授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2019年度/Academic Year  前期/First
開講曜限/Class period 火/Tue 5,火/Tue 6,火/Tue 7,火/Tue 8
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 機械航空創造系学科材料工学コース
対象学年/Year 3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 実験科目
授業科目名/Course Title 材料工学実験B/Experiments of Materials Engineering B
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 安藤哲也,中里直史,田湯善章
時間割コード/Registration Code B2332
連絡先/Contact 安藤 哲也(K-612 / 0143-46-5647 / ando@mmm.muroran-it.ac.jp)
中里直史(K502 / 0143-46-5660 / nakazato@mmm.muroran-it.ac.jp)
田湯善章(K707 / 0143-46-5641 / tayu@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 安藤 哲也(月曜日 13:30〜15:00)
中里直史(水曜日 9:00~12:00)
田湯善章(水曜日 / 16:30 - 17:30)
実務経験/Work experience

更新日/Date of renewal 2019/03/06
授業のねらい
/Learning Objectives
 材料工学の専門科目に関する理解度を高めることを目的として、2~3年次に開講される科目に関連した事項を実験課題として与える。
 いずれのテーマも、自ら工夫し、実行し、考えなければ達成できないように設定し、卒業研究に取り組む基礎能力の獲得を狙いとする。また、実験を通して得られた事項を、的確に伝えアピールする能力が得られるようにしたい。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1. 材料工学の専門能力
 (1) 基本的な強度特性の評価法を理解する
 (2) プレゼンテーション資料を作成し、実験に関する発表を行うことができる
2. デザイン能力
 (1) 与えられた条件の下で実験計画を組み立てることができる
3. 問題解決能力
 (1) 与えられた条件下で必要な実験を遂行するため手順・手法を考えることができる
4. チームワーク
 (1) チームでの検討を通して他者の意見を聴き,自分の主張に有効に取り入れる能力を修得する
授業計画
/Course Schedule
総実験時間数(実時間):45時間

第1週
 ガイダンスおよび全体の安全教育を行う。

第2~13週
 以下の4大テーマをそれぞれ4週ごとにローテーションし、12週間の実験を行う。
 またそれぞれ実験の冒頭に安全教育を行う。
  1 材料試験Ⅰ(引張試験、硬さ試験)
  2 材料試験Ⅱ(シャルピー衝撃試験)
  3 材料のマクロ組織観察
  4 材料の組織と熱処理

第14~15週
 各自プレゼンテーション資料を作成し、プレゼンテーションを行う。

実験テキストを予習するなど、自ら学習して実験に臨むこと。
教科書・参考書に関する備考 オリジナルのテキストを配付する。
成績評価方法
/Grading Guidelines
実験の実施態度、レポート内容およびプレゼンテーション等を総合的に評価し、合計100点満点のうち、60点以上を合格とする。
目標 1-(1) レポートの記述内容により評価する
目標 1-(2) プレゼンテーションにおける発表内容により評価する
目標 2-(1) レポートに記述された実験条件設定の根拠により評価する
目標 3-(1) 実験中に実施する手法決定の議論と、その内容を記述したレポートにより評価する
目標 4-(1) チームでの議論、全体での議論と、それを記述したレポートの内容により評価する
履修上の注意
/Notices
本科目は物理学実験、化学実験および材料工学実験Aの単位を修得していることが履修条件である。

また、履修に際し以下を注意すること。
1 すべての回に出席し、すべてのレポートが受理され、プレゼンテーションを行うことが本単位修得の最低条件である。
2 授業中の質問は歓迎。オフィスアワーなどでも質問を適宜受け付ける。
3 授業日時の変更や緊急時の連絡は授業中または教育研究6号館1Fの掲示板で通知する。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
自分と周囲の安全は技術にかかわる者として最低のマナーであり最大のルールです。服装や立ち振る舞いのひとつひとつに意識し、実験に取り組んでください。良く考え、良く気をつけていなければ、満足な結果は得られません。そのためには実験の過程を正しくノートに記録し、センス良くまとめることが必要です。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
材料工学コースの学習目標の(D), (E), (H)に対応
JABEE教育プログラムの学習教育到達目標の(d), (e), (h), (i)に対応
関連科目
/Related course
2年次で実施した材料工学実験A(必修)に関連している。
3年次後期に実施する材料工学実験C(必修)に関連している。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
学生のグループにより実験を実施し、結果の共有および討論を実施する。
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
複数講義科目の知識を用いて、学生自身による実験条件・実験方法の設定を行う。
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%