授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2019年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 火/Tue 1,火/Tue 2
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 機械航空創造系学科
対象学年/Year 2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 弾塑性力学/Basic Solid Mechanics
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 岸本弘立
時間割コード/Registration Code C2619
連絡先/Contact 岸本弘立(K-511 / 0143-46-5615 / hkishi@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 岸本弘立(月曜日12:00~13:00)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2019/02/13
授業のねらい
/Learning Objectives
力を受けた物体の変形についての物理的基礎を学び、応力と歪みの関係、弾性エネルギー、降伏条件など変形機構の要素を理解する。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1. 材料工学の専門能力
(1) 応力や歪みなどの固体の力学に関する基礎的用語を理解し、使用することができる。
(2) 固体に外力が作用して生じる応力―歪み状態を理解し、力学的問題を解析的に取り扱うことが出来る。
(3) 外力と固体の変形の関係を理解し、材料強度学などより高度な授業のための知識を得ることが出来る。
授業計画
/Course Schedule
総合授業時間(実時間):22.5 時間。
第1週 応力と歪み、弾性構成方程式。
第2週 2次元・任意の面での応力。
第3週 2次元・モール円。
第4週 E,G,vの関係。
第5週 シュミット因子、基底ベクトルの変換。
第6週 ベクトルの直交変換、応力の直交変換。
第7週 3次元・主応力・応力不変量。
第8週 3次元・モール円。
第9週 静圧、平均直応力、体積弾性率。
第10週 偏差応力、ひずみエネルギー。
第11週 降伏・弾性からの塑性。
第12週 トレスカの条件とミゼスの条件。
第13週 平衡方程式・つりあいの条件。
第14週 変位とひずみの関係式。
第15週 適合条件。
(第16週 定期試験

予習を行ったうえで講義に出席し説明をよく聞くこと、復習すること。不定期にレポートを課す。
参考書等
/Required Materials
弾性力学の基礎 高橋邦弘著 コロナ社 1998(ISBN:9784339043419)
塑性学 後藤學著 コロナ社 1982塑性学 後藤學著 NetLibrary (ISBN:9784339040388)
弾性力学 小林繁夫, 近藤恭平共著 培風館 1987(ISBN:9784560000000)
材料力学 中島正貴著 コロナ社 2005(ISBN:9784340000000)
教科書・参考書に関する備考 「弾塑性力学 =基礎編-」(室蘭工業大学材料強度学研究室編)
テキストは、室蘭工大生協・書籍店にて取り扱う。
(参考書等)
高橋邦弘 著、「弾性力学の基礎」コロナ社 定価3465円。#
後藤学 著、「塑性学」コロナ社、定価3045円。#
小林繁夫、近藤恭平 著、「弾性力学」培風館 定価4095円。#
中島正貴 著、「材料力学」コロナ社、定価2835円。
成績評価方法
/Grading Guidelines
定期試験およびレポートの成績で評価する。100点満点中60点以上を合格とする。不合格者には一度だけ再試験を実施し、再試験の成績のみで100点満点中60点以上を合格とする。再試験に不合格の場合には再履修すること。
各到達度目標の評価方法は,次のように行う。
1-(1) 定期試験、小レポートにおいて記述問題を課して達成度を評価する。
1-(2) 定期試験および小レポートにおいて計算問題を課して達成度を評価する。
1-(3) 定期試験および小レポートにおいて記述問題を課して達成度を評価する。
履修上の注意
/Notices
60%以上の出席が無いと定期試験の受験資格を失う。ベクトルや三角関数などの演算について充分な数学的基礎を有していることが必要である。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
「弾塑性力学 =基礎編-」は、図・式を主体とし簡単な説明が加えられたものである。充分な理解のためには予習を行ったうえで講義に出席し説明をよく聞くこと、復習による知識の整理が必要である。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
材料工学コースの学習目標の(D)に対応
JABEE教育プログラムの学習教育到達目標の(d)に対応
関連科目
/Related course
必要な履修済科目:「基礎物理A」、「基礎物理B」、「線形代数」、「解析A」、「解析B」。
今後の関連科目:「弾塑性力学演習」、「材料強度学」。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
不定期で小レポートを課し、特に計算手法の反復練習を行う
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし