授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2019年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 水/Wed 5,水/Wed 6,水/Wed 7,水/Wed 8
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 建築社会基盤系学科
対象学年/Year 2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 建築環境工学B/Environmental Engineering of City
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 福島明
時間割コード/Registration Code C1608
連絡先/Contact 濱 幸雄
オフィスアワー/Office hours 濱 幸雄
実務経験/Work experience 濱 幸雄(総合非鉄金属メーカーにおいて建築設計、施工管理、研究開発経験を有する)
更新日/Date of renewal 2019/09/27
授業のねらい
/Learning Objectives
建築の設計には好ましい音環境や光環境を実現するための理論の理解が必要である。この授業では,音環境、光環境に関わる物理現象とこれら環境要素と人間の感覚・心理とに関する基本的な関係を理解した上で,建築士試験問題などを通じて基礎知識・基本的事項を確認し、更に演習問題に取り組むことで応用力・展開力を身につける。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
音環境、光環境に関わる物理現象およびこれら環境要素と人間の感覚・心理とに関する基本的な関係を理解して説明できること,それらの知識を建築の設計に活用できる能力を修得することを目標とする。具体的には以下の5項目が達成目標である。
1) 遮音と吸音の区別ができる
2) 遮音性能を評価できる
3) 残響時間と吸音力の意味が分かり、残響時間の計算ができる
4) 日影線図により日当たりを調べることができる
5) 相当外気温の説明ができる換気のメカニズムを理解し換気量の計算ができる
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間):24時間

1週目 授業内容・履修に際してのガイダンス、建築音・光環境についての基礎知識
2週目 音に対する人間の反応 聴覚と音の物理表現法
3週目 騒音の影響と評価
4週目 壁の遮音特性
5週目 遮音計画
6週目 室内音響計画1
7週目 室内音響計画2
8週目 太陽と建築―太陽放射と地球の熱バランス
9週目 太陽位置
10週目 日照調整
11週目 日射
12週目 熱貫流と日射―壁面に当たる日射の扱い方
13週目 光と視覚
14週目 照明計画と色彩
15週目 総合まとめ
16週目 定期試験

講義の前週末までに講義に使用するスライドをMoodleにアップするので、教科書とともに自己学習してくること。
パソコン必携。
教科書
/Required Text
倉渕隆:初学者の建築講座 建築環境工学(第三版),市ケ谷出版社(ISBN:9784870710245)
成績評価方法
/Grading Guidelines
100点満点で、定期試験70%、小テスト30%の割合で評価し、この評価点が60点以上を合格とする。

各到達度目標の評価方法は,次のように行う。
目標1:小テスト,定期試験において,判定,論述問題を出題し,到達度を評価する。
目標2:小テスト,定期試験において,論述問題,計算問題を出題し,到達度を評価する。
目標3:小テスト,定期試験において,論述問題,計算問題を出題し,到達度を評価する。
目標4:小テスト,定期試験において,判定,計算問題を出題し,到達度を評価する。
目標4:小テスト,定期試験において,論述問題,計算問題を出題し,到達度を評価する。
履修上の注意
/Notices
1)再試験は行わない。
2)授業の変更や緊急時の連絡は授業中または学科掲示板およびメール配信にて通知する。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
講義はプロジェクターを使用して行い、講義中数回の小テストで、知識の習得を確実なものとする。演習項目については教科書に沿って進めるが、十分な理解のためには、予習復習が欠かせない。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
この授業の単位習得は、学科(建築学コース)の「(B)地球環境とのかかわりの中で技術と社会のあり方を理解すること」、「(F)実践や実習を重視した教育により、建築の環境・生産に関する基礎的知識と応用力を習得する」に対応している。
関連科目
/Related course
関連科目は、1年次開講の空間の環境、2年次開講の建築環境工学A、3年次開講の都市環境計画、及び建築設備である。
実務経験のある教員による授業科目
/Course by professor with work experience
1.関連した実務経験を有している教員が担当する科目
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
次回講義の範囲を毎回告知し,自己学習を前提とした講義を行う。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
実際の設計例を対象に、遮音性能、日影線図により日当たり評価、換気計算を行う。
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%