開講学期/Course Start | 2018年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 水/Wed 1,水/Wed 2 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 全学科 |
対象学年/Year | 2年,3年,4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 副専門教育科目 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 平和と憲法/Peace and Constitution |
単位数/Number of Credits | 2.0 |
担当教員名/Lecturer | 清末 愛砂(学部) |
時間割コード/Registration Code | T6646 |
連絡先/Contact | 清末 愛砂(akiyosue@mmm.muroran-it.ac.jp、0143-46-5816) |
オフィスアワー/Office hours | 清末 愛砂(水曜日:11:00-12:00 事前に必ずアポをとってください) |
更新日/Date of renewal | 2018/08/22 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
平和の概念、および日本国憲法の平和主義や基本的人権に関連する国内(とりわけ北海道)の事例と国外の事例に着目しながら、人権と不可分である平和にかかわる諸問題の基礎知識を修得する。またこれらを踏まえた上で、将来の平和(特に北海道の平和)にとって必要な視点を考える。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
(1)ローカル(特に北海道)な視点から、日本国憲法における平和主義・人権の意義・価値について理解することができる。 (2)国際的な視点から、日本国憲法における平和主義・人権の意義・価値について理解することができる。 (3)国内外(特に北海道)の具体的なテーマやさまざまな視点から、北海道の将来の平和の在り方について考えることができる。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間):22.5時間 1. 今、どのような時代に生きているのか 2. 平和とは何か:戦争の文化と平和の文化 3. 日本国憲法の前文と平和的生存権 4. 日本国憲法と戦争の放棄 5. 室蘭と戦争 6. 室蘭と安全保障関連法 7. 北海道の近現代史と植民地主義 8. 戦後補償について 9. 大学と戦争 10. 奨学金問題 11 ブラックバイト 12. 世界の軍事紛争について考える:パレスチナ・イスラエル問題を例にして 13. 治安立法・安全保障政策と平和 14. 矢臼別闘争からみる平和の価値と平和的生存権 15. まとめ:平和と北海道の未来 (16. 定期試験) 受講生には、授業を受ける際の事前学習として、新聞記事等のニュースや関連書籍を読み、現在の日本社会にはどのような平和に関連する問題が存在しているのか、それらに対してどのような政策がとられているのか、また平和を構築する上で求められる政策上の課題とは何かについて、自分なりに調べることを求めます。 |
教科書 /Required Text |
清末愛砂・松本ますみ編『北海道で生きるということ-過去・現在・未来』(法律文化社、2017年)(ISBN:4589038153) |
教科書・参考書に関する備考 |
教科書:清末愛砂・松本ますみ編『北海道で生きるということ-過去・現在・未来』(法律文化社、2016年) 参考書は特に指定しません。 授業の際に必要な資料を適時配布します。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
到達度目標(1)~(3)すべてにおいて、授業内に書いてもらうミニレポート(30%)と期末試験(70%)で評価し、合計100点満点中60点以上を合格とします。 期末試験の形式については、授業の際に受講生に伝えます。 |
履修上の注意 /Notices |
この授業を履修するにあたっては、以下の点に注意してください。 (1) 新聞等のメディアの報道や書籍を通して、時事問題に関係する知識を身につけるようにしておいてください。 (2) 再試験は行いません。 (3) 不合格者は再履修となります。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
他者の痛みに対する想像力をはたかせて、平和とは何か、暴力/非暴力とは何か、平和的生存権とは何かについて考えていきましょう。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
JABEE基準 (a)地球的視点から多面的に物事を考える能力 (b)技術者が社会に対して負っている責任に関する理解 学習・教育目標との対応 土木工学コースの学習・教育達成目標との対応 ○(B)良識ある人間性,倫理性,福祉への感性と健全なる心身を形成する(人間性) ○(C)未来に対する深い洞察力をもって高い視点から問題に対処し,将来にわたって豊かな能力を身につける(将来能力) 電気電子工学コース・情報通信システム工学コースの学習・教育目標との対応 (H) 電気電子工学分野の技術が社会や環境に与える影響を考える能力を修得する。 |
関連科目 /Related course |
日本の憲法、基本的人権論、ゼミナール「市民と公共」 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(予復習,反転授業,小テスト,振り返り 等) |
指定の教科書を進度に合わせて、事前に読んでくること。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%未満 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
本授業は講義形式であるため、対話的学修は取り入れない。 |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
導入科目「日本の憲法」から得た憲法学上の知識を基礎として、平和にかかわる問題を総合的に学ぶ。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |