開講学期/Course Start | 2019年度/Academic Year 後期/Second |
---|---|
開講曜限/Class period | 木/Thu 1,木/Thu 2 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 機械航空創造系学科 |
対象学年/Year | 2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 材料物理化学B/Physical Chemistry of Materials B |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 佐伯 功 |
時間割コード/Registration Code | C2616 |
連絡先/Contact |
佐伯 功(Room 709 in 7th floor at 6th building 教育研究6号館(K棟)709室 isaos@muroran-it.ac.jp ) |
オフィスアワー/Office hours |
佐伯 功(AM9-12 on every Wednesday 水曜日AM9-12 ) |
実務経験/Work experience |
更新日/Date of renewal | 2019/01/23 |
---|---|
授業のねらい /Learning Objectives |
素材を材料へ変換する操作は主に化学変化と物理変化からなっている。本講義ではこれらを支配している「平衡」を理解し、使いこなせるようになることを目標とする. |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1. 材料工学の専門知識 (1) (熱力学3法則)物理・化学的な変化が自発的に進む条件とは何かを理解する。 (2) (平衡)自発的な物理・化学的変化の到達点としての平衡を理解する。 (3) (相図)相平衡の図的な表現に慣れ親しみ、図を用いて現象を推測あるいは予測できる。 (4) (化学平衡)熱力学データベースとダイヤグラムを用い、一定圧力および一定温度における物理・化学的平衡を予測できる。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間): 22.5 時間 1週目 ガイダンスおよびオリエンテーションおよびスタートアップ(1)熱力学第一法則の復習 テキスト pp.28-72 2週目 スタートアップ(2)熱力学第二法則の復習 テキスト pp.78-102 3週目 スタートアップ(3)第一法則と第二法則の結合 テキスト pp. 104-117 4週目 純物質の物理的な変態(1)相図 テキスト pp.121-126 5週目 純物質の物理的な変態(2)相の安定性と相転移 テキスト pp.121-126 6週目 単純な混合物(1)混合物の熱力学的な記述 テキスト pp.140-147 7週目 単純な混合物(2)液体の化学ポテンシャル テキスト pp.147-151 8週目 単純な混合物(3)溶液の性質 テキスト pp.152-162 9週目 単純な混合物(4)活量 テキスト pp.162-167 10週目 相図(1)相、成分、自由度 テキスト pp.180-185 11週目 相図(2)2成分系 テキスト pp.185-190 12週目 相図(3)液体ー液体の相図以後 テキスト pp.190-198 13週目 化学平衡(1)自発的な化学反応 テキスト pp.206-215 14週目 化学平衡(2)平衡に対する圧力の影響 テキスト pp.215-216 15週目 化学平衡(3)平衡に対する温度の影響 テキスト pp.217-221 16週目定期試験 |
教科書 /Required Text |
アトキンス物理化学(上) Peter Atkins, Julio de Paula著 ; 千原秀昭, 中村亘男訳 東京化学同人 2009(ISBN:9784807906956) |
参考書等 /Required Materials |
絶対わかる物理化学 齋藤勝裕著 ; 講談社サイエンティフィク編集 講談社 2003絶対わかる物理化学 齋藤勝裕著 講談社 2003(ISBN:9784061550537) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
毎週実施する小テストが4点x実施回数 期末考査が1回で100-小テスト合計点 合計して100点満点のうち60点以上で合格. 期末考査に対する再試験は1回だけ実施。 小テスト合計点と再試験の合計点が100点満点中60点に達していれば合格。ただしこの場合は評価は可になる。 |
履修上の注意 /Notices |
1 第1週のガイダンスでは種々重要な注意を行う予定であるから、万難を排して出席のこと。 2 15週までの間に10回以上出席していること(未満の場合は、非履修とみなす)出欠は小テストの提出をもって代えるので遅刻は厳禁である。 3 指数、対数が計算できる電卓を持参すること。 4 資料の配布、講義に関する連絡はすべてe-learning system Moodleで行う。必ず登録すること。 5 不合格者の場合には再履修が必要になります。 6 小テストの解答には十分な復習と予習が必要です。講義の日はすぐに復習に取り組むように心がけましょう。記憶は時間とともに確実に消えてゆきます。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
小テストの範囲は実施した授業の内容プラス予告した試験内容とする。また小テストは授業のはじめに実施する、よって遅刻や欠席をしないよう注意すること。評価方法を見ておわかりのように、毎回の努力が結果を生みます。 出席要件の出席回数は「身内のご不幸など、やむなき事情にて出席できないことがありうる」ことを考慮して書いたものであり、理由なく欠席することを容認しているわけでは無いことを理解されたい。教務課に欠席届を提出しても、出席には繰り入れません。他の教員と解釈が異なるかもしれませんが、そのように取り扱います。 成績評価は厳格に行います。たとえ就職が決まっていようと、単位認定とは全く関係ありません。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
材料工学コースの学習目標の(D)に対応 JABEE教育プログラムの学習教育到達目標の(d)に対応 |
関連科目 /Related course |
この科目は、基礎化学(必修)、熱力学(必修))、熱力学演習(必修)および物理化学A(必修)の内容を十分理解していることを前提として講義を進める。今後の関連科目は、材料精製学(必修)、材料電気化学(選択)、表界面科学(選択)、耐環境材料学(選択)である。 |
備考 /Notes |
このクラスは日本語を使います. |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
小テスト |
---|---|
Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
|
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
|
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |