの法則を使い問題を解くことができる。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間);22.5時間 第 1週目 第 1週目 シラバスの説明、電磁気学演習の概要、ベクトル計算 第 2週目 クーロンの法則 第 3週目 静電場 第 4週目 ガウスの法則 第 5週目 まとめテスト(1回目) 第 6週目 静電ポテンシャルⅠ 第 7週目 静電ポテンシャルⅡ 第 8週目 コンデンサー 第 9週目 静電場のエネルギー 第10週目 まとめテスト(2回目) 第11週目 定常電流とオームの法則 第12週目 静磁場の基礎とアンペールの法則Ⅰ 第13週目 アンペールの法則Ⅱ・ビオ・サバールの法則Ⅰ 第14週目 ビオ・サバールの法則Ⅱ 第15週目 まとめテスト(3回目)、到達度の自己評価、授業評価アンケート ・毎回課す演習問題・宿題プリントも評価対象となるので欠席しないこと。 ・5週毎に,それまでの学習内容のまとめテストを行います.日々の復習を怠らないこと。 |
参考書等 /Required Materials |
電磁気学 : 初めて学ぶ人のために 砂川重信著 培風館 1997(ISBN:9784563022372) |
教科書・参考書に関する備考 |
教科書は使用しない。毎回、演習問題プリント・宿題プリント・解答例を配布する。また必要に応じて解説プリントを配布する。 本授業は電磁気学Aと並行して行う。電磁気学Aの教科書、プリント、ノートも参考になる。 電磁気学に関する書籍は図書館にも多数揃っています。自分にあった参考書を見つけてください。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
演習問題プリント・宿題プリント(全12回):60点、まとめテスト(全3回):40点の総合点100点満点のうち60点以上を合格とする。 各到達度目標の評価方法は、次のように行う。 目標1.まとめテスト(全3回)において計算問題を出題し、達成度を評価する。 目標2.まとめテスト(第1,3回目)において計算問題を出題し、達成度を評価する。 目標3.まとめテスト(第2,3回目)において計算問題を出題し、達成度を評価する。 目標4.まとめテスト(第3回目)において計算問題を出題し、達成度を評価する。 |
履修上の注意 /Notices |
毎回課す演習問題プリント・宿題プリントを必ず提出すること。 まとめテストを行うので予習・復習を怠らないこと。 まとめテストの再試験は行わないので、必ず出席すること。 不合格者は再履修をすること。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
同時期開講している電磁気学Aを必ず受講し,しっかりと復習しておいてください(本講義の予習に相当します)。 毎回課す演習問題・宿題プリントも評価の対象となります。毎回必ず出席してください。 オフィスアワー以外の時間でも適宜、質問を受け付けます。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
JABEE基準1(2)の(f)論理的な記述力、口頭発表力、討議等によるコミュニケーション能力主体的に対応し、(c)数学及び自然科学に関する知識とそれらを応用する能力、(d)当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力に付随的に対応する。 応用物理コースの学習目標(C)表現能力、(D)理工学基礎にそれぞれ対応し、特に(C)表現能力に関与する。 |
関連科目 /Related course |
応用理化学系学科1年生対象の基礎物理B(1年生後期開講の必須科目)を履修していることが望ましい。 関連科目は2年次前期に開講されている電磁気学A(必須科目)および2年次後期に開講されている電磁気学B(必須科目)である。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
毎週課す宿題を必ず提出すること。 5週毎にまとめテストを行うので日々復習を怠らないこと。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
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Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
1年次に学習した数学(微分積分)・物理学の知識を基礎とし、同時期開講の電磁気学Aと連携して、総合的な学習を行う。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |