開講学期/Course Start | 2019年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 火/Tue 7,火/Tue 8,火/Tue 9 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 建築社会基盤系学科 |
対象学年/Year | 2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 主専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar |
講義科目 |
授業科目名/Course Title | 水理学Ⅰ/Hydraulics Ⅰ |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 中津川 誠 |
時間割コード/Registration Code | B1212 |
連絡先/Contact |
中津川 誠(D310 0143-46-5276 mnakatsu@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours |
中津川 誠(月曜 12:00-12:30 火曜 12:00-12:30) |
実務経験/Work experience | 中津川 誠(国立研究開発法人と国土交通省の河川事務所において調査・計画・設計・施工・維持管理業務に携わった在職経験を有する) |
更新日/Date of renewal | 2019/09/27 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
水理学は河川,海岸,上下水道などの水に関する防災・環境技術を学ぶための重要な科目である.本講義では,管水路を中心にその基本原理に重点を置き,基礎式の誘導とその適用性について講述し,演習を通して理解を深める. |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.「静水力学」の原理を理解し,静水圧と作用点,浮力,浮体の安定条件,相対的静止で生じる水圧や水面形が計算できる. 2.「運動量保存」の原理を理解し,流体が及ぼす力が計算できる. 3.「エネルギー保存」の原理(ベルヌーイの定理)を理解し,管路を流れる水の流速,圧力等が計算できる. 4.「流れの抵抗」の原理を理解し,抵抗で生じる力が計算できる. 5.エネルギー保存に摩擦抵抗や形状変化を考慮した実際的な「管水路の流れ」の原理を理解し,流速,圧力,エネルギーの変化等が計算できる. |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間);24+11.25=35.25時間 第1週 序論 第2週 静水力学(その1) 静水圧 第3週 静水力学(その2) 浮力と浮体の安定, 相対的静止 第4週 ベルヌーイの定理(その1) 基礎原理 第5週 ベルヌーイの定理(その2) 応用(ピトー管, ベンチュリ管) 第6週 ベルヌーイの定理(その3) 応用(オリフィス, せき) 第7週 運動量の定理(その1) 基礎原理 第8週 運動量の定理(その2) 応用(湾曲部への作用, 平板部への作用) 第9週 前半のまとめ 第10週 流れと抵抗(その1) 形状抵抗と表面抵抗 第11週 流れと抵抗(その2) 流れの摩擦抵抗 第12週 管水路の流れ(その1) 摩擦損失 第13週 管水路の流れ(その2) 形状損失 第14週 管水路の流れ(その3) 単線管水路の水理 第15週 水理学の応用(サイフォン),後半のまとめ 第16週 定期試験 ・演習においては小テストを実施するとともに,課題レポートを毎週課す. ・事前学習について;シラバスに沿って講義を進めるとともに必要に応じて次回までに理解してくる内容を指示するので,予習をして講義に参加すること. ・事後学習について;上記のとおり毎回課題レポートを課すので,定められた期限までに必ず提出すること. |
教科書 /Required Text |
水理学 玉井信行, 有田正光共編 ; 浅枝隆 [ほか] 共著 オーム社 2014(ISBN:9784274216732) |
参考書等 /Required Materials |
水理学の初歩 : はじめて学ぶ人のために 荻原能男著 東海大学出版会 2000(ISBN:4486015118) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
100点満点中60点以上を合格とする. ただし,評価点は100点満点中演習(小テスト+宿題)30点, 定期試験70点の割合とする. なお,出席率が80%以上で定期試験を受験した者のうち上記評価点が100点満点中60点未満の者には再試験を課すが,再評価点が60点未満の者は不合格とする. 各到達度目標の評価方法は以下のとおりとする。 目標1~5:小テスト,課題レポート,定期試験において計算問題を出題し,達成度を評価する. |
履修上の注意 /Notices |
1.履修には80%以上の出席率(=出席回数/講義回数)を必要とする. 2.授業中の質問を歓迎する.オフィスアワーでの質問も適宜受け付ける. 3.授業の変更や緊急時の連絡は授業中または学科掲示板において通知する. |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
1.将来技術者として活用できるように水理現象の基礎知識及び応用能力を身につけよう. 2.知識の習得を確認するため,毎回小テストを行う.小テストの結果は演習点として評価される. 3.小テスト,課題レポートは見やすい文字や数字を書くように,また,なぜその解答に至ったのかがわかるように記述すること.文字や数字が不明瞭で判読困難な場合,解答が合っていても導出理由が明確でない場合は加点できない場合があるので注意すること. 4.小テスト,課題レポートを定められた期限までに提出しない場合は加点しない. 5.小テスト,課題レポートは採点のうえ返却するので,復習に役立てること. |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
土木コースの学習教育目標との関係 ○(C)将来能力 ◎(D)土木専門基礎 ○(E)実験・実習 ○(F)環境保全・防災 |
関連科目 /Related course |
1年次開講の「流れの力学」の知識が本科目の基礎となるので履修を要する. 本科目の知識が2年次開講の「水理学II」に連動していく. |
実務経験のある教員による授業科目 /Course by professor with work experience |
1.関連した実務経験を有している教員が担当する科目 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
講義内容に対し、直後に確認テストおよび演習を実施するため、十分な予習を行なわせるとともに、講義に集中して知識の習得を図る。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
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Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
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Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |