授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2019年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 木/Thu 3,木/Thu 4
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 応用理化学系学科
対象学年/Year 2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 化学システム工学/Chemical System Engineering
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 大平勇一
時間割コード/Registration Code B3208
連絡先/Contact 大平勇一(ohira@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 大平勇一(Tue.10:30-12:00)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2019/03/07
授業のねらい
/Learning Objectives
化学反応,生物反応を工業規模で実現するために必要な概念であるエネルギー収支を学ぶ。化学反応,生物反応の温度制御に必要な基本的能力を養う。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
この授業の目標は以下の通りである。
(1) 基本的な用語を理解する(知識力)
(2) エンタルピー収支,Gibbsエネルギーと化学平衡について理解する(計算力)。
授業計画
/Course Schedule
総学習時間22.5時間

第1週 講義のガイダンス
第2週 物質の基本的性質(第1-4章)
第3週 物質収支(第5, 6章)
第4週 熱力学法則(第7章 7.1)
第5週 エネルギー保存の法則(第7章 7.1)
第6週 実在気体の比熱とエンタルピー(第7章 7.2)
第7週 高圧気体のエンタルピー,液体の比熱,蒸発潜熱(第7章 7.3, 7.4, 7.5)
第8週 熱化学,標準反応熱(第8章 8.1, 8.2)
第9週 燃料の発熱量,定圧反応熱と定容反応熱(第8章 8.3, 8.4)
第10週 反応熱に対する温度および圧力の影響(第8章 8.5)
第11週 反応器のエンタルピー収支,理論燃焼温度(第8章 8.6, 8.7)
第12週 平衡定数,標準Gibbsエネルギーと平衡定数K298(第9章 9.1, 9.2)
第13週 平衡定数に対する温度の影響(第9章 9.3)
第14週 平衡転化率(第9章 9.4)
第15週 まとめ

定期試験

学習内容を把握するための予習と,学習内容の理解を深めるための復習を心がけること。
教科書
/Required Text
化学プロセス計算 浅野康一著 共立出版 1999(ISBN:4320043529)
成績評価方法
/Grading Guidelines
・単位系,単位換算,物質収支,エネルギー収支,伝熱の基本原理について定期試験で評価する。成績は定期試験100点で評価し、60点以上を合格とする(点数を成績とする)。
・単位系,単位換算,物質収支,エネルギー収支,伝熱の基本原理について定期試験で評価する。目標(1)は記述問題,目標(2)は計算問題で評価する。
・再試験は行わない。
履修上の注意
/Notices
・原則として応用理化学系学科応用化学コース,バイオシステムコース2年生とする。
・第1週目の授業に指定した教科書を持参すること。
・予習ならびに復習をしっかり行うこと。特に演習問題は実際に計算してみること。
・講義の進行時期や項目内容等は習熟度合い等により変更する場合がある。
・再履修については応用理化学系学科3年生を優先し、以降座席に余裕があれば応用理化学系学科4年生,他学科履修の順とする。
・定期試験で不合格となった者は翌年以降、再履修とする。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
予習・復習を怠らず、知識を使いこなせるようになってください。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
 この授業の単位修得は、応用化学・生物工学プログラムの学習・教育到達目標の、
(B2):化学または生物分野の技術課題に対応して専門性を発揮できるように、理論と実験において応用化学あるいは生物工学に関する専門知識を修得する(2・3・4年)、に対応している。
 JABEE基準1の「(d)当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力」に対応している。
関連科目
/Related course
熱力学,物理化学A,化学工学基礎,移動論,反応工学,化学工学実験Aなど
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
講義内で演習を行う
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし