授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2019年度/Academic Year  前期/First
開講曜限/Class period 月/Mon 5,月/Mon 6,月/Mon 7
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 建築社会基盤系学科
対象学年/Year 2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 主専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 土木構造力学Ⅰ/Structural Mechanics Ⅰ for Civil
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 栗橋祐介
時間割コード/Registration Code B1211
連絡先/Contact 小室雅人(居室:教育研究1号棟・D210
内線:5228
E-mail: komuro@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 小室雅人(月・水曜日:12:10-12:45)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2019/01/23
授業のねらい
/Learning Objectives
土木・建築構造物の基本構造としての静定梁の力学的特性を取扱う.具体的には,外力を受ける静定梁に生ずる応力としての断面力の解法や変形(たわみ)の解法を学ぶとともに課 題演習を通して創造的な能力を養う.
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1. 静定構造と不静定構造の区分を理解し,静定条件を理解する.
2. 静定梁の断面力の考え方を理解し,基本的な静定梁(単純梁と片持ち梁)の断面力を求めることができる.
3. 断面力の影響線の考え方を理解し,静定梁の影響線を画ける.
4. 間接荷重の考え方を理解する.
5. ゲルバー梁の考え方を理解する.
6. 梁の断面力と梁の応力度の関係を理解し,応力度を求めることができる.
7. 梁の変形(たわみ)を求める関係式を理解し,簡単な荷重に対するたわみを求めることができる.
8. 弾性荷重法による梁のたわみの算定法を理解する.
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間);33.75 時間
1 週目 概要説明,単純梁の荷重とたわみ
2 週目 単純梁の荷重とたわみ(演習1)
3 週目 梁の種類と荷重の種類
4 週目 梁の断面力(演習2)
5 週目 梁の断面力図(演習3)
6 週目 反力影響線と断面力影響線(演習4)
7 週目 影響線の活用(演習4)
8 週目 ゲルバー梁(演習5)
9 週目 間接荷重の取扱い(演習6)
10 週目 梁の応力度
11 週目 梁の応力度(演習7)
12 週目 曲げモーメントと曲率の関係(演習8)
13 週目 弾性曲線,単純はりのたわみ(演習9)
14 週目 弾性荷重法によるたわみの計算(演習10)
15 週目 弾性荷重法によるたわみの計算(演習11)
16 週目 定期試験
事前学習として小レポートを課すので,講義の始めに提出すること.
事後学習は,ノートや演習問題の復習を行うこと.
教科書
/Required Text
構造力学 崎元達郎著  森北出版 2012(ISBN:4627425120)
参考書等
/Required Materials
構造力学 伊津野和行, 野阪克義共著  森北出版 2009(ISBN:4627415117)
構造力学 I,能町純雄,朝倉書店(ISBN:9784254264319)
成績評価方法
/Grading Guidelines
1) 定期試験は60点以上で合格とする.
2) 60点に満たない場合には再試験を1回だけ実施する.
3) 20点未満の場合には再履修とする.
履修上の注意
/Notices
1) 80%以上の出席が必要(未満の場合は非履修とする).
2) 材料の力学の内容を理解していることが必要である.
3) 授業中の質問は大歓迎,オフィスアワーなどでの質問も受け付ける.
4) 講義の変更や緊急時の連絡は講義中または掲示板で通知をする.
教員メッセージ
/Message from Lecturer
1) 演習の補助として TA(大学院生)を配置するので,TA を十分活用してほしい.
2) 答案用紙は,採点しやすいように見やすく書くこと.
3) 構造力学は,人の生き死に関わる学問であることより,十分に理解度を深めることが肝要である.
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
土木工学コースの学習教育目標との関係
◎ (C) 将来能力
◎ (D) 土木専門基礎
○ (E) 実験演習
関連科目
/Related course
材料の力学→土木構造力学I→土木構造力学II→構造系創造実習→応用構造力学
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
次回の講義に関する自己学習を課す.中間テストを行う.
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし