開講学期/Course Start | 2019年度/Academic Year 後期/Second |
---|---|
開講曜限/Class period | 火/Tue 3,火/Tue 4 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 機械航空創造系学科 |
対象学年/Year | 3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar |
講義科目 |
授業科目名/Course Title | 技術者倫理(材料)/Engineering Ethics |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 安藤 哲也,藤木裕行 |
時間割コード/Registration Code | B2303 |
連絡先/Contact |
安藤 哲也(K-612 / 0143-46-5647 / ando@mmm.muroran-it.ac.jp)
藤木裕行(B304 46-5323 fujiki@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours |
安藤 哲也(月曜日 13:30〜15:00)
藤木裕行(火曜日 14:30~16:00) |
実務経験/Work experience |
藤木裕行(ガラスメーカーにおいて担当製造設備の機材設計に携わった在職経験を有する) |
更新日/Date of renewal | 2019/09/27 |
---|---|
授業のねらい /Learning Objectives |
技術者倫理の基本概念を理解し、技術者として身につけなければならない基礎的な技術者倫理に関する知識を獲得する。その上で具体的な事例をとおして、技術者の判断が社会や環境に与える影響を理解し,倫理的ジレンマの解決方法を多様な価値観を踏まえ考察する。本授業では,講義、グループ討論、調査、分析、発表などを総合して技術者倫理を修得する。 なお,技術者倫理には広い意味で研究者倫理を含める。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1. 技術および技術者の判断が社会や環境に与える影響や効果を認識し、技術者の専門職としての責任を理解することができる。【技術と社会・環境】(知識・理解) 2. 多岐にわたる分野にかかわる技術者倫理を総合的に理解することができる。【専門性と総合性】(知識・理解) 3. 技術や技術者がかかわる倫理的な問題について,その解決をするために重視すべき価値や技術者としての態度を,個人はもとよりグループで認識することができる。【価値の多様性】(価値・態度) 4. 技術や技術者がかかわる倫理的な問題に対し、倫理的手法を用いて解決する道筋を選択することができる。【判断力・問題解決能力】(能力・スキル) |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間) 22.5時間 第1週 (10/31)シラバスの説明、技術者,技術者倫理とはなにか(藤木) 第2週(10/8) 倫理とはなにか(増渕) 第3週(10/15) 事例研究:機械系(今井) 第4週(10/29) ヒューマンエラー(河合) 第5週 (11/5)企業倫理(須藤) 第6週 (11/12)情報倫理(岸上) 第7週 (11/19)内部告発(藤木) 第8週 (11/26)事例研究:材料系(河内) 第9週 (12/3)グループ討論説明・班分け・テーマ決定 第10週 (12/10)グループ討論 第11週 (12/17)グループ討論 第12週 (12/24グループ討論 第13週 (1/14))発表会 第14週 (1/21)発表会 第15週 (1/28)講評会* 第16週 定期試験 * 異分野の講師を招き参加する予定。 講師の都合で実施日が変更になることがあります。 *本授業では,技術者倫理と研究倫理は個別に扱うものではなく,多くの事項は共有するものとして取り扱う。例:環境・生命への配慮,安全保障への対応,ガイドライン・倫理規定 *授業前に教科書の該当する章を読み,あらかじめ理解をすること。 *授業時間外では,社会情勢の情報を得る努力,学修する事例の背景調査,グループ内での討論など,自己学修をするように努力すること。 |
教科書 /Required Text |
北海道技術者倫理研究会編 「オムニバス技術者倫理 第2版」 共立出版 |
参考書等 /Required Materials |
札野順「改定版 技術者倫理」日本放送出版協会 (2400円)
ウィットベック「技術倫理 1」みすず書房(2800円) 杉本泰治,高木重厚「大学講義 技術者の倫理 入門 第5版」丸善(1800円) 中村収三ほか「技術者による実践的工学倫理 第2版」化学同人(2200円) 佐伯昇/杉本泰治「技術倫理 日本の事例から学ぶ」丸善(2000円) |
教科書・参考書に関する備考 |
講義中にプリント類を配布する。 本学附属図書館に関連書籍およびビデオが多数有ります。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
レポート40%,グループ討論および発表40%および定期試験20%を総合して評価する。 100点満点で60%以上を合格とする。 各到達度目標の評価方法は次のように行う。 目標1について:レポート(関連した事項の記述)および定期試験(専門用語の知識と短文による論述形式)により評価する。 目標2について:レポート(関連した事項の記述)および定期試験(専門用語の知識と短文による論述形式)により評価する。 目標3について:グループ討論(討論成果物および参加意識)および発表会(発表内容、ピアレビュ、質疑応答の総合評価)により評価する。 目標4について:グループ討論(討論成果物および参加意識)、発表会(発表内容、ピアレビュ、質疑応答の総合評価)および定期試験(専門用語の知識と短文による論述形式)により評価する。 レポート グループ 試験 配分 目標1 25% 0% 5% 30% 目標2 15% 0% 5% 20% 目標3 0% 20% 0% 20% 目標4 0% 20% 10% 30% 小計 40% 40% 20% 100% |
履修上の注意 /Notices |
・履修上の注意 機械航空創造系学科の材料工学コースの学生に限る。 ・授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知する。 ・インターネット、パソコンの基本技術が必要です。 ・単位認定には出席率(=出席回数/授業回数)80%以上が必要です。 ・再試験は行わない。 3年後期の必修科目であるため、卒業着手に大きな影響があること認識すること。 (必要に応じて)不合格者は再履修すること。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
・講義に加えて調査、研究、討論、発表を行います。 ・授業(第1週~第8週)は1クラス制(A304大教室)と第9週以降は3クラス制(材料工学コースはK101教室)で実施します。毎時間の教室を確認してください。 ・授業中の質問は大歓迎。オフィスアワーなどでの質問も適宜受け付ける。 ・見やすいレポート(文字や書き方)を心がけること。 ・授業中の質問は大歓迎。オフィスアワーなどでの質問も適宜受け付ける。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
材料工学コースの学習目標の(A), (B), (I)に対応 JABEE教育プログラムの学習教育到達目標の(a), (b), (i)に対応 |
関連科目 /Related course |
フレッシュマンセミナー |
実務経験のある教員による授業科目 /Course by professor with work experience |
2.企業等から講師を招いて指導を行う科目 |
備考 /Notes |
外部講師紹介 新川拓哉氏(学術振興会特別研究員) 竹中 章二 ((株)東芝・テクニカルアドバイザー) |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
講義形式授業では毎週レポートを課す。 事例調査について十分な予習をする。 |
---|---|
Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
事例調査,討論,発表はグループで協働的に取り組む。 |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
事例研究では,これまでに学んできた各種科目および異分野科目の知識を総合し,倫理的な行動案の提案が求められる。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |