開講学期/Course Start | 2019年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 月/Mon 3,月/Mon 4 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 建築社会基盤系学科 |
対象学年/Year | 3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar |
講義科目 |
授業科目名/Course Title | 応用水理学/Hydraulics |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 木村克俊,中津川 誠 |
時間割コード/Registration Code | C1720 |
連絡先/Contact |
木村克俊(D312 0143-46-5269 kimura@mmm.muroran-it.ac.jp ) 中津川 誠(D310 0143-46-5276 mnakatsu@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours |
木村克俊(毎週月曜(12:00~12:30) および木曜(12:00~12:30)) 中津川 誠(月曜 12:00-12:30 火曜 12:00-12:30) |
実務経験/Work experience |
木村克俊(国立研究開発法人において港湾の施設の技術上の基準に関する作成業務に携わった在職経験を有する)
中津川 誠(国立研究開発法人と国土交通省の河川事務所において調査・計画・設計・施工・維持管理業務に携わった在職経験を有する) |
更新日/Date of renewal | 2019/09/27 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
河川調査や計画の実務で用いられている水理学の応用手法を習得する。 海岸・港湾の調査や設計の実務で用いられている水理学の応用手法を習得する。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.水循環の仕組みを理解し,降雨から流出に至る過程を定式化して実際の流出量の計算ができる。 2.河川水の流れの仕組み,実際の河川を対象とした不等流計算法を理解し、それらに関する実際の計算ができる。 3.土砂の流れの仕組み,河床変動計算手法を理解し、それらに関する実際の計算ができる。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間);2単位(60分/90分)X16回=24時間 第1回:流域水循環と水理学の応用 第2回:降雨流出(1)基礎 第3回:降雨流出(2)流出計算法 第4回:河川水の流れ(1)基礎 第5回:河川水の流れ(2)不等流計算法 第6回:土砂の流れ(1)基礎 第7回:土砂の流れ(2)河床変動計算法 第8回:河川氾濫水の流れ、中間試験 第9回:海岸・港湾における水理学の応用 第10回:波動理論(1) 波長および波速 第11回:波動理論(2)水粒子速度 第12回:波動理論(3)波力 第13回:波と構造物 第14回:海浜変形 第15回:海域利用技術 第16週 定期試験 ・必要に応じて演習をおこない,課題レポートを課す. ・事前学習について;シラバスに沿って講義を進めるとともに必要に応じて次回までに理解してくる内容を指示するので,予習をして講義に参加すること. ・事後学習について;上記のとおり課題レポートを課すので,定められた期限までに必ず提出すること. |
参考書等 /Required Materials |
河川工学 玉井信行編 ; 浅枝隆 [ほか] 共著 (大学土木) オーム社, 2014.10 改訂2版(ISBN:9784274216534)
河川工学 鮏川登[ほか]共著 鹿島出版会 1992(ISBN:4306022307) 河川工学 室田明編著 技報堂出版 1991(ISBN:4765514714) 海岸・港湾(二訂版) 合田良実著 彰国社1998(ISBN:4395410677) |
教科書・参考書に関する備考 | 必要に応じて授業中に資料を配布する。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
100点満点中60点以上を合格とする。ただし、評価点は100点満点中演習20点、中間試験40点、定期試験40点(中間試験は第1回~第7回分を、定期試験は第9回~第15回分を出題範囲とする。)の割合とする。なお、出席率が80%以上で中間試験と定期試験の両方を受験した者のうち上記評価点が100点満点中60点未満の者には再試験を課すが、再評価点が60点未満の者は不合格とする。 各到達度⽬標の評価⽅法は以下のとおりとする。 目標1〜6:レポート、定期試験において計算問題を出題し、達成度を評価する。 |
履修上の注意 /Notices |
1.履修には80%以上の出席率(=出席回数/講義回数)を必要とする。 2.授業中の質問を歓迎する。オフィスアワーでの質問も適宜受け付ける。 3.授業の変更や緊急時の連絡は授業中または学科掲⽰板において通知する。 4.流れの力学、水理学I、水理学IIの単位を取得していることが望ましい。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
1.水循環や実際の河川の流れの仕組みを理解し,防災や環境といった実際の問題に生かしていけるような方法論を習得する。 2.課題レポートは見やすい文字や数字を書くように,また,なぜその解答に至ったのかがわかるように記述すること。文字や数字が不明瞭で判読困難な場合,解答が合っていても導出理由が明確でない場合は加点できない場合があるので注意すること。 3.課題レポートを定められた期限までに提出しない場合は加点しない。 4.課題レポートは採点のうえ返却するので,復習に役立てること。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
土木コースの学習教育目標との関係 ○(C)将来能力 ◎(D)土木専門基礎 ○(F)環境保全・防災 ○(G)自然調和 |
関連科目 /Related course |
流れの力学、水理学I、水理学IIを習得していることが望ましい。本科目では後年次の水文学、河川計画学、海岸・海洋工学、港工学などの専門科目の履修に必要な基礎的事項の習得を目指す。 |
実務経験のある教員による授業科目 /Course by professor with work experience |
1.関連した実務経験を有している教員が担当する科目 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
講義内容に対し、直後に確認テストおよび演習を実施するので、十分に予習を行うとともに、講義に集中して知識の習得を図る。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
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Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
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Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |