開講学期/Course Start | 2019年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 水/Wed 3,水/Wed 4 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 建築社会基盤系学科 |
対象学年/Year | 3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar |
講義科目 |
授業科目名/Course Title | 建築設備/Building Equipment |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 福島明 |
時間割コード/Registration Code | B1304 |
連絡先/Contact | 濱 幸雄 |
オフィスアワー/Office hours | 濱 幸雄 |
実務経験/Work experience | 濱 幸雄(総合非鉄金属メーカーにおいて建築設計、施工管理、研究開発経験を有する) |
更新日/Date of renewal | 2019/09/27 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
建物物用途に応じた機能や快適性を確保するために、温湿度の調節、水の供給処理、エネルギーの供給、情報の伝達、災害時の安全確保などの役割を担っている。個々の建築設備に関する基礎的な知識を習得する。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
建築設備システム・機器の名称や役割、用途を理解することを第一の目標とする。さらにそれぞれの設備システムを建物の設計に有効に活用できる能力を習得することを第二の目標とする。さらに一級・二級建築士や建築設備士受験に必要な基本的な知識を習得する。 以下の5項目が具体的な達成目標であり、建築設備の基本的な事項を理解し、建築が建築設備によって適正な機能と性能を有し、さらに建築が地球環境へ与える影響を少なくすることの重要性をも十分に理解することが最終目標である。 ①建築における建築設備の役割は何かを理解する。 ②給排水設備、衛生設備の基本構成を理解し、機器・装置の必要な容量算定法について理解する。(教科書2章) ③冷暖房・空気調和設備の基本構成を理解し、機器・装置の必要な容量算定法について理解する。(教科書3章) ④建築における省エネルギーと地球環境問題を具体的に理解する。 ⑤建築設備機器。システムに必要なスペースについて理解する。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間)︓24時間 内容は、(1)建築における建築設備の役割、建築設備の概要、建築の給水・給湯・排水のための給排水衛生設備、(2)建築の室内環境づくりのための冷暖房空調・換気設備、(3)建築とエネルギー使用そして省エネルギーと環境配慮建築までの基本的な知識・技術について、順次講義を進める。 各週のテーマは次のとおりで、項目の後の数字が教科書の各章に対応している。各週毎のテーマにしたがい、予習、復習項目を行うこと。 第1週 授業内容・履修に際してのガイダンス、 第2週 第1章 建築設備概論(教科書 P.2~18) 建築設備の役割(意匠、構造と設備)、地球環境と建築設備について学ぶ。 第3週~第7週:給排水衛生設備(教科書 P.22~93) 建築と水(給水、排水)について、水に関する基礎知識、給水設備、給湯設備、排水・通気設備に関する基本的な事項について学ぶ。 第8週~第12週:空気調和設備(教科書 P.98~159) 暖房設備、冷房設備、換気設備の基本的な仕組みとその設計の考え方、空調設備の役割、空調設備設計に関する基本的な事項、熱源設備、搬送設備、自動制御に関する基本的事項について学ぶ。 第13週~第14週:建築と省エネルギー(教科書外) 建築における省エネルギーの必要性、省エネルギーに関する基準、建築設計における省エネルギー、設備設計における省エネルギーに関する基本的な事項について学ぶ。 第15週:建築計画に必要な設備空間(教科書外) 設備方式と設備スペース、設備機械室の適切なあり方、建築プランと設備計画の進め方について学ぶ。 第16週:定期試験 次回講義のための予習範囲、講義資料を毎回moodleにアップする。 予習復習を行うこと。 パソコン必携。 |
教科書 /Required Text |
長澤泰:初学者の建築講座 建築設備,市ケ谷出版社(ISBN:9784870710238) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
100点満点で、定期試験70%、小テスト30%の割合で評価し、この評価点が60点以上を合格とする。 各到達度目標の評価については以下の通り。 1)定期試験:論述および計算 2)小テスト:moodleで行う。 |
履修上の注意 /Notices |
1)定期試験結果による評価点が60点未満の者には一度だけ再試験を実施し,再試験結果による評価点が60点以上は合格とする。 2)再試験による合格者の成績は,再試験結果にかかわらず60点とする。 3)授業の変更や緊急時の連絡は授業中または建築社会基盤系学科掲示板およびメール配信にて行う。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
⽔道がない、照明がない、暖房がない、換気扇がない、トイレがない、風呂がないといった建築物においても⽣活はできるだろう。建築設備とは、建築の安全性、快適性、健康性、利便性といった機能をさらに⾼度化し、我々の暮らしを豊かにするものである。⼀⽅で、そのためには何かしらのエネルギーを設備に投⼊しなければならない。つまり、いかにコストをかけずに快適性を得るか、といった最適化ができる専門家が社会に求められる。そのような観点を持ち、我々が⽇常利⽤している設備に触れてみると、さまざまな計画性が込められていることに気づく。建物竣⼯後に唯⼀動的に稼働し続けるものが建築設備である。いわば建物の内蔵であり神経である。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
この授業の単位修得は、学科(建築学コース)の学習・教育目標の、(F)実験や実習を重視した教育により、建築の環境・生産に関する基礎的知識と応用力を修得する、(H)積雪寒冷地に適した建築を 設計・施工する能力を身につける、に対応している。 |
関連科目 /Related course |
寒地建築構法,建築環境工学A,建築環境工学B,空間の環境 |
実務経験のある教員による授業科目 /Course by professor with work experience |
1.関連した実務経験を有している教員が担当する科目 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
次回講義のための予習範囲を毎回告知する 予習を前提とした講義になるので,必ず予習をすること |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
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Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
身近な建築設備に対して,問題点や解決方法,責任の所在について検討してもらう |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |