開講学期/Course Start | 2019年度/Academic Year 前期/First |
---|---|
開講曜限/Class period | 木/Thu 3,木/Thu 4 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 機械航空創造系学科機械システム工学コース |
対象学年/Year | 2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 演習科目 |
授業科目名/Course Title | 材料力学演習/Exercises in Mechanics of Materials |
単位数/Number of Credits | 1.0 |
担当教員名/Lecturer | 長船康裕 |
時間割コード/Registration Code | B2210 |
連絡先/Contact | 長船康裕(教員室(Room No.):B201,osafune@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 長船康裕(木曜日(Thu) 13:00~14:00) |
実務経験/Work experience |
更新日/Date of renewal | 2019/02/14 |
---|---|
授業のねらい /Learning Objectives |
材料力学は,材料,機械及び構造物の強度や変形に関する基礎的学問であり,機械や構造物の設計の基礎として広く他の工学分野に関連している. 材料力学演習 では,材料及び構造体の力学的性質,応力やひずみの概念,変形する物体の強度・破損や変形に関する現象及び理論的取り扱い等に関する基本的な例題を実際に解くことで,それらの理解と応用力を修得する. |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1. 材料力学に関する基本的な用語と内容を理解し,問題内容を理解することができる. 2. 軸,梁及びそれらの組合された構造部材に生ずる応力や変形に関する力学的現象を理解し,力学的解析ができる. 3. 実際の機械及び構造物の安全強度設計ができる. |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間);22.5時間 第01週:材料の力学的性質に関する演習 第02週:応力とひずみ,引張りと圧縮に関する演習 第03週:簡単な骨組構造に関する演習 第04週:熱応力に関する演習 第05週:引張・圧縮の不静定問題に関する演習 第06週:引張・圧縮に関する総合演習(第2章のまとめ) 第07週:せん断応力に関する演習 第08週:丸棒のねじりに関する演習 第09週:不静定ねじりに関する演習 第10週:片持ち梁のせん断力と曲げモーメントに関する演習 第11週:せん断力線図と曲げモーメント線図に関する演習 第12週:断面2次モーメントに関する演習 第13週:張出し梁の曲げ応力に関する演習(1) 第14週:張出し梁の曲げ応力に関する演習(2) 第15週:総合演習,まとめ 毎週,教科書の演習問題を中心にレポートを課すので予習と復習をすること. |
教科書 /Required Text |
基礎から学ぶ材料力学 臺丸谷政志, 小林秀敏共著 森北出版 2015(ISBN:4627665121) |
参考書等 /Required Materials |
材料力学 日本機械学会著 日本機械学会 2007(ISBN:4888981582)
演習材料力学 日本機械学会著 日本機械学会 2010(ISBN:4888981981) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
授業中の演習課題とレポート(宿題)を100点満点で評価し,60点以上を合格とする.演習課題とレポートの合計点から求めた平均値を成績とする. 演習課題を期日までに受理されたときは100点で評価する. レポートを期日までに受理されたときはA~Fの6段階で評価する. A:100 点,B:90点,C:80点,D:70点,E:60点,F:0点(未評価) 定期試験は行わない. 各達成度目標の評価は次のように行う. 目標1:材料力学で使用する基本的な用語に関して授業中の課題とレポートによって達成度を評価する. 目標2: 軸,梁及びそれらの組合された構造部材に生ずる応力や変形に関して授業中の課題とレポートによって達成度を評価する. 目標3:機械及び構造物の安全強度設計に関して授業中の課題とレポートによって達成度を評価する. |
履修上の注意 /Notices |
実施講義回数の80%以上の出席者を成績評価対象者とする. 不合格者は再履修すること(再試験等は実施しない). 材料力学を履修すること. レポートはA4サイズ罫線入りのレポート用紙を使用すること. それ以外の紙(コピー用紙,ルーズリーフ,A5サイズ用紙など)に書かれた場合は評価しない. レポートが2枚以上になった場合,左上をステイプラー(ホッチキス)でとめること.止めていないと場合は最低評価とする. 図表は定規,コンパスを使用して描くこと.フリーハンドで書かれている場合は大きな減点または未評価とする. レポートの提出先:B201室の緑色のポスト 演習時間中に課題が終わらない場合は,全ての設問を解答した後,B201室のポストへ投函すること.未解答部分がある演習課題は受理しない(未評価とする). 課題の締め切りは,演習実施日の翌日13:00までとする. レポートの締め切りは,次回演習の前日13:00までとする. 締め切り後のレポートは未評価とする. 遅刻は0.5の欠席とする. また,15分以上の遅刻は欠席とする. ことわりなく演習を中抜けした場合は欠席とする. 演習中の課題が未提出の場合は欠席扱いとする. 授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする. 欠席した場合でも演習およびレポートを期限内に提出できれば評価対象とする. 不合格者は再履修とする. |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
わからないことを放置せず,この演習を通して解決してください. 教科書の例題と演習問題を全て解答できるようになりましょう. |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応 (C) 工学専門知識の修得 ・機械工学に関する専門知識を駆使して,工学システムにおける課題を解決できる. ・エネルギー・環境、ものづくり,ロボットに関する技術的課題に挑むことができる. JABEE 基準1(2)との対応 (d)当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力 |
関連科目 /Related course |
<科目間の連携> ○この科目を履修する上で必要な主要科目 科目関連表において,1年生の車のサイエンス,熱力学Ⅰ,熱力学演習などの学科共通科目に関連する. ○この科目の履修を必要とする主要科目 科目関連表において,2年生の材料力学,構造力学基礎,3年生の機械システム設計学,機械製作法,4年生の弾塑性学に関連する. |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
毎週,教科書の演習問題を中心にレポートを課すので予習と復習をすること. |
---|---|
Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
|
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
|
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |