授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2018年度/Academic Year  後期/Second
開講曜限/Class period 水/Wed 7,水/Wed 8
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 授業時間割参照
対象学年/Year 1年,2年,3年,4年
授業科目区分/Category 教育課程 副専門教育科目
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 日本文学/Japanese Literature
単位数/Number of Credits 2.0
担当教員名/Lecturer 佐々木 寛(窓口 上村)
時間割コード/Registration Code T6649
連絡先/Contact 上村浩信(Q601
kami@mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 上村浩信( 水曜日 16:30から17:00)
更新日/Date of renewal 2018/10/02
授業のねらい
/Learning Objectives
近代日本文学の古典的な作品二編を扱う。作品の精細な鑑賞・解釈を通じて、確認の喜び、
もしくは発見の喜びが得られれば幸いである。それが、文学に親しむきっかけになるだろ
うと期待するからである。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
文学史の概観的知識を持つ。また、文学作品の標準的な読解力、鑑賞力、批評力を養う。
授業計画
/Course Schedule
1週目:日本文学史概観1(古代~近世)
2週目:日本文学史概観2(近代)
3週目:中島敦『狐憑』読解1
4週目:中島敦『狐憑』読解2
5週目:中島敦『狐憑』読解3
6週目:中島敦『狐憑』読解4
7週目:中島敦『狐憑』まとめ
8週目:芥川龍之介『奉教人の死』読解1
9週目:芥川龍之介『奉教人の死』読解2
10週目:芥川龍之介『奉教人の死』読解3
11週目:芥川龍之介『奉教人の死』読解4
12週目:芥川龍之介『奉教人の死』読解5
13週目:芥川龍之介『奉教人の死』読解6
14週目:芥川龍之介『奉教人の死』まとめ1
15週目:芥川龍之介『奉教人の死』まとめ2

授業時間= 22.5 時間
スロー・リーディングの授業なので進行はほぼ予測がつくはずである。たとえば分からな
い語句は事前に調べておいたり、辞書を持参したりするなど、外国語科目のような準備を
して授業に臨んでほしい。
教科書
/Required Text
東郷克美・高橋広満編『〈異界〉文学を読む』(鼎書房)(定価2000 円+税)(ISBN:9784907282295)
教科書・参考書に関する備考 扱う対象は著名作家ばかりなので、参考書は多数あり、そのうちの何種類かは図書館に
も所蔵されているはずである。『鑑賞○○講座』や『○○アルバム』『○○の世界』『○○
読本』などと名の付く入門書で、その作家の全体像をある程度把握しておくことは有意義
である。
成績評価方法
/Grading Guidelines
到達度目標に示した文学作品の標準的な読解力、鑑賞力、批評力に対して総合的に評価
する。出席率75 %以上のものを対象とし、授業の内容に関する試験(論述問題等)を行
う。また、国語的な能力が基本なので、提出された答案の、漢字語句のひらがな表記や誤
字脱字の有無、文字・文章表記の丁寧さ・正確さなどの度合いも、当然、評価に関係する。
100 点満点中60 点以上を合格とする。
履修上の注意
/Notices
不合格者には再試験を1回課すが、対象作品を読んでいないことや授業を聞いていない
ことなどが明らかな、40 点以下の極端な低得点者は評価の対象外にする。評価の対象外
とされた者、また再試験によっても不合格だった者は、単位取得のためには再履修しなけ
ればならない。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
日本の近・現代文学の作品を読む授業ではあるが、当てて読ませるとテキストそのもの
が正確に読めない受講者が多いのは、まことに嘆かわしい。スロー・リーディングの授業
なので進行はほぼ予測がつくはずである。分からない語句は事前に調べておいたり、辞書
を持参したりするなど、外国語科目のような準備をして授業に臨んでほしい。
この「スローリーディング」という読み方は、一回限りのいわば「消費型読書」から、
繰り返し読む「生産型読書」へと至る第一歩であり、得られるものは大きい。また、それ
が、受講者がそれぞれの愛読書や愛読作家を見いだす手立てになればとも願っている。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
「JABEE(a):地球的視点から多面的に物事を考える能力」に対応する。

電気電子工学コース・情報通信システム工学コースの学習・教育目標 「(H) 多面的思考と科学技術倫理:電気電子工学分野の技術に対する社会の要請を理解し、社会や環境に与える影響について考えることができる能力を修得する.」に対応している。
応用化学コース・バイオシステムコース(応用化学・生物工学プログラム)の学習・教育目標の「(E)地域と広く世界に情報を求め、科学技術が人と自然に影響を及ぼすことを理解し、両者の調和を考えた科学技術の展開を考えることができる。」に対応している。

備考
/Notes
教科書のほか、必要な資料は適宜プリントとして配布する。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等)
スロー・リーディングの授業なので進行はほぼ予測がつくはずである。たとえば分からな
い語句は事前に調べておいたり、辞書を持参したりするなど、外国語科目のような準備を
して授業に臨んでほしい。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし