授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2019年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 木/Thu 1,木/Thu 2
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 機械航空創造系学科
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title セラミックス材料学/Ceramic Materials
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 亀川 厚則
時間割コード/Registration Code C2733
連絡先/Contact 亀川 厚則(X-204室/ 0143-46-5642/ kamegawa@mmm.muroran-it.ac.jp
なるべくe-mailでアポイントメントを取って下さい。)
オフィスアワー/Office hours 亀川 厚則(火・水曜日16:00-17:00
)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2019/08/23
授業のねらい
/Learning Objectives
結晶構造学、固体化学および固体物性基礎論で学んだ固体構造、化学結合、固体の電子的性質の基礎に立って、機能性材料としてのセラミックス(ファインセラミックス)の基礎化学・物理を理解し、セラミックスの応用化技術を修得する。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.主要な結晶構造の特徴や結合状態を理解し、問題を解くことができる。(計算力)
2.セラミックスの機能と固体化学や固体物性の知識を、関連付けて述べることができる。(理解力)
3.セラミックスの機能と応用に関し、関連づけて説明ができる。(知識力)
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間);22.5 時間
 1週目 シラバスの説明、セラミックス概論
 2週目 無機材料化学と結晶構造1:基礎無機化学
 3週目 無機材料化学と結晶構造2:配位数と結晶構造
 4週目 無機材料化学と結晶構造3:固体の微視的構造
 5週目 材料の作製プロセス1:粉体の成形と焼結
 6週目 材料の作製プロセス2:その他プロセス
 7週目 セラミックス材料の機能1:絶縁性と誘電性
 8週目 セラミックス材料の機能2:圧電性・焦電性・強誘電性
 9週目 セラミックス材料の機能3:結晶構造と誘電性
10週目 セラミックス材料の機能4:光学特性
11週目 セラミックス材料の機能5:電子伝導性とイオン伝導性
12週目 その他セラミックスの機能と応用
13週目 セラミックスの機械的特性
14週目 代表的なセラミックス材料
15週目 まとめ
16週目 最終試験
・最終試験のほか、2〜3回程度の中間試験を実施する予定である。
教科書
/Required Text
工学のための無機材料科学 : セラミックスを中心に 片山恵一 [ほか] 共著(ISBN:9784781910161)
参考書等
/Required Materials
ウエスト固体化学入門 A.R. West著 ; 遠藤忠 [ほか] 訳 講談社 1996(ISBN:9784061533714)
入門固体化学 L.Smart, E.Moore著 ; 河本邦仁, 平尾一之訳 化学同人 1996(ISBN:9784759807714)
教科書・参考書に関する備考 予習にあたっては教科書をよく読み、講義に臨むこと。講義は教科書、講義資料、参考書を元に行う。
講義資料は
http://www3.muroran-it.ac.jp/hydrogen/lec.html
で配布するので、適宜ダウンロードの上、予習復習に役立てること。
参考書としてあげたWest著「固体化学入門」は、固体化学の教科書としても用いられたが、本科目の予習、復習にも適している。
教科書は初学者を対象とした入門書を選定している。講義内容の十分な理解を深めるために、講義のキーワードなどを教科書以外で十分な復習を行うこと。
成績評価方法
/Grading Guidelines
中間試験および最終試験によって成績を評価する。
各試験については、やむを得ず受験できなかった学生は希望により追試験を受けることができる。
成績を100点満点で総合的に評価し60点以上を合格とする。
不合格の場合の再試験は行わない。次年度に再履修すること。
履修上の注意
/Notices
・教科書および講義課題などで予習をしてから講義に臨むこと。
・知識力、理解力などの向上を目指すために、適宜小テストを行うので十分復習をしておくこと。
・授業の変更や緊急時の連絡は授業中またはHPで通知をする。
http://www3.muroran-it.ac.jp/hydrogen/lec.html
・不合格の場合の再試験は行わない。次年度に再履修すること。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
この分野を俯瞰した基礎を習得するためには、指定された教科書だけでなく、他の専門書などを用いた自己学習が必要です。演習問題や試験問題も、履修者の能動的な姿勢を想定した作題をしますので、予習・復習は丁寧にすること。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
材料工学コースの学習目標の(D)に対応
JABEE教育プログラムの学習教育到達目標の(d)に対応
関連科目
/Related course
この科目の履修にあたっては、1学年開講・結晶構造学,2年次開講・固体化学,3年次開講・固体物性基礎論を履修しておくことが望ましい。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
小演習によって十分な復習を行っておくこと。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
特に課していない。
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
2年後期から3年前期に学んだことを基礎とし、実用材料に関する知識を深めること。
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%