授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2019年度/Academic Year  前期/First
開講曜限/Class period 水/Wed 1,水/Wed 2
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 機械航空創造系学科
対象学年/Year 2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 演習科目
授業科目名/Course Title 機械力学演習/Exercises in Dynamics of Machinery
単位数/Number of Credits 1.0
担当教員名/Lecturer 松本大樹
時間割コード/Registration Code B2208
連絡先/Contact 松本大樹((B207) h_matsu@mmm.muroran-it.ac.jp
0143-46-5334)
オフィスアワー/Office hours 松本大樹(火曜日 16:00-18:00)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2019/02/15
授業のねらい
/Learning Objectives
演習を通じて機械力学の内容の理解を深める。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.力学の基礎が理解できること。
2.剛体の運動を理解できること。
3.1自由度系の振動問題を解くことができ、固有振動数の意味を理解できること。
4.1自由度系の強制振動の特徴を理解できること。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間) 22.5時間
1.ガイダンス,力学の基礎
2.力と力のモーメント
3.運動の法則,質点の運動
4.重心,慣性モーメント
5.慣性モーメント,剛体の運動解析
6.剛体の運動
7.1自由度不減衰系の振動
8.1自由度不減衰系の振動
9.エネルギー法
10.1自由度減衰自由振動
11.各種の1自由度系の自由振動
12.各種の1自由度系の自由振動
13.1自由度系の強制振動
14.各種の1自由度系の強制振動
15.1自由度系の力の伝達率と振動の絶縁


授業の進行に応じて変動することがある。
時間内の解答内容で評価します。講義の内容を十分復習して望むこと。

参考書等
/Required Materials
基礎振動工学 横山隆, 日野順市, 芳村敏夫著 共立出版 2015(ISBN:9784320082113)
機械振動学通論 入江敏博, 小林幸徳著 朝倉書店 2006(ISBN:9784254231168)
機械振動学 岩田佳雄, 佐伯暢人, 小松崎俊彦共著 数理工学社 2011(ISBN:9784900000000)
演習機械振動学 佐藤秀紀, 岡部佐規一, 岩田佳雄共著 サイエンス社 1996(ISBN:9784780000000)
基礎演習機械振動学 岩田佳雄, 佐伯暢人, 小松崎俊彦共著 数理工学社 2014(ISBN:9784864810111)
振動工学 : 振動の基礎から実用解析入門まで 藤田勝久著 森北出版 2005(ISBN:4627665415)
機械工学のための振動・音響学 鈴木浩平 [ほか] 共著 サイエンス社 1989(ISBN:4781905641)
メリアムカラー図解機械の力学 : 質点の力学 J.L. Meriam, L.G. Kraige [著] ; 浅見敏彦訳 丸善 2006(ISBN:4621077155)
メリアムカラー図解機械の力学 : 剛体の力学 J.L. Meriam, L.G. Kraig [著] ; 浅見敏彦訳 丸善 2007(ISBN:4621078879)
成績評価方法
/Grading Guidelines
授業課題を100点満点で採点する.
レポート課題をDからAで採点する.
全演習課題と全レポートの評価点の合計を平均し,その平均値を最終成績とし,100点満点中60点以上を合格とする.

A→100点(評価点)
B→85点(評価点)
C→75点(評価点)
D 再提出
再提出された答案は70点で評価する.

到達度目標の評価
1.力学の基礎が理解できること。
→1から3回の演習課題により評価する.
2.剛体の運動を理解できること。
→4から6回の演習課題により評価する.
3.1自由度系の振動問題を解くことができ、固有振動数の意味を理解できること。
→7から12回の演習課題により評価する.
4.1自由度系の強制振動の特徴を理解できること。
→13から15回の演習課題により評価する.
履修上の注意
/Notices
(1) 実施講義回数の2/3以上の出席を単位取得の必要条件とする。
(2) 白紙,または白紙に近い演習答案、D評価の答案は提出済みと見なさず、再提出を求める。期限内に提出されない場合には欠席となる。
(3) 機械力学(夜間主コースも含む)の講義を受講中もしくは受講済みであることを条件とする。
(4)関数電卓を用意すること
(5)不合格者は再履修すること。

・授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板などで通知する.
教員メッセージ
/Message from Lecturer
解答案はweb(moodle)で公開します.返却後に十分復習し,理解を深めることに努めてください.moodleは情報メディア教育センターのweb(https://wp.mmm.muroran-it.ac.jp/)からログインできます.
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応
(C) 工学専門知識の修得
・機械工学に関する専門知識を駆使して、工学システムにおける課題を解決できる。
・エネルギー・環境、ものづくり、ロボットに関する技術的課題に挑むことができる。

Jabeeの学習目標との対応
d)当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力
関連科目
/Related course
科目関連表において,同学期開講の機械力学,機構学,後期開講の機械振動学,3年生の機械システム設計学に関連する.
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
時間中の実施内容が不足している場合には,課題の再提出により成績向上を目指すことができる.
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
講義中には質問を常時受け付け,TA,教員で対話的に疑問点を解決している.理解している学生は理解していない学生に教えるなどの協力が可能な時間をとっている.
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
該当なし
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし