授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2019年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 火/Tue 8,火/Tue 9,火/Tue 10
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 建築社会基盤系学科
対象学年/Year 2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 土木構造力学Ⅱ/Structural Mechanics Ⅱ for Civil
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 小室雅人
時間割コード/Registration Code C1610
連絡先/Contact 小室雅人(居室:教育研究1号棟・D210
内線:5228
E-mail: komuro@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 小室雅人(月・水曜日:12:10-12:45)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2019/09/11
授業のねらい
/Learning Objectives
土木・建築構造物の基本構造の一つである静定構造の力学的特性を扱う。具体的には,トラス構造の部材力の算定法,道路橋の設計で必要となる影響線の概念と計算法,短柱内部の応力および長柱の座屈現象を学ぶとともに課題演習を通して創造的な能力を養う。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.トラス構造の部材力を求めることができる。
2.影響線の概念ならびに各種構造の影響線を求めることができる。
3.偏心圧縮を受ける短柱あるいは塊体の任意点に生ずる応力を求めることができる.
4.核の概念を理解し,任意断面の核を求めることができる.Middle-thirdの考え方を理解する.
5.長柱の座屈現象を理解して,オイラーの長柱に関する座屈理論を理解し誘導することができる.
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間);33.75 時間
第1週:講義の概要説明,トラスの部材力の算定法(1):節点法1
第2週:トラスの部材力の算定法(2):節点法2と断面法1
第3週:トラスの部材力の算定法(3):断面法2
第4週:影響線(1):概念と単純および片持ち梁
第5週:影響線(2):ゲルバー梁
第6週:影響線(3):トラス構造,間接荷重の取り扱い
第7週:長柱と短柱:
第8週:短柱:偏心圧縮柱と内部応力
第9週:核と格点
第10週:塊体の安定と核の関係
第11週:長柱:座屈現象
第12週:オイラーの座屈荷重
第13週:任意境界を有する長柱の座屈
第14週:有効座屈長さと座屈係数
第15週:定期試験
教科書
/Required Text
構造力学[上] 崎元達郎著  森北出版(ISBN:4627425120)
構造力学[下] 崎元達郎著  森北出版(ISBN:4627425228)
成績評価方法
/Grading Guidelines
1) 定期試験の素点で20点未満の者は再履修とする(再試験の受験資格はない).
2) 60点以上で合格とする.
3) 上記1)に該当しない学生に対して,1回だけ再試験を実施する.再試験に不合格の場合には再履修をすること.
履修上の注意
/Notices
1) 80%以上の出席が必要(未満の場合は非履修とみなす).
2) 単位取得には90%以上の演習出席を条件とする.
3) 知識力,理解力,計算力などの向上を目指すために,毎週演習を実施するので十分復習しておくこと.
4) 材料の力学・構造力学Ⅰの内容を理解していることが必要である.
5) 授業中の質問は大歓迎,オフィスアワーなどでの質問も受け付ける.
6) 講義の変更や緊急時の連絡は,moodle2017にて通知をする(学科掲示板は使用しない).
教員メッセージ
/Message from Lecturer
1) 演習の補助として TA(大学院生)を配置するので,TA を十分活用してほしい.
2) 答案用紙は,採点しやすいように見やすく書くこと.
3) 構造力学は,人の生き死に関わる学問であることより,十分に理解度を深めることが肝要である.
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
(C) 将来能力:◯
(D) 土木専門基礎:◎
(E) 実験実習:◯
(G) 自然調和:◯
関連科目
/Related course
この授業の履修にあたっては,1学年開講の材料の力学と土木構造力学Ⅰを履修しておくことが望ましい.今後の関連科目は3学年開講の応用構造力学,鋼構造学,土木コンクリート構造学Ⅰ,Ⅱである.
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
理解度を確認するために,講義の後半に演習を課します。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし