授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2019年度/Academic Year  前期/First
開講曜限/Class period 月/Mon 9,月/Mon 10
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 機械航空創造系学科
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 固体物性基礎論/Fundamentals of Solid State Physics
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 葛谷俊博
時間割コード/Registration Code C2725
連絡先/Contact 葛谷俊博(K503 / 0143-46-5639 / kuzuya@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 葛谷俊博(木曜日 13:30-)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2019/03/10
授業のねらい
/Learning Objectives
結晶構造学、固体化学で学んだ固体構造、化学結合の基礎に立って、固体の多様な性質を習得する。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
目標1.結晶の電子状態を結晶構造や化学結合に基づいて理解し、具体的な例をあげて説明ができる。(理解力)
目標2.結晶の不定比性を理解し、固体の電気的性質に関する問題を解くことができる。(計算力)
目標3.固溶体を理解し、物質の生成と関連付けて正確に述べることができる。(知識力)
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間);24時間
1週目 シラバスの説明、セラミックス概論 プリント
2週目 結晶の格子欠陥と不定比性 pp.77-89
3週目 固溶体 pp.89-105
4週目 転位と結晶粒界 pp.105-116
5週目 相図の解釈(1) pp.313-342
6週目 相図の解釈(2) pp.313-342
7週目 電気的性質(1)半導体と金属 pp.343-349
8週目 電気的性質(1)半導体と金属 pp.366-375
9週目 電気的性質(2)超伝導 pp.350-365
10週目 電気的性質(3)イオン導電性 pp.375-411
11週目 電気的性質(3)イオン導電性 pp.375-411
12週目 電気的性質(4)誘電体 pp.412-422
13週目 磁気的性質 pp.427-450
14週目 光学的性質 pp.451-469
15週目 固体の結合様式と電子状態・物性の演習 プリント
16週目 定期試験
・授業時間冒頭に復習小テストを実施するので、準備すること。
教科書
/Required Text
ウエスト固体化学基礎と応用 A.R. West著 ; 後藤孝 [ほか] 訳 講談社 2016(ISBN:9784061543904)
参考書等
/Required Materials
入門固体化学 L.Smart, E.Moore著 ; 河本邦仁, 平尾一之訳 化学同人 1996(ISBN:9784759807714)
固体と表面の理論化学 ホフマン [著] ; 小林宏, 海津洋行, 榎敏明共訳 丸善 1993(ISBN:4621043870)
教科書・参考書に関する備考 他に授業に使用する必要な資料は適宜プリントとして配付する。
成績評価方法
/Grading Guidelines
目標1~3.適宜行う小テストを全て受験し(受験できない場合はレポート課題を提出。)、かつ定期試験の成績を100点満点で評価し60点以上を合格とする。

履修上の注意
/Notices
・毎回、学生証を持参すること(学生証を使って出席をとります)
・11回以上の出席が必要(風邪、クラブ活動による休みを含めて2回の欠席は認めるがそれ以上の場合は、非履修とみなす。欠席により小テストを受けなかった場合は、レポート提出で代用する)。
・予習をしてから講義に臨むこと。
・関数電卓を持参すること。
・知識力、理解力などの向上を目指すために、適宜小テストを行うので十分復習をしておくこと。
・授業中外の質問は大歓迎。
・授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。
・必要に応じ、定期試験不合格者に再試験を実施することがある。
・ただし、再試験に不合格の場合には再履修すること。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
適宜演習を組み入れて講義をすすめるので、自分で理解度をチェックしながら学習目標の達成に努めること。
予習をしてから講義に臨むこと。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
材料工学コースの学習目標の(D)に対応
JABEE教育プログラムの学習教育到達目標の(d)に対応
関連科目
/Related course
この科目の履修にあたっては、1学年開講の「結晶構造学」及び3学年開講の「固体化学」を履修しておくことが望ましい。
今後の関連科目は、3学年開講の「表界面科学」「セラミックス材料学」である。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
小演習によって十分な復習を行っておくこと。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
特に課していない。
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
2年後期に学んだことを基礎とし、3年前期のこの教科で知識を深めること。
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%